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立花隆の・・・

年末のNHKで立花隆のがんのドキュメントをやっていた。彼自身、一昨年膀胱がんになり、再発の可能性が高いそうだが、自分で企画を持ち込んだのだという。

私の親類にもがんで亡くなった人はいて、気味の悪い番組だから見ないつもりでいたのだが、立花隆だからまあ見てみようと思いました。最近はマスコミに登場する知識人も怪しげな人が多く、随分日本人も落ちたものだと思います。その点、彼は「知の巨人」という評価は大げさかもしれないけれど「日本人の良心」だと思います。

全部は見れなかったんですが、がんとは生命の進化になくてはならないもので“生”と表裏一体であると知りました。なんだか爽やかな内容で、興味深く、がんて意外にいい奴じゃん、がんで死ねるなら本望?とまで思いました。

がんの営みは、正常細胞と同じなので根治は難しく、抗がん剤でがん細胞をたたくというのは、正常細胞にも遜色ないダメージを与えてしまうようです。実際の話、各国の最前線の医学博士たちが「治療法を見出すには50100年はかかる」と言っていました。

おかしかったのは、日本の医学関係の集まりで講演した立花隆が「私は再発しても、抗がん治療は受けない」と明言していたところです。お医者さんたちは「俺たちの商売、どうしてくれるんじゃい!」と憮然としていました。私の知人の看護婦さんも「治る見込みもない患者さんの体を切り刻んで、僅かばかり寿命が延びてどうすんじゃい」・・・・と先生の前では言えないと話していました。金もないんだし、医療も変わるでしょうね。

いや~、立花隆はカッコいいオヤジですね。でも、僅かな人数ではゾンビみたいな政治家に立ち向かえません。


李朝曲面バンダジ出来ました。

Dsc_0027p 曲面バンダジやっと出来ました。

スッキリしていい感じなんですが、どうも私の木工は苦心の跡が見えないというか、軽薄というか、性格が出ています。

先日友人が来て「なんじゃこりゃ!曲がっちゅう!どうやって作った?」(竜馬伝の放送もあり、今年は土佐弁を多用していきたいと思います)と、びっくりしていました。でも、感性のない普通の人が見ても気が付かないと思います。まあ、そういう人は木工品なんか買わないので問題はありませんが。

Dsc_0014p スッキリしたバンダジとは裏腹に、工房はグチャグチャニなっております。完全に金工室と化しております。本日、片付けて木工室に戻すのに半日かかりました。

Dsc_0020p 電気溶接の“お面”ともしばらくサヨナラです。実際は後ろに見えるホースのアセチレンと酸素を使うことが多いです。

今日は、海に行きたかったんですが、大事をとって止めにしました。「やまぶき」にでも出掛けるか。


やっぱり手間のかかる金具の製作。

Dsc_000466 なんか、もう厭になってきたけど、金具の製作はまだまだ続いています。

やっぱり、本体と同じくらいの時間がかかるんですね。焦ってもしょうがないわ。

これは、運ぶための手掛けです。軽いんで華奢な作りです。黒焼きしています。

Dsc_0008l 今日は錠前も作りました。

こんなものでも、指を擦ったら出てくる“小人”を総動員しても(そりゃ、垢じゃろ)半日はかかります。

錠前破りの方が金になるのは明白です。最近は“壁”を破るようですね。

ちなみに、アセチレンガスのススで鼻の穴は真黒になります。

でも、明日でなんとか金具は終わりそうです。ほしたら、もうちょっと実のあるブログが書けると思います。


道は遠し・・・・。

やっと復帰しました。よく寝ました。その割には食欲は旺盛でした。ホントに風邪だったのか?

Dsc_000933 とうに完成していなければならない金具にまだ手こずっております。

以前にも書いたと思うんですが、本来金属彫刻をやっていた私にとって金具の製作は“デザイアー”楽しみにしていたことなんです。

しかし、いざやってみると、金具の出来不出来によって、コツコツやってきた本体の製作の良否が決定されます。さらに、金具のデザインは木工と違って自在でありますから、その意匠の組み合わせは無数にあります。

そんなんで、いざ取り掛かると、手が進まなかったりして、ダラダラして、風邪もひいてしまう訳です。難儀なことですね。

これは場数を踏んで克服していく以外にありません。それにしては歳をとり過ぎました。100歳まで現役バリバリだったらなんとかなるかもしれません。

でも、100歳でバンバン稼いだら、金の使い道もなく侘しい限りです。うんと高いお茶菓子でも買って、若い娘にアーンとやってもらうことぐらいしか思いつきません。バカ殿か。


李朝の文具

どうやら、風邪をひいたみたいです。本読んで、グーグー寝ています。熱はないし、今夜は飲みに行きたかったんですが、止めておきます。別に自営ですから何してもいいんですが、時間のロスは厳しいものがあります。

Dsc_0006kk 最近オークションでゲットした本です。大当たりでした。他では見たことがない“水滴”が多く出ています。

日本の“香合”を集めた本も持っていますが、むしろ、稚拙でワンパターンとも言える、李朝の小物の方がずっと魅力的なのは不思議です。

Dsc_0012l これはカエルが2匹張り付いた水滴。長辺が10センチです。結構デカイな。真面目くさって、こんなもんを作っていたんでしょうね。立方体も見事です。

天文学的なお値段でしょうが、いっぺん手のひらに載せてみたいものです。

日本では陶磁器と言えば壺とか、茶碗が第一のものですが、朝鮮では文具が最も大事らしいです。

合同で出版物を出すとき、相当もめたそうです。どっちを先に出すかで。確かに、壺より面白いですね。


愚痴

本日はどうも気分がすぐれないので、難しい書物など紐解いて過ごした。自営業の気楽な側面ではある。

どうやら、50歳にもなって寒風吹きすさぶ中、2時間もサーフィンをしたのが原因のようだ。筋肉痛もひどいし、膝も心配だ。急にやり過ぎたな。少し下半身を鍛え直さないとだめだな。

ところで、こんな所で愚痴っても、本当に無駄なことなんですが、ハイチの地震の救援に日本は行かないんでしょうか?いつでも、政府の対応は恐ろしく遅く、日本人として恥ずかしくなります。

一刻も早い対応は、有事の際の実践訓練となるし、海外からの評価も違ってくるでしょう。一石二鳥にも三鳥にもなる効果を生むと思います。アメリカなんかは常にそういう気持ちで対応していると思います。

まあ、実際のところ北朝鮮が肉弾戦で攻めてきたら、自衛隊なんてクソの役にもたたんだろうな。

首相も、小沢の疑惑を記者に問いただされて、目が泳いでいたから、それどころじゃないんだろうな。ハイチの映像を見て心が痛むような想像力は全くないんだろうな。

ほんまに日本人を辞めたくなりますね。


“筆おろし”完了

昨日はテーブルの配達を兼ねて、入野松原にサーフィンに行ってきた。途中、海は見たことがないほど凪いでいる。ニューボードの進水式をすることが出来るのか心配した。

Dsc_0047k たまに、突然腰くらいのサイズのセットが入ります。写真の方はルアーマン。

アルメリックのパホーマー9.4は思ったとうりの高性能で、今まで乗ったロングボードで一番スピードが出るようです。

“筆おろし”無事に済みました。でも、とても寒くて、オフショアーに後頭部がさらされると、意識が段々遠のきます。

Dsc_0052 無事配達を終えて、近くの西南大規模公園に寄りました。

西に見えるのは四万十川河口です。

Dsc_0057 東は、平野ビーチが見えます。茶色い地面が見えてるのは、別荘地でも造成しているのかな。厭だな、これ以上サーファーが増えるのは。

日も傾き始めると、四万十市の銭湯に入って、酒場探訪記の準備です。

車をいつもの四万十川の河川敷に止めました。しかし、積雪の情報があり、朝になって雪景色では、国道までのスロープを登り切らんと心配になりました。

そこで、無断で総合病院の駐車場止めて、一夜を明かすことに。ここの院長は高校の先輩だし、奥さんは小学校の同級生なんで、許してくれるだろうと勝手な判断です。実は盛り場にも近いし。

疲れていたのか、串焼き屋で、ビール、酒、サワーの三杯で出来上がってしまいました。ガードマンに起こされることもなく熟睡しました。FFヒーターのおかげで布団要らずです。

Dsc_0064 今朝7時の入野松原。白いのは霜。南国サーファーには無理。水面近くを、昨日海でご一緒した水鳥が飛んでいます。

とっとと帰って仕事をしました。


忘却の彼方に

Dsc_003666 今日は一日、マスターしたはずのロウ付けが巧くゆかず、悪戦苦闘していました。

普通、そのようなノウハウはパソコンに詳細に、場合によっては写真入りで記録していますが、ありませんでした。

終了間際に思い出し、ワードに、赤で、大書きしてやりました。まあ、もう忘れることはないだろうけど。体が覚えたわ。

Dsc_0033 こうなると、木工やら金工やらわからんわね。あまりにも手を広げ過ぎて、メモリーが足らん。

今度、銀行をやるか。


もう限界じゃ!

この一ヶ月波らしい波がない。12月に新しいサーフボードが届いて、波さえたてば、すぐ進水式が出来るよう、土日も休まずダラダラ仕事をしているのに・・・・・・。

もういけません、本日全然やる気なし。やっぱり休日は大事よ。ほんで、波乗りで大暴れすれば、心も体もリセット出来るのにな。

もう、明日あたり出掛けたいのだが、12日に中村に納品があるので明日は無理だな。3日も海にはいられないからな。でも、火曜は天気が悪くていけそうだから、丁度いいかもな。

Dsc_0001 曲面バンダジ用の金具です。

Dsc_000364 焼いて、秘密の表面処理をして、仕上がったところです。

最初のころはグニョグニョに捻じれていたもんですが、最近は特に気を付けなくても、ペタッとしています。Dsc_001266

もうひとつのタイプ。こちらはパソコンを使わずに図案を考えました。今回は釘じゃなくて、ネットで探した特殊なねじを使って固定します。

でも、きれいに作り過ぎるところが日本人の悲しい性やね。今年はその辺を打破するぞ!


医食同源

昨日は、水泳の日だったのに疲れていて、が飲みに行きたくもあり、正月から肝臓は疲れているし、本来ならプールでリフレッシュするのが本当のところだろうが「やまぶき」に出かけた。

ピープルスイミングが閉鎖されて移った「十五夜スイミング」は、家庭的で、礼儀正しい人が多く、悪くはないが、いかんせん年寄りばかりで、水の中より土の中に・・・・・すまん。子供たちがいなかったら特老ホームみたいで、どうもパッとしません。

そんなんで、気分を変えるためにやっぱり飲みに行くことにしたのです。

Dsc_001732 ここのカツオは香り立つようでホントにミラクルだ。実は昨夜のカツオは慌てて半分食べてしまい。この写真は別の日のもの。

Dsc_0013 これは勝手に出てきたカチリ(ちりめんじゃこ?)と牛蒡の掻揚。熱々です。

Dsc_0016 それから、主人は私が大分に疲れているとみたのだろう。またお任せで、いろいろな魚のアラを煮た汁を作ってくれた。スペシャルメニューじゃ。旨かった。

普段通りに飲んだんですが、今朝は爽快な目覚めで、いつもより早く仕事を始めました。

やっぱり美味しいものは薬やね。有難いな。

実は先ほど、塾長の撃ってきた“ハトと鹿”の晩餐のお誘いがあり出掛けます。“医食同源”もほどほどにしないと体に悪いかもしれません。