買ったら¥10万相当だそう。欲しい方はご連絡ください。
「木工道具・機械」一覧
買い出し
長手盆の注文があって制作していますが、倉庫でヒノキの在庫を見たら2枚分の材料しかない。
注文は1枚なのですが機械をセットするなどの手間を考えると5枚以上は作りたいところです。木材センターに行ってみるか。
途中、仁淀川河口をチェック。人も多い。
「君たち働いてんの~?!」退職したS石さんもいたな。
広葉樹の取り扱いは殆どなくなった材木センター。
「ガラガラに乾いた幅35センチくらいのヒノキはありますか?」
「あんたいつも難しいこと言うね。」
幸いあった。材積が倍くらいあるけど、一枚単価ですと、左のヒノキの12倍もするんですよ。木材はこんなもんです。一般の方は意味分からんと思うけど。結局あれこれ買う。
請求書を見るとムチャ安い。右の乾燥材はヒノキでは特殊な例で1枚単価で売っているのに、それに材積の0,04を掛けていたのだ。
「本当は言いたくないけど間違ってますよ~。」
正しい請求書はえらい高かった。
オーバーヘッドルーター
本日、伊方原発再稼働。地震の連鎖が心配されている今何で再稼働なのか。何かあったらどうやって責任取るんでしょうかね。まあ、そんなこと考えるような方達だったら再稼働せんわな。勇気と行動力があったらドローン飛ばして妨害したい。四国電力以外に選択肢があったら是非乗り換えたい。
山桜のキャビネットをブログで見て、関東のリピーターのお客様が「俺も欲しい~!」と注文して下さった。思う壺やな。ブログ恐るべし。
オーバーヘッドルーター(ルーターマシン)便利に使っているのですが、やっぱりこの機械は相当危険です。
ヘッドはエアーで上昇し、多分油圧で下降スピードを調整すると思うのですが、
途中からの欠き取りを12mmの下刃も付いたビットで
やっていたら弾き飛ばされました。捨て板での試みです。すごくゆっくり降ろしたのですが。
やっていたら弾き飛ばされました。捨て板での試みです。すごくゆっくり降ろしたのですが。
しっかり押さえていれば問題はないと思いますが、それも怖いしな。
むしろ、重量のあるハンドルータの方が安全だと思います。
ルーターマシンは同じ作業を繰り返すには適しているかもしれませんが、どうなんでしょうね?小さな部材を加工する場合は治具は必須。ハンドルーターを逆さに固定して使用する場合は更に危険だと思います。とにかく、弾かれても手がもっていかれないように細心の注意が必要です。
増尺
厚化粧の小池氏圧勝となったが、この人、確かに自民党から離脱?した後半戦は人相が良くなった。まあ、何で都知事になりたかったのかとか、何をしたいとかよく分かりませんが。
勝因は投票率が60%になって浮動票が動いた。この現象には自民・公明も戦々恐々だという。国政を新興宗教に牛耳られないよう皆様投票に行きましょうね。
ところで本日のお題は写真がないので説得力がない。携帯は殆ど携帯してないし、カメラもありませなんだ。
用事があったので、市内の木型屋さんに出掛けました。そこは主に船舶の大きな木型を作っています。スクリュー周りや船首の複雑な曲線は鉄板を曲げるよりは鋳物で作った方が簡単なのだそうです。
「増尺」なるものを見せてもらいました。名前は実は正確に覚えてない。ネットで調べてもヒットしないから間違っているかも。
普通に見えるシンワの1メートルの金尺が、巻き尺で測ってみると1m2cmあります。これは、鉄の鋳物が冷えて収縮するためにそうなっているそうです。他の金属用に比率の違うものが5種類くらいありました。
ウ~ン、こんなものが工房に紛れ込んでいたら大変なことになるな。
2パーセントの増加はしばらくは気が付かないと思います。
*良く調べてみたら「伸尺」(のび尺)と言うそうです。
マルチツール
本日は梅雨の晴れ間を縫って、CBR250で高知市に向かい用事を済ませたのですが、高知の街中では中型以上のオートバイの利便性はないと思いました。
大方が1車線ですので抜ける所はない。50キロの制限速度を40キロで走るジジババに付き合っているとエンジンが腐ります。メリットは駐車場に困らないくらいでしょうか。そのせいか週末以外は殆ど大きなバイクを見かけません。
はみ出した補強板をいちいち手鋸でカットするのは辛気臭いので、
マルチツールというのを買ってみました。前方の刃が激しく振動して切断します。本来、建築現場で石膏ボードなんかに配線の穴を開ける道具だと思います。
まあ、この作業には結構使えます。欲張って際まで削ろうとすると本体を傷つけてしまいます。どちらにしろ手鉋とサンダーで仕上げなくてはなりませんが。
後で気が付いたのですが、据え置き式のベルトサンダーでも荒取りは出来るがな。
刃を交換すれば金属も切れるので、江戸時代にタイムスリップすれば錠前破りにリクルート出来るかも。そのくらいしか使い道は思い浮かばん。
ルーターマシンは恐ろしい。
本日も蒸せます。もう梅雨入りですね。
本日は一般の方にはビタイチ分からない木工家専用です。
脚への深穴掘り。
ドリルで使う簡単な治具で手で押さえてやったら、刃物が触れた瞬間吹き飛ばされた。
「ゾ~!」
だからルーターマシンは厭なんです。恐ろしい~。
だからルーターマシンは厭なんです。恐ろしい~。
トリーマーにしろルーターにしろ便利な機械ですが重大な欠陥があります。
それは、普通の電動工具は負荷をかけると反発するか力が弱まりますが、ルーターは逆に引き込まれてしまうのです。本来、NCのように機械送りで使われる道具なのです。しかも、工場のNCなんか壁で覆われていて作動中は無人です。如何に木工家は野蛮な行為をしているか分かりますね。
ほんで、2日かけて治具を作りました。しかし、手送りは矢張り無理。
フライス盤に付いていたパーツでハンドル送りにしました。
効果は絶大です。軸径12、刃径9、深さ25の加工を2回で送ります。スムーズでキレイ。柔らかいヒノキですから1回でも可能ですが怖い。どうせ暇だから安全な方がいいです。
段取りを整えたら後は楽ですね。緊張するけど。
ルーターマシンにしろ横切り盤にしろ、もしアクシデントがあっても、指を刃物に触れない位置に置くことが重要です。
しかしまあ、ルータによる深穴掘りは手作り木工では避けた方が無難だろうな。
あんまりキツイと丈夫ですが組み立てが大変になります。
貫が板だとモダンな感じになりますね。
まあ、不細工なのは間違いないですが。
スクローラー糸のこ盤の修理
本日は蒸し暑いのでエアコンを入れたら寒かった。
このところ、妙に調子の悪かった糸のこ盤から異音が出だして、ついには何もしてないのに鋸が切れてしまいました。
メーカーに電話しますと、なんか愛想の悪い若い兄ちゃんで
「品番が分からないとお答え出来ませんが。」
「AWスクローラーオートです。」
「そりゃ、古いですね~。」 (余計なお世話じゃ!)
でも、要領よく修理方法を教えてくれました。
プーリーに付いている固定ねじが緩くなって上下動のタイミングがズレていたのでした。40分ほどの修理で完調。古い機械は直るもんじゃね。
Aは自動チャックのソレノイドモーター、Bはベルトの回転から掃除用のエアーを作り出す装置。どうも洗練されてない機械ですが、恐らく最新型は合理的になっているでしょう。
ところで、昔なら出入りの機械屋に聞くのでしょうが、今はメーカーに直接が多くなりました。メーカーもネットで売ってたりするし。
ラメロ ジョイントカッター
本日は一般の方には分からない、レアな木工機械の話題です。
マキタのジョイントカッターを過不足なく使ってきましたが、時々目違いが出るし(多分私のミス。でも機械も悪い。)評判のいいラメロを買ってみました。
早速使ってみましたが、これはいいです!何でもっと早く導入しなかったのか。少々高いですが使用頻度は高いし、据え置き式の機械に比べれば安いものです。
各部の精度が良く、気持ちが良い。
しかし、落下したら叩いて直すってわけにはいかんじゃろな。
スライドはレールで。
一番小さいビスケットは厚さは3ミリで
専用のカッターが必要です。
専用のカッターが必要です。
一番大きいのはMAXで2度押しします。
集塵も完璧。
でも、マキタより立派な袋はオプションで¥7500もします。トホホ。
欠点は重いことです。しかし、実測したら旧型マキタ・3100グラムに対して
3250グラムでした。(「暮らしの手帳」か?)ちなみに刃の高さ調整機構の付いた上級機はさらに500グラム重く、便利ではあるものの板剥ぎ中心では必要ないでしょう・・・・高価なのでそういうことにしておこう。2台あれば便利ですね。
3250グラムでした。(「暮らしの手帳」か?)ちなみに刃の高さ調整機構の付いた上級機はさらに500グラム重く、便利ではあるものの板剥ぎ中心では必要ないでしょう・・・・高価なのでそういうことにしておこう。2台あれば便利ですね。
モーターは日本仕様でスムーズで強力。ビスケットは緩めで、手で押し込め作業効率が良い。それでいて目違いは少ない。
購入先のTOOLS.GRの山田さんによるとラメロはビスケットジョインターだけを作っている会社で、他社からは抜きん出ているそうです。TOOLS.GRはいつもオマケを付けてくれて有り難いな。
あちこちのブログも全然当てになりませんね。この機械、プロだったらすぐに元が取れるがな。という訳で、私のインプレッションも当てにはなりません。
ステッカーが同封されていましたが・・・・・・・洒落なんじゃろーか?
10万人に一人も知らんと思うけど。
充電式ランダムオービットサンダー
本日は珍しく有力なお客さんがおいでたのですが、昼寝の最中だったので複雑な気持ちでした。なるべく正午から2時は避けて下さいね。
マキタから充電式サンダーが出たので買ってみた。
パワーはデータ的には変わらないのですが、実感として7割程度の力。メーカーに文句言ったら「おっしゃる通りです。」と素直に謝られた。
重く、握りにくいです。しかし、周速が安定しているので仕上げやテーブルのエッジを削るのには重宝しそうです。何といってもコードレスですし。
右の100Vはいろいろ使った中では一番優秀な製品だと思います。
手前2台はボッシュの直径125と150。ことタイプは片手で扱い辛いので殆ど使いません。存在すら忘れている。
奥のリョービ直径100は
グリップの無いものは片手にスッポリ収まるので6台消耗してきました。すぐ壊れるのでお薦め出来ません。このタイプは使いにくいので生き残っています。
グリップの無いものは片手にスッポリ収まるので6台消耗してきました。すぐ壊れるのでお薦め出来ません。このタイプは使いにくいので生き残っています。
ベルトサンダーも併用しますが、最後はランダムオービットの時代になったかと思います。
中杢風に巧く剥ぎ合わせが出来ました。