kira-osamu一覧

輪抜け様

やっと、ココログが復活した。デジタル技術は脆弱ですな。しかし、もう離れられんしな。

Dsc_0025 そんなんで、一昨日の話になるんですが、近くの杉本神社の輪抜け様に行ってきた。

なんか、こう余計な飾りが多くていかん。輪抜け様はシンプルな方がいいのにな。

Dsc_0033 テキヤもこう不景気じゃ、やってられんな。実際、俺の個展と同じで、会場の設営、交通費、人件費、出てないんじゃないの。

経済を考えると夢が無くなるけど、寅さんも草葉の陰で泣いているだろう。いや「ファイトー!」って言っているかな。

今夜はお客様にお呼ばれしているので、これから風呂入って出かけます。あんまり飲みすぎるなよ。


貧者の一燈

私のブログの読者はインテリが多いと思われるので、これからの話は御存じでしょう。しかし美大生なんてのは、もともと勉強のできるたちではないので、漢字の読めない総理大臣を笑ってばかりもいられないのだ。

実は”貧者の一燈”大体の意味は間違ってなかったのですが”一投”だと思っていた。蜂の一刺しっていうか、我慢できずに槍や石ころでも投げつけるみたいな。大分意味も違ってる?

念のため、ネットからコピペしておきます。

「金持ちが見栄を張って寄進する多数の燈明より、貧乏人が苦しい生活の中から真心をこめて寄進する一燈のほうが尊い。物の多少より誠意のあるなし、量より質が大事ということ。アジャセ王が灯した多数の燈明は消えたが、貧乏な一老婆の灯した燈明は消えなかったという故事から」・・・・・・・・著作権は問題ないかな。

燈明の寄進は日本にもあるけど、木造建築では火事になるし、あまり馴染みがありません。その点、アジャセ王はやっぱりインドの王様で、暗い岩窟寺院なんかで盛大に灯していたんでしょうね。

アジャセ王の物語は、さらに深くなるので興味のある方は自分で調べてください。

別のキーワード「一燈銭申合」


植物の形態

Dsc_0023_3 ホタルブクロもそろそろ終わりです。おお!!形がそうかと思ったけど、出現する時期も一致するんだな。

本当にホタルが入ったら庭のエコ照明じゃ。

Dsc_0017 名前は知らんけど、つぼみに注目。

Dsc_0020

ちょっと、尖がったところが、なんともいえませんな~。
土佐弁では”りぐっちゅう”なんて言います。

Dsc_0021 花の形に合わせてこうなっているのか?はたまた、つぼみの形に凝ってみたかったのか?是非、聞いてみたいですね。

それから、トカゲのファックシーンも撮ったのですが、これは現像してみるとあまりにもグロテスクなのでUPするのを控えさせて頂きます。まあ、トカゲに人間のを見せたら「キモイ!」なんて言うかもしれません。


木工の小さな話 2つ

Dsc_0036 木工家の皆さんは集塵機のゴミをどうやってゴミ袋に移しているでしょうか?

私は腰が悪いのに、本当に滑稽な姿勢で直接ゴミ袋に移していました。こぼれるし、埃は舞うし。

苦節17年!今日やっと画期的な方法を編み出しました。それは、集塵機のタンクを裏返しにして、ドサッと床にぶちまけ、塵取りですくってゴミ袋に入れるというやり方です。これは楽じゃ。どうせ、こぼれて塵取りは使わんといかんしね。なんで今まで気が付かなかったのか。

一部のマニアには値千金の情報だと思うのですが。

Dsc_0003231 これまたレアな話です。

デワルトのビスケットジョイナーのケースがちょうどよい大きさで、カッコ良かったんで、素潜り道具の収納に使っていたんです。

ところが、一度使って先日取出してみると、TUSAのシリコンゴーグルが赤く染まっていた・・・・・シリコンて反応するのか?こんなことは初めてだ。別に人体に影響があるのかどうかわからないけど、気味が悪いな。

我々、いろんなものを安くゲットしているけど、すごくリスキーな世界にいるんじゃないでしょうか?恐ろしいですね。


暑中お見舞い申し上げます。

今日は、デザイナーをしていた頃を思い出して、フォトショップエレメントでカードを作ってみました。バックは庭の植物。いまだにレイヤーの使い方がよくわかりません。いや、ビタイチわからん。ほんまイラつくわ。

Dsc_0012

でも、面白いし、練習になるのでこれから時々挑戦してみます。

下の英文の”for”は正しいのかどうかわかりません。昔、こんなテストがあったな~。

rainmakerとは雨乞いの祈祷師や、現代の科学者も入ります。そうです。


中村の夜を攻める (後編)

Dsc_014031 ほんで、今夜の居酒屋は友達お勧めの「貝のおんちゃん」 流石に、カーナビの検索でも1件しかヒットしませんでした。

その名のとうり、魚介類が中心です。

Dsc_0144 これは、大将お勧めの「おぼそ」という魚。私も初めてで、後で漁師に聞いたら形は「カツオに似いちゅう」とのこと。

確かに、マグロとカツオのアイノコのような味か。旨い! けど早く食べないとすぐに身が弱ってきます。

Dsc_0145213 酔っていたので気が付きませんでしたが、後ろ姿の美しいお姉さんですね。しかも「貝」とは!ウ~ン??

「貝のおんちゃん」は赤銅色の一癖も二癖もある親父がやっているのかと思っていたら、私より一回りも若いスマートなお兄さんの経営でした。店も清潔で繁盛していますが、妙にそこんとこが期待外れでした。

Dsc_0153 飲む店が非常に多く、どこも雰囲気出してます。こんな店で、餃子で一杯やるのも乙ですね。

Dsc_0160 なんか、この店なんかママチャリがなかったら、ブエノスアイレスみたいじゃないですか。

お客さんは結構いて、閑古鳥の鳴いている高知市とはえらい違いです。若者が多いのも特徴でしょうか。不思議じゃ。

Dsc_0163 いつもよりより酒を過ごしてしまったが、中が見えて安心だし、よさげな店で入ってしまう。

どの店も工夫してるけど、気取ってないというか。嫌味がないというか。

Dsc_0166 手前のお嬢さんが相手をしてくれたので、カクテル2杯も飲んだな。

ゲッ!オメーも飲んでるやん。酔ってて全然気が付きませんでした。大分いってましたな。

中村の人は親切なんですが、酔っ払いも、気配りが出来て感心しました。古い街だからおっとりしているのかな。

そんなんで、こりゃ~しばらく研究出来そうです。楽しみがまた増えた。

でも翌朝は二日酔いでした。気分は悪くなかったんですが。何とか7時から海に入ったけど、サーフィンは二日酔いでは出来ません。ちびっと反省しました。


中村の夜を攻める (前篇)

先週は座椅子の製作の追い込みをしていて海はお休みしたので、今週は土曜の午後から入野松原に出かけた。

写真は日曜日の朝です。土曜日の午後は雨で、波のサイズは胸くらいあったが、面が荒れてるし、折れ方は良くない。それでも6時まで波乗りして、今宵の宴の準備とする。

Dsc_0191

どうも居酒屋「8の字」もマンネリなので、今夜は中村(現 四万十市)にまで足をのばしてみることにしました。車で10分程です。

中村市の中心部は、土佐一条氏によって京都に模して作られていて、土佐の小京都と呼ばれています。

途中、サーファーもよく利用する「平和の湯」があるが、そこはディープな旅を模索する私としては……カーナビのお世話になる。一っ風呂浴びて繰り出すつもりです。

ありました、中村温泉。ちょうど街の中心部だ。

Dsc_0121_2 しかし、なんかすごいところにあって、隣のパチンコ屋に車を入れて、人に聞いた。

アパートというかマンションの一階にあって、ミニ「沢田マンション」みたいです。

Dsc_0122入口から、窯焚きの様子が見られる銭湯も珍しいのではないでしょうか。

今日、サーファーN氏の話では、トラックに薪を積んで行ったら、半額にしてくれたそうです。

Dsc_0133 丁度、常連さん達が出た後で、貸切でした。殺風景で刑務所の風呂を思い出しました。

番台のお姉さんに、近所で一晩車を置けるところを聞くと「いっそのこと四万十川の河川敷に置くとよい」とのこと。

Dsc_0137 有名な赤鉄橋の下に車を置き、ちょっと遠いのではと思ったのですが、そこは小さな町、歩いて10分弱でネオン街?に辿り着く。

途中もいい感じで、おのぼりさん気分です。

続きはまた明日。


道具も枯れる。

今日は、ベンチの図面をひいていた。やっぱりデスクワークは腹が減らん。スケール感が湧かないので、時々作業場に降りて材料の板を確認する。この接合方法は大変じゃ・・・・と思っても、材料を見れば、なんだたかが知れてるということが多い。無駄に複雑な形状にしてはいけないが、あんまり効率を追求するのは、こんな呑気な商売をしている意味がない。

Dsc_0106 ・・・・・という、枕とはまったく関係ないけど、私のアウトドアクッキング用品です。(今日はこれと言って、丁度いい、コンパクトなネタがないのです)

Dsc_010923 碗は塗りの四つ椀で、ちゃんと下地に布着せしています。

行李は骨董屋さんにオマケで頂いたものです。いまだに宝塚と自衛隊の衣装ケースは柳行李だそうです。

グラスはフランス製の絶対割れない定番品。

ナイフはガーバー、良く研いでいます。そこは本職じゃ。魚も十分さばけます。

まな板は自家製です。キャンプ歴も40年近くなると道具も枯れてきます。立ち枯れじゃ。O塾長が言うには、箸も割り箸じゃなく、塗箸のいいものを使うと料理が旨いと言っていました。


座椅子完成!

Dsc_0078 やっと座椅子出来ました。

この座椅子は、わが社ではスプーンと並んで、お客様満足度の高い商品です。座の生活をする人はすぐ元が取れます。

私自身、10年近く前から毎日愛用しています。初期型からは、座面の凹みの形状の改良、背もたれを2㎝高くするなど、ちょっとずつ完成度を高めています。

しかし、自分へのご褒美と称して、1台(脚?はないが)だけ購入される方が多く、はけません。1年に2台くらいか。だから、次に作るのは3年後でしょうか。その頃には、折角思い出した勘所を忘れているという按配です。テレビの前のあなたが買って下されば話は別なんですよ。

Dsc_0038 今回、拭き漆のときは、暑くても長袖を着なくてはならないことを忘れて、Tシャツで作業していて、手首の柔らかい部分に漆がベッタリ付きました。すぐに灯油で拭き取りましたが、いけません。

かぶれなくなったといっても、限界があります。腫れて、1週間は痒いです。

座椅子6台を仕上げるには1kg程の生漆が必要です。通常6回塗りですが、いやになって5回で止めました。いいんです、イス類はどうせ使っているとマッタリ、ピカピカになります。


宇和島「やまこ」

どうも食いもんの話がつづいてすいません。考えてみるに、田舎は(刺激がないというよりも)ゆったりしてるし、若い娘もいないし、興味がどうしても、そちらのほうにいくのかもしれません。

2週間ほど前の話になりますが、秋の個展のために愛媛県の宇和島に打ち合わせに行った夜、地元の有志に歓待して頂いた。

当初、自宅で”手打ち蕎麦”を御馳走になるということでした。蕎麦は大好きなんですが、内心はがっかりしていました。やっぱり宇和島に来たからには「居酒屋で三崎のアジが食いたい」と思っていたのでした。三崎のアジは九州側に水揚げされれば“関アジ”と呼ばれます。

ところが実際は海の幸を中心とした奥様による懐石料理で、それからご主人による蕎麦のフルコースが始まるのでした・・・・・・・・殺す気か! いや~旨かったな。今度は是非別々の日にやってほしいです。そんなんで流石に酒はたいして飲めませんでした。宇和島の人は意外にノリがいいです。

で、帰りしなに朝だけやってるおいしい「うどん屋」をすすめられました。5時から始まり9時までには閉店だそう。早速行ってみました。

Dsc_0090 「やまこ」です。暖簾すらない。手前に積んであるのはおくどに使う薪でしょう。

絶え間なくお客さんがぞろぞろ入ってきます。セルフの店ですが初めてであることを告げると、作ってくれます。

麺はシコシコした手打ちじゃなく、懐かしい食感。ツユは絶品の上、宇和島名物ジャコ天も入ってます。私はかき揚げをのっけて¥350だ。う~ん・・・・・・朝から幸せ。

店の雰囲気、お姉ちゃんの接客、全部OK牧場!やっぱり、食いもんは侮れません。おそらく秋の個展期間中は毎日お世話になることでしょう。

うどんや店内の写真撮影は・・・・・・できず。初めてだし、居酒屋と違って皆、シラフだし。なんでもバシバシ撮るのはスマートじゃないしね。