突然の発射ならともかく、予告しているミサイルの警報すら出せないとは恐れ入ります。素直に失敗を認めた北朝鮮の政府の方がましなんじゃないかい。
「Wチェック」ち、各駅停車の旅じゃないんですよ。1分で大気圏を出たら、後はどえらい速度で進むんですがね。
先日のムサシアブミ。
展開完了。
裏山の山桜は、
終了しました。現在、ソメイヨシノが美しく散っています。
アケボノツツジは満開を迎えております。
腰はまだ痛い。
華道家の中川幸夫さんが亡くなった。93才。
若い頃はあまり好きではありませんでしたが、年とともに段々惹かれてゆきました。考えてみれば、成年男子で「お花」に傾倒する人はあまりいないと思います。
凡々とした華道家の中で、傑出した存在です。その割には世間の評価はいま一つのような気がします。また、外人には理解出来ないかもしれません。
今後、再評価の動きがあるかもしれませんが、絵画や彫刻と違い、写真でしか残らないのが残念なところです。
昨日は背に腹は代えられず、腰痛をおして奈半利町に納品に出掛けた。
立派な神棚。ご主人の話では、140年前に家を建てた大工が作ったものではないかということ。
同感です。少しも手慣れた所がないし、柱に恐ろしく目込みの魚梁杉を使っているあたり、建築のスケール感を分かっている人だと思います。
良く見ると凄いんだけれども、厭味な所が全くない。
昔は、棟梁が夜なべして神棚をプレゼントしていたのかもしれませんね。
今時の機械で作ったペラペラの神棚と比べると、文明は進んでも文化は廃れたというか、人間は馬鹿になりました。
懐が暖かくなったので、ホテル「なはり」でイカと野菜の天ぷら定食を頂く。流石にアオリイカを使っているようでした。
帰りに、田野町の「二十三士の墓」を訪ねました。
大した抵抗もせずに捉えられ、ポンポンと首をはねられたそうですが、追手は自国の藩士であり、複雑な心境ではなかったでしょうか。
電気屋のM君に、
「振動ドリル持ってる~?」 「あるで~。」
ということで、かねてから気になっていた地震対策をすることしました。
1階はコンクリートむき出しですので、鋳物の精密機械が転んだら再起不能だと思います。
桑原の手押し鉋は見るからに安定が悪そうです。左の自動鉋盤が転ぶ時は私も生きてはいないと思います。
奥のルーターマシンも幅が非常にスリムです。この2台は高額マシンなので、もう買い替えるゆとりはありません。
ショウレンとバールでこじって移動させます。重量は800キロ。
ついでに旋盤も固定しました。右の角鑿盤は広い台を付けたうえ、階段部分に縛り付けてあります。
固定にはこのタイプが一般的だと思います。外径14㎜。叩き込むと、地獄ホゾの要領でクサビが広がります。
こんな感じに固定出来ました。上にあるのは、刃物セッティング治具。
超高精度に作られています。しかし、4枚刃をうまくセット出来たためしがない。
こんな仕事は助っ人がいないとやってられません。
このタイプはピンを打ってクサビを拡げるようになっています。
工房の2階は床を張っていますし、倒壊対策をそこそこ済ませています。
機械を固定している人は意外に少ないのではないでしょうか。震度6~7が予想される地域では必要だと思います。
おかげで、また腰が痛くなりましたけど、一安心。
ても、津波が来て、火事にもなったら意味ありませんけど。アメリカ的にやれることはやっておこうと・・・・・。
いつも波乗りでお世話になっている入野松原(現黒潮町)の津波予想高さが全国一の34mとなりました。
ブチの小高い丘に建つオーシャンビューの町営住宅(5階建?)の最上階が30mと言いますから、殆ど全部海になってしまいます。
あくまで最悪の予想とは言いますが、地球のサイズからしますと30mも50mも紙のような薄さですから、起こる時には起こると考えなくてはなりません。
しかも、第一波は1~2分で到達する可能性があるそうです。しかし、大波が来るには時間があると思いますので、揺れの中、自転車で山を目指すしかないでしょう。
すぐに、対策と訓練が必要だと思います。
私のいの町も津波が仁淀川を遡上してくることでしょう。しかも震度は7で軟弱地盤と来ています。
地震活動は活発化していて待ったなしなのに、政治家は消費税にかこつけた争いをしています。まあこれも、政治に無関心な国民のツケなんですが。
行政はあてになりませんから、個々人で速やかに対策をとる必要があります。
経団連の米倉会長は原発の再開に躍起のようです。そんなに経済が大事なんかよ。
経団連の会長も回を追うごとに人相が悪くなっているような気がする。米倉は街金の社長みたいですね。
そもそも、女川と福島第2はギリギリの所で冷温停止に出来たわけです。また、福島第1の燃料棒貯蔵プールは発熱が進み、首都圏も避難を検討されていましたが、たまたま修理のため圧力容器に水を満たしていたため、更に地震で隔壁がずれたため大量の水が流れ込んで事なきを得ました。数々の偶然が重なったそうです。
関係者の「神がいるとしか思えなかった。」という発言はリアル過ぎて背筋の凍る思いがします。
ここまで脆弱で危険な原発の再開をこの時期に急ぐとはどういう考えでしょう。人がいなくなっても経済は存続するのでしょうか?
人間がどんどん短視眼的になっています。それが街金のオヤジならいいのですが、一国のリーダーでは困るんです。
国破れて山河ありという詩がありますが、原発事故がひとたび起これば、山河もなしという状況になります。オーストラリアやニュージーランドは受け入れてくれるかな。
東電や国も電力の不足を言うばかりで、新たな火力や新エネルギーの開発を急ぐ様子はまるでありません。政治家は国民そっちのけでもめるばかりです。あいつら本当にいらん。
もう一遍全部終わって、振り出しに戻ればいいんでしょうが、また原発事故があったらそうもいかんね。