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雨降りが好き。

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このところの暑さは、どうも年寄りが、日中サーフィン出来るようなものではない。よって、雨の日を選んで木曜の午後から入野の浜に出かけた。2週間ぶりだ。

波は全然良くありません。でもやっぱりサーフィンはいいな~。スコールの中、海に漕ぎ出して行くのも気持ちいい。ほんまに日本も亜熱帯や。

Dsc_0060 この夜は、地元サーファーS君と「8の字」で飲む。ローカルサーファーとも、もう20年以上の付き合いになってしまった。

調子に乗って、スナック「茶蘭花」に初めて入った。うらびれた外観とは違い、ママは明るくていい店だ。贔屓にしたいが「波乗りに来て、そんなに夜の部を充実させてどうすんじゃ~!!」

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車中泊は大雨。翌朝、波はサイズアップしたものの折れかたは良くない。でも3時間もする。帰りに、農協がやってる、「ニコニコ市」で、今夜の酒の肴にカツオを買う。家にはブドウ。

最近、大方町には、この手の町民持ち寄りの直販所が、3つぐらいあり、のぞくだけでも面白い。海外でマーケットをのぞいてるみたいです。写真はメダカ。いいセンスだと思いますが・・・・・・売れるんか~?

Dsc_0075 昼食は「レストラン三木」で以前にも紹介したカツカレーで〆。

さっぱりしたルーで、夏に合います。このお店、もっと人気があってもいいようなものですが、結局、ほんとに味のわかる人が少ないんでしょうね~。

またまた、充実した休日でした。


2つの不満。

Dsc_0010 一昨日の日曜日は、いの町の花火大会だった。仁淀川の河原と違って、蚊もいないので、我が家の屋上に波乗り仲間が集まることが恒例になっている。

この不景気でも、花火大会はやれるもんだと感心するが、ここ数年来、打ち上がる花火は、どれもいびつな形やスカスカで、B級工房製なのか、見習いが作ったのか、美しい日本の花火じゃな~い。ヒナーレでやっとまともな花火が打ち上がる。

花火が終わると、当然、階下で飲みなおす。当屋は、一応朝から掃除をしたり、屋上に水をまいたり忙しい。しかし、以前は宴会が終わると、1週間分くらいの酒や食い物が残っており、それなりに旨味があったのだが、最近は残らないというか、酒が切れた時点でお開きになるというか。「おめーら、血も涙もないんか~!!」

犬・モモは、最近は雷と花火と受難続きで、現在も私の足元でハーハーいいながら、ブルブル震えています。でも、食べることは出来ます。


トチ狂う。 (2)

Dsc_0011 先日、輪島屋善仁の山下さんが営業に寄ってくれた。輪島屋善仁は、いまだに行商がメインの最も優れた漆器の製造、販売会社だ。

今回は、金もなく、無駄足を踏ませてしまった。ゴメ~ン!!

山下さんに、「現在製作している、栃の仏壇の木地が狂う」と愚痴っていると「そりゃ~、トチ狂うと言いますでしょう」とのこと。そうだったのか~!

Dsc_0009 栃では、座卓のような分厚いものを作ることが多かったので、あんまり実感がなかったのですね。

この栃、2寸に製材して、天日で2年、倉庫で4年保管していたものだが、人工乾燥していたら、もっと狂わなかったのでしょうか?

おかげで、荒取りから、仕上げまで3度に分けて様子を見ながら削っていくという手間を強いられています。写真のように組んでしまえば、大きく動くことはありません。しかし、裏板用に15ミリで製材していた材は、反って使い物にならなくなり20㎜でやり直しました。

漆で仕上げると、少し派手かましれません。かなり、おとなしく、上品な杢を選んでいますが。

Dsc_0011_edited1 ところで組立機、なにやかやと重宝しています。仮組にも便利です。出来れば、分解機も欲しいです。今はジャッキを使ったりしています。

写真は本番です。私の場合、あり組の箱は、しばらくしてから、クランプは外して放置します。クランプするとどうしても板が内側に反ってしまうので正確な直角が測れないし、妙な力がかかってしまう恐れがあります。

プレス機なら問題ないでしょう。すぐにクランプを外しても、あり組の場合はさほど問題もなく、ガチガチに組み上がります。


一泊旅行

昨夜は、このところ大したイベントもなかったので、また日中真面目に働いたので、夕方7時から一泊旅行に出かけた。

まず、土佐和紙工芸村の薬湯に入って汗を流した後、居酒屋「山吹」を目指す。ここは、至極交通の不便な場所にあるため、初めて一人で訪れる今夜は車でキャンプすることになる。Dsc_0069_2

翌朝の写真だが「 山吹」から上流を望む。なんでこんなところに居酒屋があるかわからない。

8時過ぎに着くと、常連さんが4,5人いた。全然気兼ねがなくて嬉しい。適当に料理を見繕ってもらう。

Dsc_0050 マグロのスキミ。こういう店なので予約を入れておかないとお刺身は期待出来ないが、これは上等じゃ!枝豆とパスタ風のチーズが添えてあるなんて、一人でブラッと来た者には有難い。

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次に出てきたのは、牛肉を鰹のタタキ風にしたもの。おいしかった。(写真が悪くてすみません。やっぱり恥ずかしくてストロボ焚かずに撮りました)

ビールに日本酒、ワインに焼酎とやって最後の口直しにイタドリの炒めもので¥2,800は安過ぎる。

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路側帯には清水が流れていて、ポリタンに補給。

翌朝5時起床。ジジイみたい。散歩中の黒のレトリバーに遊んでもらう。蚊も全然いなくてグッスリ眠れました。下の渓流で泳ぐにはちと寒いような。20分のドライブで帰宅。

う~ん。このイベントは頑張って?続けていきたい。


ROA-151

今日は久々に木工家用のブログです。

Dsc_0011 昨年導入したルーターマシン庄田のROA-151ですが、16㎜軸のビットもOKと聞いていましたが、先端の部品を交換するのか?地元の機械屋では要領を得ませんでした。しかし、軸の内径が20㎜あったんでで、単にコレットを交換するだけやろか?と思っていた矢先、ヤフーオークションで庄田用コレット見つけました。\3,000でした。超ラッキー!!

他にも直径40と50のビットも出ていたので買いました。この位大きいと、16mmの軸は必要でしょう。試しに回してみましたが、静かでよく切れます。でも恐ろしいです。こういうビットを使うとき、インバーターで減速できるのは心強いですね。

他にも、12mm軸を20本くらい買いました。安いです。中でも6と9㎜はスリーブを介さないので、精度も剛性もいいように思います。

オークションに初めて自分で参加しましたが、送金なんかの手数料がやたらと高く、ますますソフトバンクが嫌いになりました。でも面白かったな。月額¥400はホントに微妙だ。

Dsc_0004 省エネのためにヨシズを取り付けました。エアコンの効きが全然違います。

でも、どうやってもこれほど暑いとしんどいです。本日、日中夕立が断続的に降りましたが、体は正直なもので、楽に仕事がはかどりました。

まだ8,9月と控えており恐ろしいです。


淡水性タンパク質

Dsc_0032 昨夜は、「ゴリと手長エビを頂いたので飲みに来ないか」というお誘いがあり、勿論出かけました。

Dsc_0031 ゴリは体長1㎝前後、石を末広がりに積んで、海から遡上してくるのを一か所にまとめてすくいます。かき揚げで食べました。写真は佃煮です。卵とじも旨いです。

手長エビは現在はペットボトルのトラップで獲るそうです。今回のはデカイ!このサイズだと水中メガネだと相当大物に見えます。唐揚げも旨かったけど、ちょっと殻はかたいです。

Dsc_0033 最後はスパになりました。大胆にもエビの剝き身がふんだんに入っています。バジルではなく、セイソウを使っているのがミソだそうです。

満足しました。次は天然のウナギかナマズのかば焼きが食べたいです。鯰は刺身も超美味いんですが、ちょっと怖いです。


やっと出来!!

Dsc_007700051ずっと悪戦苦闘していたコレクションボックスが出来ました。この形状は、はじめに材料ありきで出来ました。昔あるところに、丁度の広さのケヤキ板がありました。しかし厚く、さりとて2枚に割ると薄すぎるので、このような形状に挑戦してみました。

私らしくないかもしれないし、成功しているかどうかもわかりません。しかし、挑戦は良いことですし、進歩をもたらします。でも、挑戦は採算取れないので、時々にしたいのだ~!!

蝶番は、局面に取り付けたのでは開閉できないので、同一平面に座繰りしてから嵌め込んでいます。今回、はっきりわかりましたが、金具は全体の雰囲気を決める重要なファクターですが、結局手間も、本体と同等とは言いませんが、同じくらい要ります。それなりの覚悟が必要です。(お客さんからもっと、お金をもらわんといかん。)

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どうも、ロウ付けが上手くいかないと思っていましたら、老眼でフラックスが融けた瞬間を見極められないのだと、気が付きました。裸眼、近視のメガネ、溶接ゴーグル、これらを単独、もしくは組み合わせて使わなくてはならないので大変です。

でも今回、金工に目立った進歩がありました。苦労はするもんですな~。本日から工房は金工室から木工室に戻っています。


鍛金作業

Dsc_00080001_1 現在制作しているコレクションボックスの蝶番が曲面に取り付くため、ぴったり曲げるのに苦労していました。なんとか、自力でごまかせましょうが、ここは次の仏壇の金具のこともあり、曲げの基本を習うために、造形師の藤田君を訪ねた。

彼は鍛金が得意のようだが、彫塑もするし大工仕事も出来るので、時々手伝ってもらっている。今回、初めて仕事場にお邪魔したが、ウ~ン、やっぱり道具が一杯いるんだな~。

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鉄の角材を削って、叩き出すため雌型を作っているところ。しかし、この方法では、上下で形状が違うため、片側2枚分の型しかできなく、手間がかかり過ぎるのでやめる。でも、少量だったら堅木で代用することも出来、使えそうだ。

Dsc_00190003_1 結局、さほど特殊な道具を使うことなく叩き出して曲げてしまう。ハンマーは何種類か揃えなくてはならないな。先に心棒の入るパイプ部分を作ってしまったのが失敗のようだった。何事も経験じゃ。

今回は大変良い経験になりましたが、本業は木工ですので、こんな所で足踏みしているわけにいかず、とっとと品物を仕上げて、次の仕事をしなければ飯が食えません。職人はつらいジョ~!!

かといって、外注するほど予算はなく、微妙な部分は自分でやるしかありません。でも暑すぎてそんなに頑張れません。


ビーチクリーンの日

あんまり暑いので、土曜の午後から入野海岸に出発して、結局2泊してしまった。20日はビーチクリーンの日、でも最近ゴミは少ない。

遊ぶに十分な波があったのと、暑さで、アウトドアてんこ盛りとはいかず、暇なときは、木陰で読書をする。藤沢周平「蝉しぐれ」

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写真の説明・・・・・・・・一本、先の波に乗ってプルアウトしたO塾長に迫る、M氏とメタボサーファーK氏。この後、無事に両側を通過。

今日は、もう体がつらいので、風呂入って、酒飲んで寝ます。おやすみなさい。


本当はこっちが好き。

Dsc_0012 久々に、木工の話題です。でも、内容は金工です。

蝶番などの金物を作る鉄板がなくなったので、高知市内の北村商事へ買い出しに行きました。

今回は、0.8、1、1.2、1.6ミリ厚の鉄板を買った。先に事務所で支払いを済ませ、指定された番号のゲートへ車で行き積み込んでもらう。広い。そして、私の鉄板は薄い。そして、鉄は高くなった。高過ぎじゃ~!!

Dsc_0023 荒取りは、コンーターマシンよりジグソーのほうが速いです。通常は雨ざらしにして錆びたものを使いますが、今回はまっさらで挑戦。

Dsc_00010001_1 金工バイスに挟んで叩きながら蝶番の形にしてゆきます。最初はコツを忘れているので上手くいきません。

ちょっと、取り付ける扉が凸面なので直径45ミリのくぼみに納まるようにします。

これから、仕上げと、着色なんですが、木工と同じで、こちらのほうが手間がかかります。

タイトルは「本当はこっちが好き」ですが、本当はどっちも嫌いです。も~こんな地味な仕事嫌じゃ~!! 山間部の温泉か、海辺のテラスでゴロゴロしたいです。