クリスマス会は無事終了しました。開催日の決定が面倒なので、来年からは、本日「天皇誕生日」に固定します。
ペース配分を誤るとこうなります。なぜか、モモが添い寝。オメーも疲れたか。
今年もしまりのないクリスマスでした。まだやけど。
今日は面白くもない、木工関係者用のお話です。一般の方には分りません。
先日、 齋田さんのブログでデワルトのビスケットジョイナーがマキタより大分優れているという話を聞き、新しい物好きの私は欲しくなりました。
私は、マキタ製を持っていますが、板剥ぎに多用するのでいいものなら元が取れると思い、きすべーさんの海外通販に入れてもらいました。
インプレッションです。
1、 フェンスはデワルトが完全に平行に上下するのだが、固定が小さなネジ式なっていて、強く回さないと使用中ずれる。マキタは、平行を出すために工夫が必要だが、固定はレバー式で確実。
2、スイッチはデワルトがバイクのアクセルのように自由自在だが、かえって押し込むと同時にONにしてしまい、不安定になる。慣れると思うけど。ロックボタンは尻尾のところにあり、とても使えない。マキタのは、どんくさいが確実。
3、フェンス、定盤の精度はどちらも変わらず、マキタの方が小さいが、こちらの方が汎用性があるように思える。初心者にはデワルトが使いやすいだろう。
4、グリップ感はデワルトが上。
私は、マキタの方が少しいいように感じましたが、それはもう10年以上使ってきたからでしょう。米木工誌の評価ではデワルトが少し上です。
これから買われる方は、円高でデワルトがかなり安く買えるのでお薦めでしょう。マキタを使っている方は、買い替える必要は全くありません。目違いも同じように起こります。
なんで、目違いが起こるのか少し研究したいです。なほ、デワルトのカッターは新品のためかは0,2㎜ほど厚く、ユルユルでマキタの予備の刃に交換しました。
左のドミノカッターは、ハイエンドのアマチュア、途上のプロ、特定の加工をする人には有効でしょうが、角鑿を持っていれば、さほど必要とは思いません。本当に目違いが出ないのなら、そのためだけに買っても惜しくはないと思うのですが。
とりあえず金もないので、ビスケットジョイナーで目違いゼロを目指します。
*波乗り”いのチーム”のクリスマスは明日7時からです。屋上で流しそうめんをします。
古寺巡礼のマイブームは続いていて、昨日は図書館で井上靖の「天平の甍」を借りてきました。
ところで、家にあった土門拳の「古寺巡礼」全5巻は、昭和59年発行のA4強の大きさのものですが、「なんだかな~!」って感じで、ずっとちぐはぐなものを感じていました。
図書館に行くと、でか過ぎて書棚に横にした「古寺巡礼」があって、家のは”廉価盤”と分かっていましたから、こりゃー豪華本じゃと、何気なく開くと全然違っていました。
まず、写真の数が倍くらいあって、家のはダイジェスト版とわかりました。しかも、ダイジェスト版は時代が新しいだけシャープですが、オリジナルは本人が念入りに校正しただけあって絵画的な雰囲気です。同じ写真でも「ヒィー!!こういうことやったんじゃー!!」てな感じです。土門は、プリントによる展覧会より出版に力を入れていたのです。正解じゃ。
家のは、彼が最後の昏睡状態に入っている時に出版されたもので、印刷技術が上がっているだけで、ひどいもんだったんです。
オリジナルを見ると納得できるし、一冊が一つの作品であることが良くわかります。居ながらにして奈良京都にいるようです。落ち着くわ。皆さんも図書館に行かれたら是非見て下さい。重いですけど。目方が。
それでも印刷されているのは、ごく一部なんでしょうが、撮りに撮ったりで、土門が「納得がいかん~!」と、一週間もたたないうちに、助手をひきつれて、寺に顔を出すと和尚さんは棒でも飲んだような顔になったそうです。
きつくて嫌な奴のイメージがありましたが、大変情熱家で面倒見も良かったそうです。凄い勉強家でもあったようです。随筆も出てますから、私もしばらく勉強できます。文章がとても平明な言葉で書かれているのも好感が持てます。
私の作ったお玉は、土門拳がその昔、奈良の骨董屋で買ってきたのを複製したものです。
*ちょっとネットで調べてみましたが、図書館にあったのも4色印刷の普及版で、オリジナルは8色印刷で桐箱に入って、当時の金額で一巻¥40万もしたそうです。売れなくて困ったらしいです。
幡多中央消防組合、黒潮消防署の防災看板は、高知県ではわりと有名です。年に1回か、2回塗り替えられます。私は入野松原にサーフィンに行く道すがら目にするわけですが、その防災上の効果もさることながら、ドライバーの気持ちを爽やかにしてくれます。
いつもは、もっと洒落の効いた構成ですが、今回のは直球勝負って感じで、またいいですね。
このアーティストは、元ここの消防士ですが、転勤後、看板の評判がガタ落ちだったので、塗り替えの時は戻ってくるようです。やっぱり絵心っていうのはどうにもなりませんな。
この日は、署員が消防車の洗車をしていて、カメラを取り出すと「退けましょうか?」と声をかけてくれました。いや、丁度いいあんばいじゃ。
7年ほど前ショールームを立てた際、設計士の立案で中央に植えたものですが、商売をする人に言わすと「あんた~、お客さんを拒んでるみたいやで」とのことで、3年前、端に寄せたのでした。それでも最近は車による家具の出し入れに邪魔になってきました。左右の安全確認もしにくいし。
切るのも忍びないと思っていたところに、高知県の数少ない優良企業の”技研製作所”が「記念の森プロジェクト」といって、切るに忍びない木を集めて森を作るという計画を打ち出ししました。連絡したらOKが出て、今日の運びとなりました。しょうもない山椿ですが、まだ根が張ってなかったのが良かったみたいです。
あんまり縁がなかったな。達者で暮らせよ。
* 資生堂の“つばき”のCMに出ているお姉ちゃんが大挙して押しかけて来ないかな。そうなったら、ちょっと持余すだろうな。
最近、ネタの方が多くて困っています。今日の話は少し前のこと。
この部分は、冬の断熱に、街での車中泊の目隠しに特に重要です。
ホームセンターでプラレールを買ってきて、炙って曲げます。レール部分を変形しないように曲げるのは、ちと難しいので余分に一本買って練習するのもいいでしょう。
大体の形になったら、極小の木ねじで取り付けます。ここのモールはきつく接合されていますので問題ないです。
カーテンは通販でオーダーしました。裏地を付けると遮音、断熱がUPするというので付けてもらいました。ちょっと上等な生地で¥7000くらいでした。
幅は130でオーダーしましたが、スーパーロングなら125がいいと思います。高さは150㎝。
カーテンに高さを調整できるフックが同封されていて、天井にピタリと付きます。両側の隙間は磁石で貼り付けます。材料屋で売ってる強力なミニマグネットを縫い付けるといいと思います。
カーテンは、先日のキャンプでも効果がありました。朝の運転席は冷たかったです。荷室のふさいでない窓は、右下のマットを貼り付けます。高知では十分です。
世帯臭くなるし、場所もとるので敬遠していた敷布団を導入しました。
こりゃ、いいですわ。お家と同じや!!たまりません。
これで簡易キャンパーの改造はひとまず終わりです。残った窓をアクリルで2重窓にするか、カーテンを付けるかはゆっくり検討したいと思います。
皆様、他人の迷惑にならないよう車中泊を楽しみましょう。私は、コインパーキングに止めて、居酒屋巡りをしてみたいです。
わが、いの町は紙の町です。手すき和紙も昔は盛んで、父の家の生業でした。そんな訳で、4年に一度、世界から版画を公募する”トリエンナーレ展”が「紙の博物館」で行われます。
その選に漏れた作品を、最初は律儀に送り返していたのですが、費用も手間も大変で、今は指定がない限り競売にかけられます。その金はいの町に入るんじゃろうな。
落選作は大判でも8000円、小品は1000円からです。もとより入選作には興味がありません。すごく安いので、初回から一番買っていて、もうYIP待遇です。
しかし、一度も案内の葉書が来ません。今日も「そりゃおかしいですね~。すみません。」といいつつ住所は聞かれませんでした。流石、お役所じゃ。
シンガポールからの作品。楽しいですね。色の部分の意味が、イマイチわからないけど。
リノカット(ゴム版)です。
題名はSHOPPERS USUKI JAPANです。幅は400㎜位。\3,000なり。塗り絵したくなるな。
これもリノカット。メキシコの作家。バルカン半島や中南米とか、途上国の作家の作品がずっと面白いです。
刀に勢いがあって、中堅の作家と想像できます。私は、版画はやっぱり白黒で手の跡が残る作品が好きです。
薄い額装をしてプレゼントにいです。
会期中、入れ替えがあるのでまた行きます。
最初は、自分で額装をして高く売ろうなんて考えていたんですが、コレクターになってしまいました。
一度、ショールームで版画展をやりたいです。でも、なかなか額装が追い付きません。
昨日、無事御本尊を納めることが出来ました。施主様にはお代のほかに、ご祝儀やお酒まで頂きました。しかもその辺の酒ではなく、御当地、司牡丹の「自由は土佐の山間より」超辛口でした。気配りが嬉しいですね。
今回、商売としては厳しいものでしたが、勉強させてもらってご祝儀まで頂いて、幸せなことです。そのかわり、私もプロとして恥ずかしくないレベルの仕事はしたんです。
栃の拭き漆と桂の木地は良く合いました。仏壇と御本尊の作者が同じというのは稀有な例と思います。
ブログなので簡単に仏像の制作で感じたこと・・・・・
1、仏像は何らかの呪術的目的でつくられたのではないかという気がしました。プロテスタントとカソリックが血みどろの戦いをしているように、宗派間の対立とかあったんじゃないでしょうか。
2、ちょっと、矛盾しますが彫っていると、慈悲の心とか、なんとか感じますね。先週テレビでマザー・テレサをやっていましたが、今までになく共感しました。単に年取って涙もろくなっただけかも。
で、いまだにハマっていて、小説読むのは置いといて、仏像関係を勉強しています。土門拳の「古寺巡礼」は写真もさることながら、文章にも力があり読みごたえがあります。
でも、仕事は家具作りの方が楽みたいです。
サーフィン誌NALUに私のライディングが載った・・・・・・・わけではなくて・・・・・・・・私の作ったベンチが微妙に写っています。
左中央の写真がそれです。
今年は頑張ってサーフィンしたのに、この日は行ってないんだな。クッソー!!まあ、人生はそんなもんじゃ。
右上のサーファーは妙なもんかぶってますが、Ryu君お気に入りのシャンプーハットです。
寒いけど、6時から30分くらいが良かったみたい。年寄りは逃してしまう。
しばらく、お休みしていると流石に冬はキツイ。
でも、やった方が心身ともにいいような気がする。