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薔薇の似合う家具

昨日も今夜も飲み会で少しつらいな。セーブするべ。

Dsc_0005 本日、下駄箱の納品をすましてきました。

いい感じじゃないでしょうか。

薔薇の似合う家具を作ったのは初めてのことです。

ただ、後々、扉の裏面に和紙でも張ってキャビネットとして利用できるよう、取外し式にした脚がダサいです。

さりげなく、切り株なんかに載せるようにした方がオシャレだな。今後の課題じゃ。

兎に角、これでなんとか年が越せそうだ。

ただ、この大作のために、完全に腰痛モードに入ってしまった。桂の木は比較的軟らかいんで、裏返したり、運んだりするとき慎重にすると、てきめん腰に来るんです。

なんだか「木工商売」来年はもっと厳しそうです。


オーナメント

暇つぶしという訳じゃないけど、糸鋸でクリスマスのオーナメントを作ってみた。

Dsc_0003 そして、今年1千万円以上家具を買って頂いたお客様達に送りました。

こんなヘタクソなの逆効果という説もあるが、気は心です。

来年はもっと上手になって、これで大儲けしたいです。

*波乗り伊野チームのクリスマス会は24日7時頃からです。よろしくお願いします。酒は余分に持ってきて下さい。


ハワイより

今日は波乗りをする人以外、理解できないマニアックなブログです。Dsc_001166

ハワイよりクリスマスプレゼントが届いた・・・・・・と言っても金髪の愛人からではなくて、自分で注文した品物であるのが残念なところだ。

日本でサーフボードを買うと、代理店制度のため非常に高価なのです。元来、私はボードにこだわるたちではなく、ハワイに行ってまとめ買いしたり、量販店が間違えて仕入れて、売れなくなて、激安になったものを買ったりしていました。

それでも、結構いいボードにあたっていたんですが、昨年愛用のラスティー9.2ハイパフォーマンスボードが折れてから運が尽きたのです。

急いでネットで買った、インドの山奥か、中国のヤオトンの工場で作っている激安ボードはやっぱりイマイチでしたし、安かったので買った”ラスケー”は一応ブランドボードなのに更にひどく、すぐに売ってしまった。ラスケー・・・・買わん方がいいよ。

そこで、ネットでアルメリックを扱っているハワイの業者に頼んだのでした。

日本人の業者なのに、特にオーダーしたわけではないのに、2か月もかかったり、クリアーのはずがブルーだったり、スカッシュテールがラウンドだったり、かなりアメリカナイズされているみたい。アバウトです。

でも、すごくいいボードが送られてきました。美しいジョ!ハイパホーマンスタイプで、じっかり厚みもあります。Dsc_001266

ロッカーはかなり強烈です。多分、マシンシェイプだろうけど、流石大メーカーのボードは高品質ですね。

サーフボードは手作りの部分が多く、いかに社員教育しても、海を見たこともない人が作るのと、ハワイの波乗りジャンキーが作るのでは全く仕上がりは違ってくるんでしょうね。

妙に好きでなかったアルメリック、いっぺんで気に入りました。

早く乗ってみたいが、この天気で波もなく、年内に試乗できるかな。

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これは、今年NHKで放映された“足摺沖の怪物”で使用されたJちゃんのガン。大波で巻き上げられないようテールの削げた特殊なデザインになっています。

パワーコードも太さが小指ほどもあります。


とんちゃん閉店!

Dsc_000633 土佐の酒飲みの殿堂”とんちゃん”が今年一杯で閉店することになり、ちょっと先輩のノンベーと3人で出掛けた。

5時に行くも、満席で座れず、”赤のれん”で3時間も飲んでからリベンジじゃ。

高知新聞夕刊のトップにカラーで出たから反響も大きいのだ。

Dsc_002833 初代は100歳を越えてまだお元気というが、最近は店にはおいでにならない。

感無量でちょっとしんみりしている2代目。本当は鼻を拭いているだけです。

右上に見えるロープ。滑車で階下と料理をやり取りします。

Dsc_0050 ここからの眺めも見納めかな。

Dsc_007797 これは代表的メニューのジンギスカン。マトンです。基本的にアルコールを体内に注入するための店なので、量はちょっとです。

Dsc_0033 たまたま、お面とか見えますが、内装はよくある民芸調じゃないです。どうでみいいんです。

Dsc_0035 昔は、この天窓から十五夜の月を肴に飲んでいたそう。

Dsc_0059 これも名物”なんきょく”クジラの肉の冷凍です。はっきり言ってあんまり美味しくありません。Dsc_00689

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土佐の元気な酒飲みオヤジ達。2軒目でもグイグイいきます。

Dsc_0054 これはそば粉をといた”どろがゆ”です。仕上げに頂きます。

6635 こういうオジサンさんは10分は放しません。

Dsc_0099 おっ!波乗りジョニーもおいでだ。でも、この握手はすぐ終わる。

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この景色が見えなくなると思うと、ちょっとセンチになるな。

今日は、とにかく写真をUPしました。


新李朝、下駄箱出来た

Dsc_0038 出来ました。久々の大作?でしたので少し疲れました。

こういう製品を作るときは植木屋さんじゃないけれど、一気に作るんじゃなく、休み休み様子を見ながら作ります。

ちょとセクシーやね。

Dsc_0041 内部はシンプルなヒノキの棚板がくぎ打ちで付いています。

中央が垂れてくるのを裏板で防ぐ構造です。

もう少しワックス分の多いオイルを使った方が艶が出てメリハリがついたかもしれません。

Dsc_0051 十字は一か所くらい傾いていたりして遊びがあっても良かったかな。

でも、まあ成功していると思います。

Dsc_0048 アリ組も美しいです。

桂はやさしい感じで、艶を上げると、ちょっと“お水”っぽくなって、私の好みかもしれません。

今回で、この材料もわずかになり、もう小さなものしか作れません。


子根付きホゾの伝説

本日のブログは木工上級コースのお話しです。一般の方にはわからないし、また解説もしていませんので、全く理解できません。悪しからず。

Dsc_0002 下駄箱は実は今日完成したんですが、話は少しバックします。

これは扉の框組みなんですが、ホゾ幅が短く、普通なら子根を入れたいところではないでしょうか。

残念ながら、私の木工は自己流なので常識を知りません。

Dsc_00026 しかし、余程幅が広いダイニングテーブルのような組手ならともかく、ちょっとの子根が効くような気はしません。実際やってみてそう思います。それよりもホゾを正確に作ることが重要ではないでしょうか。

もし、このような小さな框に子根を掘る場合は、ホゾ穴の流れで角鑿盤で突くのはいけません。正確でないし、ズボズボです。底を整えるにも手間がかかります。年中手道具を使ってる人は楽勝かもしれませんが。

ルーターマシンでホゾ幅よりわずかに狭く、溝を突いてやると決まります。楽だし正確です。でも、そこまでしなくてもいいような気がします。


菩提樹の種

先月の宇和島で伊達家ゆかりの庭園”天赦園”で菩提樹の種を拾ってきました。

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レオナルド・ダビンチがヘリコプターのスケッチを描く、遥か前より菩提樹はこの方法で種を飛ばしていたんでしょうね。

対処療法的な進化じゃないよな。植物のどこに脳があるのか?まったくもって不思議です。


下駄箱、大分出来た。

3333 本日も比較的真面目に仕事をしました。下駄箱本体の下にすける、袴の製作です。

”止め”の補強は、いろいろなやり方があると思いますが、今回は外から見えないよう、サネを入れることにしました。

Dsc_001831 完璧じゃ。ちょっと薄いので、材は丈夫な山桜を使いました。

横切り盤は”大日”のを新品で導入したのですが、イマイチ精度が出ないので、桑原の中古に代えてもらうよう交渉中です。でも、相手の爺さんが、もう仕事もしていないのに手放してくれないそうです。

Dsc_0021 角度を付けるために切り落とした木片は、捨てないでクランピングに使います。

PIボンドを使いましたが、このボンドは粘土が高いので、サネは緩めにしておきます。

Dsc_002655 もう一息です。この下駄箱は家より長持ちすると思うので、孫子の代ではキャビネットとして使えるようにしました。

自分としては、失敗や~、と思う所が2ヶ所あるんですが、わからんやろうな。


極道の宵

東京から帰った早々、刺身が食べたくなって「やまぶき」に出かけた。本当は、東京でも国立市の焼鳥“柴さん”やら京橋の何とやら(名前を忘れた)とか、安くて美味しいお店に行きました。焼鳥は東京の方がはるかに旨いな。

Dsc_0006 本日は、「やまぶき」の少し手前にあるホテルの薬湯湯に浸かってからの出陣だ。まさに極道。

このあずま屋もホテルの一部。洒落ているようで、実際は3セクで始まった施設で、内情は火の車と思う。

Dsc_001233 移築した倉。カッコいいんですけど、どういう展望と言うか見込みが合ってこんなことしたんだろう?当時すでに経済の見通しは怪しかったのにな。駆け込みやったんやな。

Dsc_002066 ヨコのお刺身。香りと甘みがあって絶品じゃ。

大将が言うには「今のカツオは良くなくて、そんなもん料理しても、ただの刺身になるちや!」・・・・・そうだ。

手製のカボチャの羊羹?添え。美味しかったよ。

Dsc_0023 これまた絶品で、他の酔っぱらい達も無言ですする。

Dsc_0027 最後に、地元の豆腐を揚げて出してくれた、素朴でいいわ~。熱々。

今日も大満足じゃ。

Dsc_003466 翌朝、冷え込んで仁淀川の川面に靄が立ち込めていた。

Dsc_00366 カシキ砦の荒くれ共も毎晩やっているのだろうか。すっかり冬支度だ。

ここは、寒くなればバンバン薪をくべればいいし、夏は川へ飛び込めばいい便利なところだ。実は河原は風が通って夏でも涼しいんですが。

田舎は結構リッチやね。


終日切り抜き。

Dsc_0012 中断していた、下駄箱の製作を一昨日より再開しています。

扉のカマチ組も出来、今日は鏡板の十字の切り抜きをしていました。

Dsc_000566 新調したロングアームのヘグナーの糸鋸を使っています。

最初に試作の鏡板を切り抜いて様子を見て、本番は2枚一組で切り抜きました。

ロングアームだと9割方の穴はバックせずに挽くことができます。

Dsc_001066 それにしても地味な作業です。これは売物にならんかな。

モモが来て、器用に両手で挟んでカジカジしていました。

Dsc_0013 鏡板は先に塗装して仕上げておきます。なかなかいい感じです。

機械で穴を開けたのではないので、しかも下手なので、暖か味があります。

今日は、グルメネタの予定でしたが、作業もしているふりをしないと、施主様に怒られます。