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マイナーチェンジ

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このバイオリンチェアーは、当社の製品では割合お高いにもかかわらず、ボチボチ売れます。私にしては凝ったデザインです。名古屋の個展に向けて4脚ほど作ることにしました。一度に30脚も作るところもあるそうですが、うちでは6脚位が限界です・・・・でも簡単な椅子なら12脚は出来ます。

実は、ひな形まで売ってしまったので、お客さんの所から借りてきました。今度返しに行く時、商品持っていって、なんか買ってもらおう。

この椅子は、日色ともゑさんが買ってくれた、最初のバイオリンチェアーじゃなくて、第二世代です。今回は更に改良を加えることにしました。上の写真のように後ろから見るとカッコいいんですが・・・・・・

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斜め後方からもいい感じです。

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前方からだと、座の部分がモッサリして、緊張感がイマイチ。ついでに全体に微妙な改良を加えることにしました。

他の椅子達にも毎回、同様の改良を加えていますが、大量生産ではないので、金銭的見返りがないのが難儀なところです。本当にバカバカしいと思います。

◎名古屋「トータク」での個展、ギャラリーの都合により1週間遅れの4月17日(土)~25日(日)となりましたので、よろしくお願いします。


解体治具

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久々に真面目な木工のブログです。昨日は軽快に作業が進みましたが、今日は未明から右側の顎の付け根が腫れて寝込んでおりました。唾を作る部分にバイ菌が逆流したのではないかという見立てでした。もう大丈夫です。

これは何の治具でしょうか?と言っても、すぐわかりますが。

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(どうも、縦画像に文章がうまく回り込みません・・・・)  そうです、一度仮組したテーブルの脚を打ち抜く道具です。

この部分の上下2ヶ所は、このタイプのテーブルの要ですので、正確な接合が必要です。何度も仮組を繰り返し、調整するのですが、嵌めるのは簡単ですが、抜くのは一苦労です。

今回、初めて治具を作りましたが・・・・・楽じゃ!こんなことに、なぜもっと早く気付かなかったのか。ここでも、リフターテーブルが重宝します。

これだけ長いホゾになると、かなり緩めに作っておかないと、接着剤を付けた本番では、木殺しが膨らんできて、途中で止まってしまいます。無理にプレスで押し込むと材を割ってしまいます。経験が必要です。

青いスプレーは間違えて燃やしてしまわないためです。


ハイエースのキッチン

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先日改造したハイエース・スーパーロングのキッチンを紹介します。木工の仕事でもあります。

杉のフローリングは大分くたびれていましたので、オスモカラーを塗り直しました。溝には砂が溜まっていました。犯人は犬・モモちゃん。おかげで、ツルツルになって滑り止めシートが手放せません。

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40W相当のLEDライトを内蔵しております。今までは読書灯は道具箱から一々取り出していましたが、非常に便利になりました。消費電力はわずか4,5Wだったと思います。

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シンク(漏斗)の取り付けは、額縁用の金具を曲げて固定しています。電動ポンプの付いたシンクは、使うこともないだろうと思っていましたが、個展などで1週間も連泊する時は重宝しそうです。

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温度計、ライト付きのデカ電波時計は前からのもの。中国バンザイ!

メガネケース、小枝のキーフックはキャンピング生活(就眠時)の必需品です。小市民的工夫がいじらしいです。私の木工の技が余すことなく発揮されています。意外に勉強になりました。

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キッチン全景。全てがクスノキのキャビネットからはみ出さないように作られています。たまの配送で家具を傷つけないためです。100円ショップの小物入れは便利です。意外に丈夫だし。

今回、後輪のタイヤハウスに寒冷地仕様のカバーを取り付けました。この部分は2重ではなく、フローリングを剥いだ時に結露が見られたからです。走行音も大分静かになります。

普通のサラリーマン、特に電車通勤の方とか、自家用車は金食い虫ですが、俺は「元取っとるで~!」 まあ、経済に余裕のある方には余計な御世話じゃわな。なあんで、金の話になると関西弁になるのかな?

*しかし、結構お金もかかりました。趣味と実益を兼ねてますからいいんですが。もう家は売ろうかな。ソニー損保の保険はキャンピング車の方が安かったです。でも、ネット保険はそれなりのもんです。


黄色

向かいの家が取り壊されて、駐車場になりました。随分安普請の家でしたが、解体されるのを見ていますと、構造は鉄筋で、基礎も相当なものでした。地震には最強だったと思います。

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今日は白いラインを引く業者が来て仕上げをしていました。コントラストがきれいだったんでパチリ。

昨日の舗装屋は、雨の中、雨具も着ずにズブ濡れでやっていました。暖かかったとはいえ、私はこういう仕事ぶりは好きでないです。特攻隊の片道切符じゃあるまいし、そんなことをしていたら体を壊してしまいます。

続けてなんぼの仕事ですからね・・・・と言いつつ不摂生は大好きな私です。


幻のTUNAMI

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昨日は、お天気がいいのと波があるので入野松原に出かけた。雨が上がって、空気が澄んでいます。

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朝の波はとてもハードな状況です。日曜日だから人も多かった。湘南のようではないけど。

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改装したスーパーロング、大変使い勝手が良くなりました。8フィートのT&Cは薄いもののロッカー少なく、一昔前の板という印象です。ハワイではいいかも。

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私も一本チューブっぽいのに乗りましたが、奥にポジションをとると、ベシッ!て潰されました。奥は走らんしな。

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昨日は津波が来る日でしたから、サーファーも11時には全員海から上がりました。ちょびっと高台に避難してカメラを構えていました。

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漁船も沖に避難し始めました。

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予定の2時半になっても、入野海岸には津波は現れませんでした。望遠レンズを付けて待っていたのにな。実は、本当に何ぞ被害でもあれば手伝うつもりでいました。TUNAMIは幻で良かったです。

しかし、須崎湾のように過去に津波の被害に遭っている場所は、1,2mを観測し、決して呑気にしてはいられないと思いました。


たまには文化的な、

夕方マンドリンのコンサートに行ってきました。先日、チラシ作りを頼まれたミニコンサートです。飲み友達のHさんがリーダーのようです。波乗りの疲れが今日出てきて、いい気分で聴けました。なんのこっちゃ?ベテラン揃いで超巧かったです。

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Hさんは「やっぱり最初は緊張する」と言っていました。こんな田舎のジジババ相手でもそうなんですから、オリンピックでトリプルアクセルを跳ぶのは大変なことですね。

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マンドリンの胴体は涙を半分に割ったような形をしています。チェンバロみたいな音色でした。チェンバロもレコードでしか聴いたことないですけど。たまには、映画やコンサートにも出かけんといかんな。ずっと御無沙汰じゃ。

この会場のホテルは“やまぶき”のすぐ近くなので寄りたかったけれど、明日のことを考えて我慢しました。


スーパーロングのキャンピング車登録

本日は、ハイエーススーパーロングのキャンピング車登録、1ナンバーから8ナンバーへの構造変更にかかわる真面目なブログで、一般の方は面白くもなく意味もありませんが、所有者には有益だと思います。

8ナンバー化のデメリットは2年間で税金等が¥2,5万高くなることですが、1年車検の手間と費用を考えると、チャラになると思います。

メリットは、高速道路料金です。何で11トントラックと同じ割増料金を払わないかんのでしょうか?当然1000円高速の恩恵も受けられます。完全無料化は難しいでしょうから、ナンバーによる格差は今後も続くと思われます。

意外に知られてないのがタイヤです。貨物車であれば縦剛性の強いだけの6プライタイヤが義務付けられますが、安全性の劣るものです。意味がわかりません。8ナンバーだと、大型ミニバン用のタイヤが選択できます。元、タイヤメーカに勤めていた私が言うので間違いはないです。

あ、なんか真面目なことを書いたら疲れてきました・・・・詳しいことは陸運局に行くと教えてくれます。関係する部分の仕様書のコピーをくれると思います。

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奥のベニヤ板とタル木で作ったものが自称ベットです。200×120㎝。これでOKが出ました。エアーベットはオートキャンプ用の本格的なものでもダメだそうです。

キッチンも条件が大変厳しくなっています。特に立ち位置の天井高は全域で、きっちり160㎝必要です。私の場合、フローリングを切り抜きました。これでも、窓側はわずかに低いのですが厳密には計らないようです。ミッドルーフ車などはスペアタイヤの部分を板金で35㎝掘り下げたりするそうです。

詳しいことは自分で調べて下さい。大変ですがメリットはあります。審査基準は係りの人によってもバラつきがありそうですから、1,2回は相談、実車見分が必要だと思います。私は説得力を増すため、当日はポータブルトイレも載せていました。

日常、実際に貨物として使用されている方は、いろいろと問題があり止めておいた方がいいようです。あくまでキャンピングカーということです。まあ、この車で電気工事に行ったり、営業に回る人は少ないでしょうが。

ナンバーがおりて、2日間で、短距離でしたが2度ほど高速を使いました。200円くらいの違いですが、10年も乗れば随分な金額になると思います。

*私の車は以前、後部座席を取り外して、3人乗りとして改造申請していましたから、比較的簡単でした。6人乗りはもう少し面倒です。


ボードの破損から立ち直る?

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今日は雑用が全部片付いたので、また、非常に暖かかったんで、入野松原にサーフィンに出かけました。波は風が入ってグチャグチャでした。

折れたアルメリックのロングボードの修理が出来てないので、8フィートでペラペラのT&Cで入りました。相当前にハワイで買ってきた板です。中途半端なのであまり乗っていません。パドルはしんどいけど意外に使えそうです。しばらく、これでやってみるかな。

海から上がって、風の中、裸でいても寒くありませんでした。海水はまだちと冷たい。

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午前中で切り上げて、お昼は近所の“大田食堂”でラーメンを食べました。450円也。実は波乗り“いのチーム”のO塾長がやっています。ハンターでもあります。

最近のインパクトの強いラーメンとは違い、殆ど天然だしのやさしいスープです。しかし、先代から数十年守られてきた味は絶品で、格が違います。小ライスを付ける人も多いです。

ここは、他に昼の定食とコーヒーぐらいしかありませんが、根強いファンがいます。あと、夏はソウメン、トコロテン、かき氷、冬はおでんがあります。


後悔先に立たず

本日は、朝から原木市場に出かけた。お目当ての朴(ホウ)は他県から買い付けの製材業者が来ていて、大分高値で、競り落とすことが出来なかった。安いもんですから、その気になればいけたのですが、在庫もあり無理をする必要はないと判断しました。その方が「高知は面白い木が一杯ありますね~」と感心していました。

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後悔はその事じゃないのです。銘木商のAさんが持っているケヤキのことなのです。長さは5mくらい、半割りにした材で直径はほんの50㎝というところでしょうか。大きいわけではないのです。軽く表面を削ってあるんですが、細かい花弁のような上品な杢が出ています。ケヤキを20年近く見てきた私ですが、しびれます。

最初に見たのは5年以上前です。恐ろしく高額で買えるような代物ではないのですが、市場から姿を消した後も忘れられず、聞けば倉庫に保管してあるということでした。その後2度ほど人を介して探りを入れてもらったのですが、どうも簡単に手放す気はないようでした。この不景気だし、最後には俺の所に来るかなと、高をくくっていました。

その辺に転がっている木を、高額商品に仕立てるのを得意としている、詐欺まがいの私ですが、矢張り、ここぞという時には、銘木もいるんです。李朝の小箱を作るなら、一生使えそうです。

それで、今日は意を決してAさんに相談を持ちかけました。そしたら「 あ~、あれは鴨居に使った、いいのが取れたわ!」 ガーン!!もう何年も見てないけど、頭の中では製材の仕方まで考えていたんです。その後、反対側の材も製材所から出て来て、高値で転売したとおっしゃっていました・・・・・・・グ~!

後悔先に立たず、借金しても買っとくべきだった。Aさんは「あんなの二度とお目にかかれない、吉良君も頑張りや」と捨て台詞を残して去って行ったのでした。


忙しかった一日

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今日は、1日忙しくて疲れました。主に気苦労です。朝9時にトヨタのディーラーに昨日頼んでいた委任状を取りに行きました。構造変更を自分でやる場合には必要なそうです。本人名義であれば必要ありませんが。

車検作業自体は5分程で終わりますが、初めてなので、ちょっと慌てました。構造変更の審査は別のラインでやり、少し時間がかかります。でも、昨日OKをもらっているので簡単に済みました。しかし、自賠責保険の加入や、重量税を納めたり、ナンバー外したり、スムーズに運びましたが、 結局2時間以上かかりました。

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陸運局は混んでもなく、書類の記入もそれほど困難ではありません。普通の車検なら30分ほどで終わるのではないでしょうか。さほど距離を走らない4ナンバーは2回に一回は自分で済ましてもいいと思います。

目出度く、ナンバーがおりると、封印場で取り付けます。封印のアルミのポッチがないので焦っていたら、係りの人が来て最後に簡単なチェックをしてポッチを挿入してくれます。これで無罪放免です。生まれて初めて2年車検へ仲間入りです。

陸運局の人たちは、公務員にしては親切で、臨機応変に対応していて気持ちがいいです。まあ、ここは真面目にテキパキ働かないと、さばき切れないでしょうからね。

それから、再度トヨタに行ってプリウスを横目で見つつ、ETCを中型車から普通車へセットアップをしてもらいました。ヤッター!これで、はれて高速料金は普通車と同じです。

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吉野家で並、玉(ぎょく)、お新古の昼飯を食べた後、明日の原木市の下見に行きました。時期的には一番いいのに、出てる材はとても少ないです。不景気なんで、皆さん山から切り出してないのです。実際、木も少なくなっていますし。明日は久々に買うかな。でも、相場は少し高めなのだそうです。

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ついでに、製品の市場もチェックしてきました。一度でも鋸を入れたものは“製品”と呼ばれます。ここもガランとしています。10年くらい前は山盛り一杯出ていたんですが。

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海回りで帰っていたら、ケーソンでも運ぶのか巨大なクレーンが浮かんでいました。写真ではわかりにくいですが、高さは100m以上あるかもしれません。

なんだか、良かったような、虚しいような一日でした。