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一人膳の製作2

今日は休日だというのに、仕事をしていた・・・・と言っても半日ほど・・・・しかし、普段も半日くらいしかしてないような気がする・・・・・夏だからな。

休日に仕事をするのは、あまりいいことではない。生活のリズムが狂い、メリハリなく、結局平日の仕事の能率が上がらないことが多い。でも最近は別の理由がある。不景気のせいで、休日に仕事をすると、平日の仕事がなくなちゃうんだ~!

しかし、下手に外に遊びに行くよりも、家で木工でもしてた方が面白いし、金もかからない。ひょっとして作ったものが売れるかもしれないし・・・・・お寒いけど、そうなんです。でもまあ、これはこれで商売のスタイルとしてはいいのではないでしょうか。

その点、大工さんや建具屋さんは勝手に家を建てることは出来ないので、苦しいですね。

Dsc_000423 仕上がった一人膳の天板の様子です。見事に反ってます。ピザの生地みたいです。

これはこれで、難しいのよ、と言っておきます。(そうじゃないと金にならんしな)

Dsc_001233 旋盤で挽いた左の棒から、4本の脚を削り出します。今回は10枚なので40本。最近は本当に根が続きません。

天板が薄いので本来なら貫通ホゾにしたいところですが“お茶”っぽく仕上げたいので止めホゾです。貫通ホゾではガンダムっぽくなります。

洗面器を2つ用意して、1工程終わるごとに、移していきます。

なかなか前に進みませんが、ここまでくれば、木地はあと一息です。

年取ってパワーはなくなったけど、相手のすきを突くというか、じんわり真綿で首を絞めるような戦い方は出来るようになった気がします。

木工は持久戦じゃね。(決まったかも)


いつもハッピーではない 2

夕方に入野松原に着くように出発した。猛暑を避けるためだ。途中窪川町の電光計は31℃を指していた。夕方だというのに日差しは運転していても刺すように感じる。

「やまぶき」に行って、翌朝、渓流で遊んだ方が良かったかという考えが、頭をかすめた。

到着して漁港近くのはえに潜るも大した収穫はなし。ビーチに戻ると、もう薄暗かったが少し波乗りをする。

実は膝の調子が悪くサーフィンを控えていた。波乗りはスキーと同じで、膝で加速、コントロールする。このところの、まったりとした波のせいで、膝への負担が大きかったのだと思う。海から上がるとビッコを引くようになった。和式のトイレでは用を足せない。

海から上がると、宴会だが、暑い暑い暑い。風が止まると最悪だ。しかも七輪で貝や魚を焼いたので我慢大会の様相だ。

Dsc_0042313 Kちゃん親子は、みんなの前で裸になって、シャワーを浴びてから、再スタートだ。ホームレスの生活はシンプルで羨ましい。(事情があるので画像を小さくしました)

実際、めいめいに“中入り”を入れる。ウ~、もう海はしばらく休もうかな。

Dsc_005233 モモは暑さに興奮したのか、恐ろしく臭い匂いを身にまとってご帰還だ。たぶん、ウ○コとか、動物の死骸になすりつけてきたのだと思う。この前とは比べ物にならない。

2回洗うも、臭い。俺は鼻が悪いからいいけど、今夜は車の中で一緒だ。

こいつは拾われて来てから一度も外で寝たことがないからしょうがないな。紐で縛って、布団には来ないようにした。夜中も暑い。

Dsc_0081 翌朝、即、帰るつもりがビーチクリーンの日だった。

朝から汗に浮く。さっさとはじめて大量のゴミを拾い、ローカルのU君に「もういいやろ?」と言うと「バカヤロー」と怒られる。もう、最悪。

俺は北欧系の人間じゃから、夏は好かんのよ。


教員

昨日の話で思い出したんですが、以前勤めていた土佐中高等学校では、担当した中学の”技術工芸”の時間に、木の踏み台のキットを取り入れていた。

先任の高崎先生に聞いた話ですが、ある年すごい出来栄えの踏み台を持ってきた生徒がいて、親の職業を聞くと「大工」という。

「あんまり上手だったんで100点つけた」と言ってました。親が手伝っているうちに面白くなって、最後までいったんでしょうね。

しかし、当時、私自身、鉋もノミも使い方を知らずによく教えられたものですね。呆れるけど、全国似たようなもんだろうな。今もやってるのかな?

生徒の”大工道具セット”の鉋刃はナマクラだったし、ゲンノウは金工に使ってると、砕け散るような粗悪品だったな。

3年で学校を辞めたのは、生徒をぶん殴ったからだとか言われてますが、実は大学の時、教職免状を取ってなくて、通信制で挑戦していましたが、他に遊びたいことも、勉強したいことも多く、とても短大に匹敵する単位を務めながら修得するのは無理と思ったからです。

しかし、後から聞くと免状を持ってない先生はゴロゴロいて、ナンジャラホイでした。そうよ、何のための“私立”なんよ。そんなもんいるかよ・・・・・補助金が多くなるらしい。

しかし結果的に、貧乏ではありますが、お気楽な職業をゲット出来てラッキーでした。

でもでも、大した企業もない地方都市においてはやりがいのある仕事かもしれません。私はせっかく調教しても、春になれば新手の入ってくる生活に疲れました。また真面目なものにとっては、24時間拘束されているようでいやになります。自己犠牲に堪えられるというか、そういうのが好きでないと向かないと思います。裏切られるたびに、愛が深まっていく人とか・・・。


表札

Dsc_0168_4 この表札は、ウチのお得意様でもあり、営業マンでもあり、ご近所様でもある方の表札です。

故あって、名前は公表できないので、仮にYさんとでもしておきましょう。

2年前、確かYさんの息子の夏休みの宿題として提出されたような気がします。しかも、結局ほとんど私が製作したような記憶が脳の片隅にあるような……気がしないでもありません。ちょっと上手すぎじゃろ~。

まあ、小枝を半割にするのなんか、バンドソーがなかったら大工さんでも嫌がるでしょうね。

”本”の下の横棒に輪切りが使ってあるのがアクセントです。

こんな、ライトな感じで良かったら、表札の注文も承ります。雨が直接当たるところは厳しいですが、軒の下なら10年や20年は大丈夫と思います。

もちろん横文字もOKです。ラフで2~3案提出してから取り掛かります。本気です。当社の家具を100万円以上買ったくれたお客様には無料でサービスいたします。大分いるかも。(すでに買ってしまった人は除外します)


円 4つ。

Dsc_0008 現在、ナチュラルベンディングの終了した栗の板を使って、一人膳を作っています。

最初に電気反り台鉋で形を整えるのですが、10枚もあり、非力な私には重労働なので、ゴムで天井から吊っています。

このシステムはは当工房では「釣りっ子」「バランストルダー」とか呼ばれています。ちなみに河原のリフターテブルの正式名称は「太郎ちゃん」です・・・・・意味がわからん。

Dsc_00236 横から300Wのハロゲン照明を当てて、凹凸や逆目を確認しながら、反り台鉋で仕上げていきます。

暑苦しいので、LED照明をネットで調べてみましたが、まだバカ高いし、出力も低いですね。

Dsc_00253 底もすきとって仕上がった天板。厚い所で5分(15㎜)くらいですか。

適当ですが、このいい加減さが腕の見せ所でもあります。

Dsc_0016 全然関係ないけど、昨夜は「やまぶき」に行ってました。

このホルモンは、いつでも手に入るわけではなく、良いものを直接北海道から送ってもらうそうです。絶品です。前回は塩でやってもらったので、今回はタレです。

料理はやっぱり腕もあるけど、素材が命ですね。材料選びが腕かもしれん。木工は、ちょっと違って、良くない素材も使い道があったりします。


おそるべし、ユニセフ!

都議選で民主が圧勝したのは、まあ良かったけど、実際は自民党とそう変わらん、馬鹿とアホの違いくらいじゃな。この難しい時代の舵取りは無理だな。かといって共産党も冴えてるわけじゃないし。ちょっと若手の知事なんかが出てきたことは、期待できる現象かも。俺に出来ることは、なんかないかな。

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以上は枕、ここからが本題です・・・・・と言っても大した話じゃありませんが。

先日、ユニセフから封書が届いて、開けてみるとunisefのロゴと私の名前と住所が印刷されたシールが入っていた。

案内文に貼られたポスト・イットのメッセージは、手書きか、印刷か判別できないくらいよく出来ている。ウ~ン、やるな~ユニセフ。ここまでされると大体の人は寄付をするんじゃないでしょうか。入金の仕方もよりどりみどりですよ。

まあ、ユニセフだから許されるわけで、私が勝手にお得意さんの名前を彫ったダイニングテーブル、突然納品したら怒るだろうな。

しかし、このアイディア、積極性、私も見習わねばなりません。ダイニングテーブル・・・・・やってみるかな。まずは気の弱そうな人から始めるか。でも、御代をもらえなかったら、こっちの負けじゃしな。

”貧者の一燈”してきました。しかし、実際は金持ちの多額の寄付がユニセフにとっては有難いだろうな。世の中、所詮・・・・・金よ。

#ユニセフをローマ字入力すると、いつも「うにせふ」になってしまいます。あなたもやってみて。

ユニセフの活動って、早い話、政治家の尻拭いですよね。政治は本当に厄介で、難しいですね。


お暑うございます。

土日、波乗りしていました。土曜の晩は、中村で3軒梯子して、昨夜も地元で飲んだので疲れました。

でも、今日は割と仕事がはかどりました。おかしい・・・・・・・・・明日あたりに疲れが来るのではないでしょうか。

Dsc_0164 日曜の午後、久々に潜ってみました。水温はまだ低く、波もあったので、そこそこにしました。

実は今は貝が旬です。他の時期に採っても旨くないです。貝にもよるけど。最近はタコがいないです。残念です。

まだ、疲れているので手抜きブログです。日焼け止めを忘れたので顔が痛いです。もう、日焼けは禁物です。


夏、到来か。

Dsc_0127 いよいよ本日、梅雨が明けたような気がします。

午後から風が吹いて気持ちよかったです。

Dsc_0125

Dsc_014111 まあ。こんな感じに。


ハイエース総集編

なんだかキーワード”ハイエース”で当ブログに飛んでくる人が多いです。履歴のデータを見ても、うちの商売には繋がりそうにないけど、せっかくおいでなので”まとめ” をしておきます。

Dsc_0047 右側の窓は潰してあります。

サーファーにしかわからないけど、注目はリューシュコードのフック。こうして保管すると、テイクオフのときコードを踏む可能性が低いです。

Dsc_000931 夏仕様の運転席。

渓流用のびくはゴミ箱です。花を生けてもいいです。ホウキは上等のものを用意して下さい。

バケットタイプのレカロは前のトラックから移設しましたが、ハッキリ言って乗りにくいし、荷室からも移動しにくいです。長距離はいいけどね。もう金もないので、今度はノーマルに戻します。

Dsc_002531 2年ほど前、IKEAで買ったLED照明。新聞は読みにくいけど生活するには十分です。どうせ、夜は寝るだけだし。

Dsc_0004 この中に、キャンプ道具を収納します。先日のランタンも頭が見えています。桐とホウ材でできています。本職じゃしな。

100円ショップの小物入れが便利です。

右下の白いのがLED照明のスイッチ。

Dsc_0051 ロングボード2枚とキャンプと素潜りの道具を載せてもまだ広い。(元登山部なので道具はコンパクトで厳選されています)

これに、必要に応じて、クーラーボックスや七輪、自転車等を積みます。

皆さん、お金かけて、うんと狭くして、楽しんでいるようですが、不思議です。暑いのにね。これだけ天井が高いと、夏でも風が入れば涼しいです。

若い時は、雨でもテントがよかったけど、年取ると車中泊が一番。後は、都会への出張用にポータブルトイレの導入を真剣に検討しています。


ペトロマックスランタン

Dsc_0012 今日は、キャンプの夜に欠かせないランタンを紹介します。

ドイツ製のペトロマックスランタンです。灯油が燃料ですので経済的です。

もう10年は使っているけれど、壊れません。電気のない、南の島なんかでも使われています。

Dsc_0014 燃料を気化させるパイプを温めるために、ジェットバーナーが付いています。

この作業に大量の空気が要り、前は付属のポンプを使っていたのですが、指が痛くなり、自転車の空気入れを使っています。

灯油ランタンは黄色い柔らかな光です。写真には写ってないですが、傘を載せると明るさが倍増します。

これに、シルクロード楼蘭の学術調査隊に参加できるような、象が踏んでも壊れないケースが付いて、すごく高価な道具だったんですが、今はネットで安く買えます。残念じゃ。

ずっと、車に積んでいるので振動でホヤの取り付け部のネジがゆるみ、ホヤが痛むのが残念なところですが、頼りになる道具です。消耗品も今じゃネットで買えます。