木工道具・機械一覧

慎重に、

仕事も一段落したが、なんとのう体が怠い今日この頃。まあ、昨日はSUPもしたし、しょうがないかもしれない。

デスクの本体は完成して引出しに入っています。リフターテーブルで任意の高さまで上げられるのは有り難い。

引出しの底板を接着しておく。料理と一緒で段取りが大切です。

ゆっくりでいいから慎重に、慎重に!失敗すると何倍も時間をロスしますから。

段々出来て来ます。

底板の入る溝は現物にチョークで印をつけておきます。

この丸のこ盤は滅多に使わないので何年も刃を替えていなかった。本日交換したら切れる~!しかも回転音がとても静かになりました。

スライド部分にオイルをスプレーしても、すぐに動きが渋くなるのが欠点ですが、この高性能オイルにしてから随分違いました。

CRCは研磨剤が入っているのでベアリングがすぐダメになるそうです。


ニコイチ

今日もエアコンなしで仕事が出来ました。

また椅子が売れた。いったいどうなっているんだろう?家財宅急便で発送するる時、ネットの品名記入の部分に(椅子2脚合体)と書くと、必ず本部からメールが来て「本来は出来ません。当日確認します。」じゃあ、いりこを送る時は一匹一匹箱に詰めるんかい?!・・・・とまでは言いませんが。

30年ほど前に買った締め具。確実に締まります。

椅子の張り替えも続々来て、もう訳が分かりません。


接着剤

夕方、仁淀川でSUP。思いのほか増水していた。

私は接着剤には無頓着な方で、経験上、弱い接着剤でも長年変化がないこともあれば、強い接着剤でも外れる時は外れます。

使用する種類は普通の白ボンド、PIボンド、エポキシ30分・90分・12時間硬化。必要に応じて使い分けます。

このゴリラ・グルは1液で強力そうですから、使い道がありそうです。ノズルに工夫があり、日本のメーカーも見習うべきだと思います。

右のガムテープは黄変しない強力タイプで曲面にも貼れ、ボードの修理にも使えます。ただし2000円ほどするようでおいそれとは手が出ません。

こういう商品はアメリカのDNAを感じますね。


ボディープレス

昨日2時間SUPをやったのに朝、しんどくない。波待ちが多かったのだろう。運動にならんな。

小さなキャビネットの製作中。

今回は、板厚10mm強。薄いので少々反っていたが、ボディープレスを使うと完璧に密着します。ちょっとずつ組み上げられるのも良い。

側板を接着。都度、はみ出た接着剤をブラシと雑巾で拭き取ります。目違いと直角は念入りに確認します。

何度も言うようですが、武骨な機械より美人の助手が2人いた方が良い。

ミスなく本体が組み上がりました。木工初心者コースみたいですが実はかなり面倒な構造です。お客様のご要望を聞いていると結局そうなってしまうんですね。普段の自由制作では作りやすい方に流れてしまうものです。

箱物ばっかり作っていたら簡単なのでしょうけど。多品種少量生産の場合、一々頭のソフトを立ち上げなくてはなりません。ポンコツの脳には辛い。でも、ボケ防止には大変効果的と思います。


亀裂

今朝は5時台に散歩をすませたが、既に蒸し暑かった。夕方は激しい雷雨が終了してから。そのせいか只今26℃でエアコンなしでもOK。

バンドソーのスイッチを切ると異音がするのでチェックしたらこの状態。ヤバかったな。

ブレードの長さが10m近くある製材所のバンドソーは切れると竜のように天井に昇るそうです。一度そういう残骸を見たことがあってゾッとしました。

何とか五体満足でこの仕事を終了したい。


アリ組のデスク 2

梅雨明けしたと言っても蒸し暑い。現在、外気・室内共に30℃。しかし、酒を飲むだけなら耐えられないこともない。

アリ組のデスクは組んだ状態でエアコンの中放置していた。もし脚だけエアコンなしの場所に保管していたら膨張して絶対に組めません。

大丈夫とは思ったが1500あるので天板が垂れて来るのを防ぐ補強板を接着。

こんな感じ。重いので面取りなどは先に済ませておきます。

普段はエポキシは使わないのですが、こういう大型の製品では時間もかかるし、抵抗の少ない特性が有効です。一度外して、はみ出たエポキシを拭き取って再度クランプ。

室温24℃の工房とエアコンの壊れた居住部分のギャップが激しい。昼寝は工房でしようとGIベットを運んできたけど、寒過ぎて止めた。


ピンルーター

本当に雨ばかりです。でも気温も高くないので比較的過ごしやすい。てか、エアコンの中にいるんですけど。

本日は自分用の備忘録なので木工をしている方にも分かりにくいと思います。

座面の端面をレーザー加工機とピンルーターを使って仕上げるのに挑戦。明瞭な墨線は老人には大変有り難い。

厚さ5.5mmべニアは9mmオフセット。4mmべニアは2mmオフセット。これが型になります。

こういう事なんですえ~。5.5mmべニアは余分な刃先を逃げるためのもの。中華製ビット切れ味も問題ない!

回転軸の真下にピンを仕込めるように出来ています。今まであんまり活用してこなかった。ピンは何種類かあります。購入時に製作してもらった。1本グラグラするんですけど、庄田製はこんなもんか。

任意の高さにセット出来ます。

パーフェクトや!ここまで来るのに苦労しましたが、加工は1分かかりません。以前は、組み立ててから端面を手作業で丸くしていたのですが大変に手間が掛かっておりました。先に加工するとそれはそれで曲木とか問題が出て来ると思いますが、治具で対応します。

取っ手部分は同じ半円ビットだと角が立たずにダレた感じになるので別の刃物を使います。

もう椅子はこのスタイル1本で行こうと思います。


中華製ルータービット

さほどの雨量ではないが、昼も暗い。

アリババに注文していた半円ビットが届きました。コロナのせいか20日かかった。半円の直径はミリで約32・19・16・12.7。軸は12mm。

塗装がまちまちなのは流石中華製。価格は¥450~750。

右が兼房製。まず軸の長さが違います。ここを節約しなくてもいいのにとは思う。使えなくはないけど。

兼房は全体に太く頑丈な造りです。ただし、兼房¥2万、中華製750円。2000円出してもいいからもっといいのを作ってくれ。

超硬部分の厚みは兼房3.2mm、中華2mm。

小さなビットでも日本で売っている製品の2/3の厚さしかない。超硬部分が欠けやすいと考えられるが、厚くても欠ける時は欠けるし、切削するのはどうせ先っぽだけ。

試しに切削したら十分な仕上がり。

少量生産の工房レベルでは十分な性能ではないかと思う。6mm軸よりは首が折れて刃物が飛んで来る危険は少ないのではないか。


コンプレッサー

昨日と今朝、爽やかに晴れ渡って梅雨が明けたかと思いました。

出入りの機械屋の勧めで3馬力のコンプレッサーを入れました。奥の自転車はもう両親が乗れなくなったので、処分しなくては。

実はこの機械、近所の黒板屋が廃業した際、私が仲介して引き取ってもらったものです。他の数台をひっくるめて査定ゼロ。唯一コンプレッサーは売れそうとの事でした。機械屋もユニック借りて、助っ人も呼べば、利益は出ません。他の機械は屑鉄屋に持ち込んだそうです。現在、余程のブランド物でない限り木工機械は売れません。

その時、右から左へ当工房に引き取っておれば格安でしたでしょうが、一度機械屋の倉庫にしまわれれば適正価格で買わなければなりません。と言っても安いんですけど。

オイルのドレンボルトは固着していて、強引に回すと折れた。ドリルで穴を開けてタップしました。漏れ対策のワッシャーは1円玉を両面擦って代用した。本当は違法なんでしょうけど。

木工を始める前から持っていた100Vの1馬力品よりは静かに回ります。


あった!

本日は夕刻、強烈に湿気た。

その後、強い東風が吹いた。東の空は晴れた。

西はこんな感じ。普段とは逆。かなり珍しいと思います。現在25℃でカラッとしています。

ここからは木工家専用です。

最近、シェルチェアーの上部のように端面を半円に仕上げることが多くなった。これが直線ならボウズ面ビットで簡単なのですが、曲線だと厄介です。

折角、オーバーヘッドルーターがあるので半円ビットで倣い加工することに。型の制作にはレーザー加工機があるし。しかし、半円ビットは少ない上に、日本で市販されているのはインチサイズです。試しにアリババを覗いてみたら・・・・

一杯あるじゃんか!

それでも12mm軸を扱っているのは2社のみでした。早速4本ずつ注文した。兼房でオーダーしたら2万円もするサイズが800円とかであります。切れ味は不明ですけど。

私の機械のコレットは外径20ミリです。よって、16mm軸も使えます。ググってみたら内径1/2インチのコレットを製作してもらえるようですね。便利な時代になりました。