木工道具・機械一覧

商品撮影

昨日からの続き。

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やや上から撮った方が収まりが良いようです。レンズは60ミリの固定焦点。そのままだと手前の側面は真っ暗になるのでレフ板を当てています。僅かにソフトでアオリを入れて補正しています。何気に小技を使っている。
 
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センターテーブルも上品な杢が出た。しいて言えばオイルを拭き上げたペーパータオルを片付けておくべきでした。ソフトで消せるけど。
 
このようにデジカメのおかげで誰でも精進すれば美しい写真が撮れます。ただしセンスは必要です。
 

邪魔者

体調が万全でない上に、波も微細なので仕事をしていた。

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ローキャビネットが出来上がりました。一番長いかも。
朝の方が光線が良いようなので明日撮り直すか。
 
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珍しくご近所様から頼まれたセンターテーブル。
 
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まず棚板組んで、2時間置いて、その間に夕方の散歩を済ませて、
 
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天板と脚を組みます。確かに便利な機械ですが・・・・
 
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ユキちゃんがワークと私の間に滑り込んできて動かないので・・・・・・・・糊付けするぞ!
構ってほしいのか、ワークにヤキモチ焼いているのかは分からない。
 
さあ、これで今年も終わりかな。
 

糸鋸刃

夕方散歩していたら、小学校低学年の女の子がベソかきながら、お姉ちゃんと歩いていたが、ユキの後姿を見て「お尻丸見え!」とつぶやいていた。そうなんです、尻尾が巻き上がっている上に白だから〇門が容易に確認できます。

入野松原でサーフボード持って海に駆けてく若者も「〇門丸出しやな!」と言っていたな。「お前は下品なんだよ!」
 
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糸鋸作業はひたすら集中するだけなので、体調さえ万全であれば厭はない。名人なら一筆書きで切り出すのでしょうが、今回は4個に分けた。切りカスはやさしく刃を当ててやると飛び出します。
 
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十字は一枚につき23個あるので、23×4個×4枚で368個散らばっています。
 
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出入りの機械屋が持ってきてくれる糸鋸刃。寺西♯1。断面はツルツルで仕上げの必要がありません。
 
糸鋸刃は軌道のコントロールがしにくくなったらすぐ交換します。その方が結局仕上がりも綺麗です。
 

ローキャビネットの製作 その4

本日は体調が戻らないものの、怠けてばかりもいけないのでプールで2500泳いだ。年寄りの冷や水かどうかは明朝判明する。

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透かし彫りの図案が決定したので、レーザー加工機で型を作る。勿体無いので厚紙。直接鏡板にレーザー加工機で線引きしたら簡単なのですが、よりばらけさせる(誤差を大きく)ため。
 
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このように2枚一組にして糸鋸で切り取ってゆきます。
 
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難儀な作業ですね。
 
今回、レーザー加工機を使うと、ガチガチに仕上がってしまうのを恐れて、わざわざ糸鋸を使っています。
 
糸鋸・・・・めんどくさい。もうちょっと年取ったら無理。刃代がかかる。
 
レーザー加工機・・・・断面がやや焦げるがスリットの場合目立ちません。毛羽立たないし、木口が焼けるので製品にとっても為が良い。表面との角も僅かになだらかになる。圧倒的に早い。ランニングコストはタダに近い。ただ、手作り感が薄れるのが怖い。
 
そこで考えました、次回はデータをチビットづつ修正してなんちゃって手作り風にする。多少手間はかかるが今回のように4枚あれば有利であろう。
 

ローキャビネットの製作 その2

やっぱりダルくてしんどいけど仕事はしないと。自営業だから。

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いつも難儀な大きな箱物の組み立てですが、ボディープレスのおかげでなんぼかましです。片側ずつ組み上げます。
 
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時間との闘いですので必要な道具は事前に準備。
 
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木工家にしか分かりませんが、クルクル回るポニークランプは殆どの場合イラつきますが、前後のズレを修正するには大変便利。
 
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はみ出た接着剤はヘラで取ってから水拭きします。綿棒は穴に使います。
 
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エアー駆動のボディープレスはきついアリ組を入れるほどパワーがありません。一度降ろしてソマックスの強力ハタガネで締めます。でも、エポキシを使えば入ると思う。
 
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無事終了。直角の心配がないのが良い。
機械がないと、とても一人では無理です。でも、何度も言うようですが美人の助手が3人いた方が良い。
 
準備万端とはいえ、必要な道具を取りに何度も2階に駆け上がっていたらユキも興奮してお付き合いしてくれます。ただ、邪魔なんですけど。気持ちは有り難いが。犬は3匹いても役に立ちません。
 
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何度やってもプレッシャーですね。
 
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アリ組の部分も合格点。
 
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現在、その楠を焚いていますが油分が多いのかメラメラ燃えます。
 

ラメロのジョイントカッター

本日は木工家専用です。

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ラメロのジョイントカッターを導入して1年半。
 
ファイン社のジグソーなんかは評判ほどではありませんでしたが、この機械はいいです。もっと早く買っとくべきでした。
 
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何と言っても板剥ぎの時、目違いが少ない。
 
その理由は、780Wでスムーズなモーター。振動が少なく、ほっといても歩いたりしません。よく切れる刃物。材に当たった時、全く動きません。それと正確な定規等でしょうか。
ただ、反った板では目違いが出ますので、冶具を作ろうと思います。
 
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欠点もあって、集塵を想定してないのか?口が小さ過ぎてよく詰まる。
 
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刃口が鋭すぎて、端っこの場合、引っかかってとんでもない所に穴が開く。やすり掛けでほぼ解消。
 
ラメロを10点満点としたら、マキタ6、デワルト4でしょうか。デワルトはヤクオフで売った。
 
プロなら今から買っても元が取れると思います。微調整機構の付いたのは重いのが難。
 
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ローキャビネット大分出来て来た。
 
 

コーキング講座

昨日の朝は6℃。今朝は8℃だった。まだ、寒いというほどではない。

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母屋と我家の境目の雨仕舞出来ました。
 
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下から。使ってない物干しも撤去したのですっきりした。18Vの電ドラのパワーは凄い!
結局買い出しやら、廃材の処理やら、チンタラやったら3日かかりました。大工じゃ飯食えんな。でも、道具が全て揃っているから出来ることでもある。
 
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コーキングは一度使ったらどんなに蓋をしても先端が固まります。一度ノズルを外して先端から針金などを突っ込んで塊を除きます。近所の工務店のジジイに教わりました。
 
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両側にマスキングして塗り付けたら極薄の手袋をして指で表面をならします。
マスキングテープはすぐにこのように棒で巻き取ります。これも爺に聞いた。
青い養生テープが粘着力が弱くていいです。
 
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こんな感じ。適当な金物がなかったので薬剤を浸み込ませた木を使ったけど何年持つか?直接雨は当たらないのでしばらくは大丈夫だろう。
 
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豪雨の時、漏っていた窓の上は木で埋めてべったりコーキングした。
さあ、効果はどうかな?でも、材料倉庫の修理がまだだから雨は困ります。
 

ルーターマシンによる深穴開け。

Tシャツに短パンではちと寒くなってきました。本日は一般の方には分からない内容です。

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板状の貫の取り付けは2回目の施工でやっと慣れた。俺は2回はしないとどうも物になりません。脳が腐りかけているからな。
板だと丸棒のようにクルクル回らないから組み立ての時楽ではある。
 
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このジョイント部分、なだらかな曲線で繋がるとカッコいいけど手間ぞなもし。ほとんど見えないし。
 
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ブログ読者様からのアドバイスで、グラインダーで首を長くしたルータービット。使ってみたら貫が緩々になった。慌ててガンガン削ったので熱で変形したのかもしれない。0,2ミリほど広がった。こういうのは少しの加工にとどめるべきだろう。次はエンドミルでやってみよう。
 
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ビットはヤクオフでまとめ買いしているので売るほどあります。
 
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加工風景。硬い山桜なので直径7、深さ25ミリを3度に分けてハンドル送りします。
 
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深さ調節は、まんまハンドルーターと同じです・・・・・原始的過ぎる。文句があるならNCを買えってことでしょう。
 
どうせ量産しても売れないから当工房には十分な機械です。
 

ルータービットの加工

政治はますますアホ臭くなってきました。共産党はしっかりしていますが、多少議席を増やしてもしれてるしな。

本日は一般の方には分からない木工家専用です。
 
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軸径12、刃径7、刃長17のルータービット。シェルチェアーの脚に3度に分けて深堀するので、刃長が足りません。
 
刃の無い本体部分を削ったら使えそう。近所の鉄工所には体よく断られました。しょうがないよな。やすりで整えられないかやってみた。
 
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無理でした。超硬のチップの付いたバイトなら可能だろうか?そもそも手バイトでは無理なのか?
 

シェルチェアー再開

台風の最中のアートキャンプに出掛ける前に更新。

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2年もほったらかしにしておいたシェルチェアー3脚を仕上げます。作業場で場所を取っていたから。
今回は脚の取り付けパーツを平面を出してから嵌め込むことにした。こちらの方が糊付け時にピタッと位置が決まります。
 
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表裏から木取りする方が無駄が少ないようです。
 
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成形は慣れればそれほど面倒な作業ではない。
 
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このクランプを使うにはコツがいる。
 
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何とかシェルの部分が完成です。