政治は“お笑い”の世界に突入しとります。
故あって、丁度いい艶になった実家のダイニングテーブルを削っております。
こういう時、手鉋は便利ですね。サンダーだと目詰まりします。当然、使い捨て刃。研ぐのが面倒だから。
よく見ると右端中央部は少し黒ずんでいます。新聞のせいかな?
鉋屑には汚れがハッキリ見られます。
大きな傷がなければ、0,1~0,2mmも削れば新品同様に生まれ変わります。
今日も飲み会なので早めの更新です。本日の内容は、一部の機械マニア以外は全く意味のない内容です。
1週間かけて桑原の軸傾斜横切り盤を整備しました。おかげでこの機械に相当詳しくなりました。
試し切り。定規にピタリと張り付き毛ほどの隙間もない。普段使っているスコヤより直角が出ています。
刃口には、張り込んで布製ベークライトを取り付けました。布製は欠けにくいそうです。アリで収まるようになっています。渋いし、確実。
左側の刃口はアルミ製です。
移動テーブルの美しいこと。一寸、凄味があります。
この形状だと隅にホコリが溜まりにくいですね。目盛りを交換。市販のメジャーが糊なしでピッタリ嵌まるようになっています。
レールが長いので完全に挽き切れます。屈折アームのおかげで足元も広々。
桑原の機械はフットブレーキを踏むと電源も切れます。OFFスイッチを押さなくて済みます。
カバーは落とし込むだけで、脱着が容易です。
にぎり玉はケヤキで自作しました。純正より小さくてカッコいい。
奥の微調整機構はシブくなっていましたが、分解掃除すると指一本で回るようになりました。
大日精工の機械とは次元が違いますね。血の通った“機械”って気がします。
出費がかさみましたが、趣味と実益を兼ねているからまあいいか。これで横切り盤のストレスはなくなると思います。
でもなんか、機械いじりはチト空しい。明日から本業復活じゃ。
昨夜、寝ていたら、早くも蚊の襲来があって、手の甲が痒くてたまりませんでした。でも朝起きるとそうでもなくて、どうやら夢であったようです。
私の作業台には穴があります。憶えていませんが、意図したものではなく、材料の都合だったと推測します。ここにクランプを突っ込んで固定するにも便利かなと・・・・・。
しかし、ゴミや鉛筆は落ちるし、丁度椅子の足も落ちる。クランプを使ったのは10年で2度ほどかな。ほんで潰しました。
脱着式ですが、アー!スッキリした。10分の作業でした。なんで今まで気が付かなかったのか不思議です。謎じゃ。
ここからは木工家専用です。
研磨に出していた、兼房のラフィングビット。やっぱり良く切れます。他のストレートビットは使わなくなりました。もう一本用意しておくかな。
なんかのついでに買っていたモノタロウのエンドミル。今回、6ミリを使ってみましたが調子いいようです。もう少し使ってみてから評価します。
静岡の販売店で買ったJesadaのスパイラル・1/2インチ。数年前に買ってから一度も使っていませんでしたが、兼房を研磨に出した際に使いました。
アリ組一ヶ所加工する間に切れ止んで、この有様。なんじゃこりゃ~!折れる可能性もあります。フェイスマスクしてないと危険じゃがな。
ルータービットの二流メーカーはかなり品質にバラツキがあるような気がします。返品出来るかな?
電気屋のM君に、
「振動ドリル持ってる~?」 「あるで~。」
ということで、かねてから気になっていた地震対策をすることしました。
1階はコンクリートむき出しですので、鋳物の精密機械が転んだら再起不能だと思います。
桑原の手押し鉋は見るからに安定が悪そうです。左の自動鉋盤が転ぶ時は私も生きてはいないと思います。
奥のルーターマシンも幅が非常にスリムです。この2台は高額マシンなので、もう買い替えるゆとりはありません。
ショウレンとバールでこじって移動させます。重量は800キロ。
ついでに旋盤も固定しました。右の角鑿盤は広い台を付けたうえ、階段部分に縛り付けてあります。
固定にはこのタイプが一般的だと思います。外径14㎜。叩き込むと、地獄ホゾの要領でクサビが広がります。
こんな感じに固定出来ました。上にあるのは、刃物セッティング治具。
超高精度に作られています。しかし、4枚刃をうまくセット出来たためしがない。
こんな仕事は助っ人がいないとやってられません。
このタイプはピンを打ってクサビを拡げるようになっています。
工房の2階は床を張っていますし、倒壊対策をそこそこ済ませています。
機械を固定している人は意外に少ないのではないでしょうか。震度6~7が予想される地域では必要だと思います。
おかげで、また腰が痛くなりましたけど、一安心。
ても、津波が来て、火事にもなったら意味ありませんけど。アメリカ的にやれることはやっておこうと・・・・・。
今日は一般の方が見ても、全く分からない木工家専用です。
しかも、これから宴会なのでお愛想なしです。
日立の超仕上げ盤のベルトを交換しました。
最近よく滑るので、対策を講じましたが効果がありませんでした。
プロですから面倒なことに時間を取られるのは損失です。
超仕上げ盤を使うと、手鉋なんてアホらしくなるし、サンディングのような粉塵も発生しません。便利な機械です。
この部分はベルトを押さえるローラーです。
分解して掃除しましたが、あちこちいじっていると元通りに出来なくなるぞ。
主軸のローラー2本は元より、この部分にもゴムかすが付着しておりました。左の2本はこそげ取った状態。
グリスを塗って挿入。
超仕上げ盤は、このように板幅一杯の鉋屑が均等に出なくてはいけません。
使い込んだ機械だと調子が悪いことが多いです。
刃物ブロックは超硬の使い捨て刃に交換しています。
なんとか全体の組み立てが終了しました。シロウトでもやれば出来るものですね。
買う方は、かわいそうやな。
このような治具を事前に製作しました。それでも接着作業は時間との闘いです。
これは変り種の鉋。私も見たことない。三条の鍛冶屋がくれました。きっと売れなかったんでしょう。使いにくいけど、たまに出番があります。
これもその鍛冶屋にもらいました。最初は御大層に絹の布が巻かれていました。
「これは先代の作で、値打ちがあるから持っといてもいいやろ。」
「しかし、釘〆なんて使わんしな~。」
「ほな、いらんのやな。」
「いる、いる!大いる!(タダなら何でもいる。)」
どうも私は、偏屈ジジイには好かれるタイプのようです。
*やっぱり、釘〆は使いません。表面を銑(セン)で綺麗に整えてあります。
なんだか、コンピューターが絶不調です。エクスプローラーも勝手に更新されて、わけが分からん。
材料のサンディングが大量にあったので、自作のバキュームマウントを取り出しました。
粉塵をその場で吸い取るのが一番いいことは、言うまでもありません。大変効果的でした。
3馬力の集塵機に接続してありますので、このような態勢でも張り付いております。
自己流なので、箱物の組み立て方を知りません。
明日は、全体を組上げます。プレス機があればいいのですが、もう機械を置くスペースがありません。
この棚は、幅が120センチあるので、テーブル用のハタガネでは長さが足りません。かと言って2mクラスの重量級では棚が捻じれる恐れがあります。
軽量タイプは6本しかない。治具を作って、なんとか対応します。
今日も、ヒドクつまらない職人用のブログです。
座板の裏側、後部はボーズ面を取っています。特に理由はありませんが、おさまりがいいような気がします。
ビットがデカ過ぎて、取り付かないので自作のプレートに交換します。
ルーターマシンを使えばいいのですが、インチサイズのスリーブを持っていません。2万も出して、スリーブ買うのがいいのか、5年前から悩んでいます。
大体、静岡の販売店がインチを売ったり、センチを売ったりするのが悪いです。結局、両方買うはめになりますわな。
以前ポータケーブルのダブテイルマシンを買ったら、すぐに取り扱わなくなって、専用ビットも在庫にないというので、どやしつけたら、泣く泣く探して来たな。何考えてんのやら?
今回、刃の摩耗と、粉塵を少なくするために、バンドソーで予め荒取りしました。大して意味はなかった。むしろ手間と、取り過ぎるリスクが大きい。
なんとか6枚完成。
ハァ~、イヤだイヤだ。注文なら、チビットやる気が出るのでしょう。