ハイエースの改造(キャンピング)一覧

キッチン、だいぶ出来。

今日もよく働いて疲れたので、崇高なYチェアーの話は明日にします。風邪はどうやら治ったみたいです。

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ミニキッチンの製作の様子です。本当に沢山の道具が必要です。特に重要なのはハタガネ・クランプ。大は小を兼ねるわけにはいかなくて、多種多様のものが必要です。

通常の家具製作では使わない、エア釘打ち機も重宝します。今回はかなり本格的なのであまり出番がありませんでした。

下に空間があるのは、タイヤハウスをクリアーするためです。

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本当にちょっとしたキッチンになってしまいました。BOXやランタンが正確にビルトインされます。二つのポリタンクは給水と排水用です。

材は楠です。昔はショウノウの原料になっていましたから、クールミントガムみたいな強い臭いがします。寝られるかなと心配していますが、段々おさまってくると思います。ヒノキも候補にあがりましたが、流石に雰囲気が違うのではと考えました。

商品ではないので、塗装はしません。


ハイエース8ナンバー化に暗雲が、

今日は、なんか昨日よりだるいので木工は止めて、溜まった雑用を片付けていた。その一つが散髪。4月並みの気温で良かった。

それから、高知市内の陸運事務局に車を持ち込んで、キャンピングカー登録の説明を聞きました。そしたら、また数年前より、更に条件が厳しくなっていて、ちょっと決心が揺らぎました。

流しの立ち位置の天井高さが160㎝・・・・その部分の床を剥がさんとな。

私の荷室は全面フローリングで布団を敷いて寝るんですが、ベットじゃないとまずいそうだ。「ほんで、ベットって何よ?布団じゃいかんの?」と聞くと、明らかな答えはなかった。床とは違う何らかの設備がいるそうだ。すごい抽象論だ。俺たちゃ、日本人!なんで布団が行かんのか?

陸運事務局の方たちは荒くれと思いきや、親切でやさしかった。それだけに手ごわそう。

本格的キャンピングカー以外は締め出したい意向だろう。金持ち優遇ですね。家具職人だから、やって出来ないことではないんですが、メリットはあるかな。

トラックや乗用車の高速道路料金の区分のもまだわからないしな。もう1年待ってみるかな。政治家が馬鹿だと、本当に下々の者は苦労します。

紙袋に4億円入れて運ぶ人がシロなのは、どう考えてもおかしいですね。堅気の人間は400万でも現金は持ち歩きません。いつも思うんですが、なんでそれほど金が欲しいんでしょうかね?そんだったらビルゲイツを目指せばいいんじゃないでしょうか。俺も1兆円だったら欲しいけど、一国の権力者があんなチッコイ土地をゲットするのに策をめぐらすなんて情けなさ過ぎます。

政治に全身全霊を捧げて良いかじ取りをしたら、食うには困らないし、賞賛の雨アラレ、多分女も寄ってくる・・・・?そんだけで十分お腹一杯になると思うんですが・・・・・・俺の欲がなさ過ぎか・・・・・今までついてなかったからな。


ハイエーススーパーロングを8ナンバーにする。

私のハイエーススーパーロングは1ナンバーの中型貨物車で、以前にも書いたが、1000円高速の恩恵にあずかれないどころか、高速料金は普通車の2割増しだ。

これが、8ナンバーのキャンピングカー登録をすると、なぜか普通車扱いなんですよ。ミステリーでしょう?

ただ、8ナンバーは税金が高いとか・・・。ネットでも調べてみましたが正確なことはわかりません。来月が車検なんで販売店に調べてもらったら、年間にして8千円高くなるとのこと。

それだったら、高速代を別にしても、今の毎年車検より2年車検になって全然お得じゃん。任意保険も問い合わせしたら、ソニー損保の場合大差ないそうだ。8ナンバー化決定!

ただ、キャンピングカー登録は、8ナンバー車の税金が極端に安かったころ、税金逃れの登録が多発し、今は割りと厳しくなっている。でも、私の車は、元々キャンピングカー仕様なんで、わずかな改造で事足りるのです。本職だしな。

晴れて8ナンバーになったら、土日に遠出してみようかな。庶民のささやかな夢じゃな。この件はまたレポートします。

*ビヨヨヨョ~ン、先ほどディーラーの方からメールがありまして、8千円は間違いで12500円だそうです。訂正しときます。それでも安い。絶対元が取れます。それから、税金は地域によって変わってくるかもしれません。


ハイエース総集編

なんだかキーワード”ハイエース”で当ブログに飛んでくる人が多いです。履歴のデータを見ても、うちの商売には繋がりそうにないけど、せっかくおいでなので”まとめ” をしておきます。

Dsc_0047 右側の窓は潰してあります。

サーファーにしかわからないけど、注目はリューシュコードのフック。こうして保管すると、テイクオフのときコードを踏む可能性が低いです。

Dsc_000931 夏仕様の運転席。

渓流用のびくはゴミ箱です。花を生けてもいいです。ホウキは上等のものを用意して下さい。

バケットタイプのレカロは前のトラックから移設しましたが、ハッキリ言って乗りにくいし、荷室からも移動しにくいです。長距離はいいけどね。もう金もないので、今度はノーマルに戻します。

Dsc_002531 2年ほど前、IKEAで買ったLED照明。新聞は読みにくいけど生活するには十分です。どうせ、夜は寝るだけだし。

Dsc_0004 この中に、キャンプ道具を収納します。先日のランタンも頭が見えています。桐とホウ材でできています。本職じゃしな。

100円ショップの小物入れが便利です。

右下の白いのがLED照明のスイッチ。

Dsc_0051 ロングボード2枚とキャンプと素潜りの道具を載せてもまだ広い。(元登山部なので道具はコンパクトで厳選されています)

これに、必要に応じて、クーラーボックスや七輪、自転車等を積みます。

皆さん、お金かけて、うんと狭くして、楽しんでいるようですが、不思議です。暑いのにね。これだけ天井が高いと、夏でも風が入れば涼しいです。

若い時は、雨でもテントがよかったけど、年取ると車中泊が一番。後は、都会への出張用にポータブルトイレの導入を真剣に検討しています。


荷造り革命。

Dsc_002733 今日の話題は、一般の人にはあまり縁がないかもしれません。しかし、私のように、家具の個展をほうぼうでしたり、ドロボーや盗品売買をなりわいとする方には耳より情報です。

Dsc_002822 注目してほしいのは、白や黒のアミアミシートです。100円ショップで売っている滑り止めシートなんですが、これが実にすぐれモノです。

全く動きません。どんどん上に載せていけます。ガタガタしませんので製品が傷つくこともありません。

以前、テーブル6台、イス12脚を一遍に運んだ時は、固定もせずにOKでした。

056 使用前はこんな感じ。

一つ一つの梱包、開封は大変だし、包材は後々、場所をとります。毛布は滑って意外に頼りないです。走行中音がカタカタして気になったりします。

いや~、このシートのおかげで本当に楽になりました。300円の大判を20~30枚買っておくと贅沢にに使えます。

もちろん、木工にも便利です。クランプが必要なくなるか、今まで2本で固定していたのが1本で済みます。家庭でも小さなマットの滑り止めにいいですよ。


車中泊は貧乏くさいか。

最近、軽四キャンパーも登場して、車中泊が市民権を得てきたようだ。ハウツー本もたくさん出ています。本来、夜行列車などに使われた言葉と思いますが、今回の“車中泊”は宿泊費を浮かすために自家用車で寝ることを言います。

結論から言いますと、車中泊は貧乏くさくないけれど、やってる本人は間違いなく貧乏だと思います。しかし、新年をネットカフェで迎える人から見れば、お大尽じゃわな。複雑な気持ちになりますね。

私は、大きな箱バンのハイエーススーパーロングに家具を積んで、全国あちこちで個展をします。荷物を降ろすと3畳位の空間が出来ますので、宿代を浮かすためにそこで寝るのです。

バス、トイレはありませんが快適さはホテルと変わりません。トイレについては、最近はどこにでもコンビニがありますし、郊外に出れば大自然がやさしく包み込んでくれます。

岡山で個展をした時、駅のすぐ近くの安ホテルに一泊してみたんですが、飲みに行くには便利なものの、窓の外は隣のビルで本当に貧乏くさかったです。

都心で飲んで、仕方なく品川プリンスに泊った時も、15,000円も払って薄汚い部屋でした。外国なら値引きか、部屋替えを強要するところですが、酔っていたし泣き寝入りしました。

そんな訳で、なまじっかのホテルより快適な車中泊は、新しい旅のスタイルになりつつあると思います。貧乏なだけで、貧乏くさくは全くありません・・・・・・でも、本当にいい旅の宿には泊まりたいな。

それから、車の中で、カップラーメンすすったり、コンビニの食材とカップ酒なんてのは、貧乏臭過ぎです。土地土地の旨いもんを食って、後は寝るだけにしたいものです。


ハイエースにカーテンを取り付ける。

最近、ネタの方が多くて困っています。今日の話は少し前のこと。

Katenn1 ハイエーススーパーロングにカーテンを取り付けました。

この部分は、冬の断熱に、街での車中泊の目隠しに特に重要です。

ホームセンターでプラレールを買ってきて、炙って曲げます。レール部分を変形しないように曲げるのは、ちと難しいので余分に一本買って練習するのもいいでしょう。

大体の形になったら、極小の木ねじで取り付けます。ここのモールはきつく接合されていますので問題ないです。

Dsc_0002 カーテンは通販でオーダーしました。裏地を付けると遮音、断熱がUPするというので付けてもらいました。ちょっと上等な生地で¥7000くらいでした。

幅は130でオーダーしましたが、スーパーロングなら125がいいと思います。高さは150㎝。

カーテンに高さを調整できるフックが同封されていて、天井にピタリと付きます。両側の隙間は磁石で貼り付けます。材料屋で売ってる強力なミニマグネットを縫い付けるといいと思います。

カーテンは、先日のキャンプでも効果がありました。朝の運転席は冷たかったです。荷室のふさいでない窓は、右下のマットを貼り付けます。高知では十分です。

Dsc_0003 世帯臭くなるし、場所もとるので敬遠していた敷布団を導入しました。

こりゃ、いいですわ。お家と同じや!!たまりません。

これで簡易キャンパーの改造はひとまず終わりです。残った窓をアクリルで2重窓にするか、カーテンを付けるかはゆっくり検討したいと思います。

皆様、他人の迷惑にならないよう車中泊を楽しみましょう。私は、コインパーキングに止めて、居酒屋巡りをしてみたいです。


ハイエースのエアヒーター(FF暖房)

今日は、両親の年賀状をパソコンで作っていたので、ついでにブログも更新しよう。

エアヒータは車の燃料を燃やすストーブで、エンジンをかけなくていいし、燃料消費もごくわずかで、車中泊の心強い味方だ。車の中は、明け方湿気で冷え込むので、南国高知といえども10月から5月までお世話になる。

「あんた~、その金で何泊ビジネスホテルに泊まれるの?」と言ったおばさんがいましたが、そういう問題じゃないし・・・・・少しは考えましたが。ニュージャパンヨットで購入。

Honntai これが本体。左の太いパイプから車内の空気を取り込んで、暖めた空気を右のパイプで車内に循環させる。

小さいパイプは、バーナーを燃やす吸気と排気だ。この作業は車外で行われ、車内はクリーンです。

取り付けブラケットは既製品ですが、不細工だったので、自分で加工しました。

金属の排気パイプが取り付け部分で急に曲がっているのがチューナーとしては残念なところですが、高温になるので近くのパイプやコードに影響を与えないため仕方ありません。まあ、レーサーのエンジン組むわけじゃないですから。

Haikisairennsa 赤い矢印が排気サイレンサー。排気は車外に出ます。青い矢印は、オプションで付けた吸気サイレンサー。ちょっと静かになります。

Kyuukihaiki 車内はこんな感じ。最初はタービンが回り始めるので、ジェット機と同じ音がしてうるさいですが、徐々に静かになります。でも、吸排気口の近くは矢張りうるさい。私は音に異常に神経質です。効率は落ちるでしょうが、パイプを長くすれば静かになると思います。

まあ、エンジンかけるのとは比べ物になりませんが。上にあるのがスイッチです。なかなかお利口で吸排気口が塞がったりすると、自動で停止します。

Batteryタービンや燃料ポンプを作動させるのに電気を使います。 2,3泊程度なら問題ないでしょうが、長いとサブバッテリーが必要です。あれば、パソコンや読書灯が使えて便利です。

この車は、とても重量バランスが悪いので、重いものは後ろに設置。衝突の際はドエライ凶器になるので、床の鉄板にケースごとボルトで固定しています。

床に穴を開けたり、燃料タンクからパイプを引いたり、DIY上級コースです。それと、自動車整備関係に友人がいないと厳しいです。私は丁寧に仕上げて4日かかりました。自分で取り付けるのはお勧めできませんし、やってもらった方が、結局安上がりでしょうな。

20年乗るつもりなら、設置しても元は取れます。

*大型トラックや本格キャンピングカーのように設置場所と睡眠をとる場所が離れていれば問題はないでしょうが、吸排気口の近くで寝るのは少しうるさいです。離れれば問題ないです。静かにするにはパイプを長くするとか工夫がいると思います。


ハイエースの断熱加工

Dsc_000311 来るべき冬のキャンプに備えて、ハイエーススーパーロングの断熱加工を進めています。

天井にスプレーのりでサーモウールを敷き詰めていきます。運転席の上の内張りも簡単に外せますよ。グラスウールは安いけれど、結露するし、どうせ建築と違って手間仕事なので、いい素材を使った方がましです。ちょっとNASAみたい。

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床は3㎝厚の杉板ですから全く寒気は上がって来ません。

側面はサーモウールが、剥がれ落ちる可能性があるので、スプレー式の発砲ウレタンを使いました。この隙間にサーモウールを押し込んでいくと完璧です。

でも、一部配線まで吹き込んでしまったが大丈夫かな?

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右側の荷室の窓は、どうせサーフボードで視界がないので2㎝厚のスチレンボードで潰すことにしました。

写真は車体のRに合わせて、工業ドライヤーで曲げているところ。側面は隙間のないよう、バンドソーで角度を付けてカットしています。ドライヤーで表面を少し熔かすと両面テープが良く効きます。

こうなると、病気というか、いつもの、やり過ぎ病です。木工は、全然いい加減なのにな~。不思議だ。

昨夜、早速、海岸で泊まりましたが、雨の音も大分静かだし、FFヒーターを切ってもすぐには寒くなりません。いい感じです。家に近くなりました。夏場も、随分涼しいそうです。

* ところで、搭載している自転車ですが、広いスーパーロングとはいえ、枕元に自転車があるのはどうもいけません。以後、必要な時だけ載せるようにします。

* 施工後、隣にガソリン車が来ても気づかないほど静かになりました。いいのか、悪いのか?ただ、雨の音は激減はしません。天井に直接当たるわけですから。発砲ウレタンを吹くと凄く効果はあると思いますが、マスキングをしっかりして2液の垂れないタイプを使う必要があるかもしれません。車体をひっくり返せるなら簡単でしょうが。ゴムシートのようなものが効果がありそうです。


ハイエース用ボードキャリア

これは、木工なのか波乗りなのか、先日ハイエーススーパーロングにロングボード収納ラックを取り付けました。

Dsc_0092 ロングボードが2枚収納できます。しかもボルトオンです。しかし、シートベルト用のねじ穴は、加工されるのをトヨタが嫌ったのか、11ミリの非常に特殊なサイズで、12ミリのタップを切りました。後部をゴムで止めます。

今までは、床に立てて置いていたんですが、エアヒーターの吸気孔と干渉するので上げました。天井に吊るすのは、せっかくウォークスルースの高さががもったいないのでやめました。家具の配達もありますし。右側の視界が死にますが影響はないです。ただし、ひどい衝突をした場合、ボードが頭を直撃する可能性があります。まあ。軽いものですし、自分もつんのめっているから大丈夫だと思うんですが。でも、もしそうなったら、いやな死に方ですね。

ところで、昨日の続きなんですが、ビッグウエーブの聖地、ハワイのワイメアベイ(この動画はとても安全なサイズです)では、ローカルに直接聞いた話では(余計、あてにならないかも)毎年数人が死ぬそうです。深い海底に引き込まれると、真っ暗になり、1分近く上がって来れないこともあるそうで、サイボーグのような連中もゆるくないです。また最後に、うまく浜に上がれず、波頭荒れ狂う、岩礁地帯に流されてしまった場合、傷だらけになり、命を取り留めても、波乗りをやめる人がほとんどだそうです。怖いですね~。ここの巨大な波は予測がつかず、運任せの部分があり、ワイメアギャンブルと言われています。