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サーファーズ・ネック

サーファーズ・イヤーというのは、ご存知と思われる。水の侵入に対抗して、耳の穴が細くなるものだ。私も以前、健康診断で見てもらった時 「きてます、きてます、相当きてます!」と嬉しそうに言われました。まあ、耳が遠いのはいいや。

それよりも、あまり知られてないけど、サーファーにとって深刻な問題は首である。頸椎というのか。

波乗りは、ボードに腹ばいになって、前方を見て、パドリングする。立っている姿勢で言えば、のけぞって天を仰ぐ姿勢だ。これが、とっても首に悪い。ヘビー・サーファーの殆どが多少なりともこの問題を抱えている。

ボードの上に跨って、波待ちの多い、女性サーファーにはあまり聞かないが、乗っては沖に出るのを繰り返す、熟練サーファーには深刻な問題だ。

私も、レントゲンを撮ってもらったら、骨が少し変形しているそうだ。引っ張ってもらったら大分楽になりました。私の場合、幸い痺れが出るところまではいっていません。

そいで、日曜日の朝、起きると、ちょっと首ギックリみたいになってしまいました。仕事は出来るんですが、車をバックさせるのはキツイです。今回は大したことなくて、今日は大分いいです。

家具のお客様に、外科と整形の先生がいて、怪我をするたびに、「サーフィンは止めれんもんかえ?」と言われます。結構、面倒掛けてるサーファーが多いみたいですね。

高知の田舎にいて、サーフィン取ったら、山歩きでもせえっ、ちゅーんかい!


スピードライト SB-600

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ニコンのスピードライト買ってみました。プロに聞くと、純正は割高ですが、設定の必要がなく、シロート向きだそうです。最近は全部コンピューター制御だからな。

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早速、昨夜「やまぶき」で撮影。流石、カメラ内蔵のストロボより、光がよく回り込んでいます。

しかし~、お刺身が賑やかなんで、お酒や醤油が邪魔でした。機材以前の問題じゃ!

白いお刺身はシマアジで絶品でした。

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試しにバウンズで撮影しましたが、ちょっと面白い。ワインに付いてくるチーズも写っていたのでソフトで消しました。

椅子などの大物にも挑戦しましたが、どうも一灯では無理のようです。使い方が分からないせいかもしれませんが。


木型屋訪問

試作品製作のため、厚さ40センチの材を曲線挽きしなければなりません。ウチのリョービのバンドソーでは、30センチが限界です。

出入りの機械屋に、どこか心安く、機械を使わせてくれるところを探してもらいました。

挽き割高さ40センチの機械はあまりなく、製材所のバンドソーは直線専用です。でも、僅かに曲げることが出来れば、製材も面白くなると思います。

そこで、やっと見つかったのが、造船専門の木型屋さんでした。

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これは、スクリューが取り付く部分です。手前が船体側で、反対側は特殊な形状で企業秘密だそうです。ヨットのキールみたいですね。

リブにべニアをバイアスに貼り付けています。ほんで、微妙な部分はスチロールです。

実は、私もFRPでオブジェを作っていた時があり、殆ど同じ工程で懐かしく思いました。造船の場合は、砂型でメスを作り、鋳込みます。

肝心のバンドソーですが、刃が薄板用の軟弱なものしかなく、私が刃を発注して、再度挑戦することにしました。

ウチのリョービのバンドソーに幅25ミリの刃を付けて、厚さ30センチの曲線挽きをやってみましたが、矢張り、幅75ミリのステライト刃に比べると頼りなく、気色悪いです。

まあ、バンドソーは比較的安全な機械なので、切れても大丈夫だと思います。寿命は3日ぐらい縮むと思います。


ベンチに穴あけ

アホの森元首相の長男が、酒気帯び運転でコンビニに突っ込んだそうだけど、酒気帯びくらいで、そこまでするか~?

そんなことはどうでもいいけど、近年の日本の首相、ホントに情けない面々ですね~。

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ちゃんと仕事もしています。政治家と違って、一般市民は真面目に働かないと飯が食えないんです。でも、今日は木工家専用です。

前にも書いたけど、ベンチの座板の穴あけに、台湾製ラジアルボール盤を使いました。オモチャの機械ですが、手持ちドリルよりは正確な仕事をします。

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いや、今回、手持ちでいこうとしたんですが、試しにあけてみると、最初はどうしてもブレるので、0,3ミリほど太くなってしまいます。おそらく奥は大丈夫なので、円錐形に広がっているのでしょう。これは、いかん。

どうしても、ボール盤が使えないときは、予め木でスリーブを作っておくと完璧です。

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今日は、この後、脚の先を切って揃えて、塗装もして完成しました。

手持ち加工する前に、端材で試すとは、我ながらアッパレというか、自分でもビックリ!このことを忘れずにいきたいですね。


夏の味覚

夏バテということもないのですが、妙に雑用が多く、ブログの更新もままなりません。

今日も、あんまり力が入りません。

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夏の味覚は「やまぶき」から。手長エビの旬は夏だろうか?潜って獲るのにはいい季節ですが。

普通、瓜と一緒に煮たりしますが、これは唐揚げです。

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それから鮎。甘露煮です。なぜか梅干し入り。ハラワタも食べられます。

この2枚は、カメラに付いているストロボで撮りましたが、どうもいけません。食べログ専用に本格的なストロボを買うかな。ブツ撮りにも使えるかな?

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ほんで、やっぱりカツオよ!お酒でいくのが一番です。

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先日、テトラポットから剥がしてきた傘貝。まさに、今が旬。白子がパンパンです。

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その横で潜って獲ったツメタカ貝。壷焼きでいただきます。

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北山鮮魚店のお刺身2パック分を盛り付けてみました。このネタで、〆て700円は安い!

暑いので、落ちを考えられません。

ちゅう~か、熱い風呂に入ってから、「やまぶき」に行こうと焦っております。


ごく稀なこと。

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以前は、ウチのショールームの前に置いていたベンチなんですが、車での荷物の出し入れに大変邪魔なもんで、入野松原の海を望むポイントに引っ越したんです。

ほいで、時々ここをジョギングする若いママさんの目に止まり、ネットで調べたとかで、全然スタイルは違うんですけど、ダイニングテーブル用のベンチの注文が来ました。

珍しいこともあるもんじゃね。

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だもんで、今日は朝4時に家を出発して、6時から2時間ほど波乗りして、お客様を訪問して、打ち合わせをしました。

それから、また波乗りをして、北山鮮魚店のブリとカツオを買って帰りました。良かった良かった。

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波はややジャンクなコンディションでしたが、胸肩で、癖をつかむと乗れました。晴れたり雨だったりでしたが、涼しくて気持ちがいい。

霧雨が降るとき、海から陸に向いて、生まれて一番綺麗でパーヘクトな虹を見ました。陸からは見られません。無粋なサファー達も、波乗りを忘れて見とれていました。幅は500mくらいだったでしょうか。

海からですので、残念ながら写真はありません。



レジ前の攻防

昨夜から、準備万端波乗りの用意を整えていたんですが、今朝4時に起床するも、なんとなく気分が乗らず、ずっと冷房の中におりました。それでも暑かった。

たぶん海で波待ちしていたら、頭蓋骨の隙間から、直射日光がカラッポのに空間に差し込んでいたと思います。

ほんで、夕方涼しくなってから(むしろ、蒸し暑い)、パイル地のベットカバーを買いにファッションセンター・シマムラに行って来ました。ゴム付きのが¥500だから、やっぱり安いよな。

でも、パッケージは大きくて、豪華っぽくって、そこが妙に貧乏くさいよな。

閉店間際で、2つのレジには、それぞれ4人ほども並んでいます。男は私だけ。

圧倒的に有利と思われた方に進むと、パッと棚の陰から新手が現れました。仕方なく、別の列に並ぶと、前の人のカートの上下には、ぬいぐるみやなにやら沢山の品物が・・・・。

また、元の列に戻り様子を見ていると、やっぱりこっちが速そう。でも、レシートには赤い帯が出始めています。ガーン・・・私の番になって、ロールの交換じゃ!

すみません、しょ~もない話で。でも、こういう性格でないと木工では飯が食えないと思います。どんな仕事も似たようなものだと思います。


真昼の決闘

暑いですね~。仕事がひと段落したら、もういけません。全然やる気がありません。でも、今のうちに手を付けておかなければならないプロジェクトXがあり、ちっとは頑張っております。

ブログも全然やる気がなくて、今日は日曜の“ゴリ獲り”の画像です。

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右はS家のコースケ、1歳。左がモモちゃん、13歳。人間でいえば、幼児と婆さんですが、犬の場合は、実際はそれほどの差はないようです。

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ひたすら低姿勢でにじり寄るコースケ。雄と雌で、体格も同じくらいで、悪くない感じですがモモちゃんは、一切相手にしません。犬でも人間でも子供が嫌いなのです。

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モモちゃん、歯を剥いて威嚇しております。

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コースケは遊んでほしいのに、モモの周りをグルグル回るだけです。

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「ハァ~、ガキの相手は疲れるわ。」 大年増の貫禄です。もうちょっと、遊んでやれよ。


今日は、ちょっと二日酔いだったし、仕事も一段落したのでダラダラと過ごしました。でも、お客さんと長話したり、そこはそれ、年の功で時間を上手く使いました。

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これは、先日ギャラリーから頼まれた水差しの蓋です。そのギャラリーでフランス人作家のガラス器を購入されたお客様が、それを水差しに見立てるというので、何でか、私にお鉢が回ってきました・・・・・・・つまり、便利屋じゃな。

通常、水差しの蓋は真塗りと決まっていますが、ちと、オシャレじゃないので、ウォルナットに拭き漆で仕上げました。

茶道具ということで、それなりのお代は頂くようにしていたんですが、いざやってみると意外に難しく、つまみの形もデザインしなくてはなりません。

結局、最初のは全体に薄くし過ぎて失敗し、これは2作目。プロならそれ以上の失敗は許されません。

結論として、茶道具の製作はうんと請求しないと割に合いません。それに、今回は知らないお客様の仕事で、好みが分からなくてやりにくかったです。

でもまあ、私の“お道具買い”もあながち無駄ではない訳です。

実は先日、オークションに、青磁の蓋が出ていました。逆に、本体を木工旋盤で作るのも面白いと思い、入札していたんですが、意外な高値で落札出来ませんでした。桐箱に単体でしまってある“蓋”って、どういう使い道なんでしょうかね?