木工道具・機械一覧

反り板のあり組テーブル 2

スーパーでの買い物。2年ほど前までは600円くらいで買えたバージンオイルが1500円になっていた。買い物の総額も3~4割UPしている。政治家がバカすぎるから。普通なら犯罪となることを、笑ってはぐらかす。またそれを許す国民。

ここからは、つまらない昨日の続き。

板は天板も側板もこれだけ反っています。でも、中央で1㎝くらいですから飯を食うには問題ない。

内側はスライド丸鋸テーブルの裏側から作業します。

作業に支障があるので集塵パイプは外します。安全第一。

表側はこのようなスタイル。前回はこの作業をバンドソーでやったがこちらの方が正確。

墨線を確認するのぞき穴。

何とか組みあがった。

今回は材料がギリギリ。似たような板はないので失敗すると取り返しがつかない。慎重に作業した。

まあ、必要にして十分な精度。3次曲面で組み合わさっているので丈夫です。

良さそうなので出来上がったら少し自分で使ってみようと思います。


研ぎ

夕方川SUPトレーニング。流石にウエットスーツを着て漕いだ。

普段、ノミはあまり使わない・・・が、数年研いでないので流石に切れなくなった。ノミ13本と小刀を研いだ。適当に研いでも2時間かかる。おかげで切れ味は回復した。

薪ストーブを焚くのは一年の製作を振り返る時でもある、これはコートハンガーのケヤキのベースとリョウブの柱です。


一人膳の製作 5

明朝は寒くなりそう。

一人膳の拭き漆が終わり、完成。手前は2人膳というところか。塗りたてで黒いですが2か月もすると漆が透明に近くなり薄くなります。それから撮影してUPします。

漆錆を落とした状態を撮り忘れましたが、8膳で2日かかりました。平面でないので大事です。

ペーパーはこのように3つ折で使います。滑り止めになりますが自分の指も削れます。また指紋がなくなった。

漆の拭き上げ紙は、このようになっても乾いたらまた使います。軽く拭き取れます。でもガチガチになると製品を傷つけてしまいます。

10日前から何を作ろうかとチラチラ眺めていたケヤキの薄板。

もう1枚足して軽量デスクを作ることに。

昼寝をしようとすると、バカ犬は決まって中央で寝ている。


砥の粉の問題

本日は暖かく波もあったので海に行けばよかった。土日は波もなく冷蔵庫になりそう。

一回目の拭き漆完了。

室に入れて乾かします。

最近、失せ物が多い。昨日は生漆を希釈する灯油注しが見当たらない。漆仕事にしか使わないので定位置にあるはずなんだが。「誰かに取られた!」とか言い出したら暖かく接して下さいね。

砥の粉はまだ少し残っていたはずだが、ない!仕方なく近所のホームセンターへ。砥の粉なんてまだあるかな?

丁度、塗料売場の前で近所の古物収集家のAさんと店員が話し込んでいた。

「砥の粉どこ~?」

店員「そこですけど、もう補充はありません。最後です。」「誰も使わんからな。」

Aさん「吉良君、そりゃ全部買い占めちょき!」

なるほどと思い、2箱手にしたが700円もするし迷う。「高いし~!」

Aさん「おまん、砥石を削って粉にすると思えば安いもんじゃろ。」

しかし、どう考えても残りの人生で2箱使うとは思えない。

店員「まあ、ネットで買えるでしょうけど。」・・・・商売やる気あんのか?

砥の粉に水を加えて練り、更に同量の生漆を加えて、導管を埋める錆漆を作ります。

錆漆の擦り込み完了。これを研ぎ上げるのは更に更に手間がかかります。

何でこんな仕事に就いたのか、因果応報なのか?!

砥の粉:60歳以上の方は、中高の工作の授業でラワン材の目止めに砥の粉を使われた経験があるかもしれませんが、若い方は名前さえ知らんじゃろ~な。


一人膳の製作 3

今夜も薪ストーブは必要なさそうだ。

脚の接着まで進んだ。後は再度研磨して拭き漆に移る。

手前が先日紹介した回転サンダー用の中国製激安サンドペーパー。使ってみたら矢張り切れない。プロとしては使い物にならん。3M製とモノタロウブランドを買ってみた。3Mは勿論切れる。モノタロウも十分使えそうです。


一人膳の製作 2

今朝は3℃と冷え込んだが、風はなく寒さはそれほどでもなかった。

一昨日の雪で旧寒風山トンネル付近はこの状態。登山者も多いようだが大丈夫かな?と思ってしまう。

一人膳は全部売れてから再製作で、最後の一枚を残して製作すべきだったと後悔。元ネタがない。

足を旋盤で最初に加工。これで2脚分。先端はもっと彫り込むべきだった。だから元ネタは必要。

ベルトサンダーで番手を変えながら仕上げてゆきます。

脚の付く部分はカンナで平面を出します。

角度ジグで・・・・・

加工部分を水平にして穴開けすれば、胴付がピッタリ収まる仕掛けです。穴は深さ10mmもありませんが、胴付の接着面もありますから、今まで故障はないです。


槍鉋

昨夕は川SUPトレーニング。流石にタッパー(上半身のみのウエットスーツ)を着た。

一人膳の在庫がなくなったので製作中。栗で4枚・ケヤキで4枚。

上面は四方反り台鉋のなぐり仕上げであるが、ケヤキは逆目がきつい上に、順目と逆目が交錯している。そこで久々に槍鉋を持ち出した。

この鉋を本格に研ぐにはかまぼこ型の専用の砥石が必要です。売ってないから自作せねばならんし、中砥石、仕上げと2つ要る。適当にごまかして研いでいます。

しかし、両刃だから恐ろしい。この湾曲した刃は指一本簡単に落とせます。細心の注意が必要です。

なかなか上手に曳けませんが、そこはナンチャッテ木工だから大丈夫です。


テーブルの化粧直し 1

高知県、本日より梅雨入りです。短パンとTシャツでも蒸し暑い。11月なんですけど。

20年ほど使って頂いた天板。大事にされていたようで状態はgood!時々オイルも塗っていたとか。

しかし、全般に生気がない。

まずはベルトサンダー#150でサンディング。導管の奥まで削るほどにはかけません。

元々人工乾燥材だが、僅かに板目の部分がやせてペーパーがかかりません。こういう場合、シロートはそこだけ磨いて凸凹にしてしまいます。気長に全体をサンディングして落とします。

しかし、柾のほうが凹み易い理屈なんだが??

傷は極力蒸気で元に戻します。

一度水拭き。ここまで奇麗になった。新品にするわけではないのでこの位で良いだろう。

縁はカンナで落とします。


T型チェアーの制作 1

糞イスラエルの20倍返しが始まるのか。ほんまムカつく。

T型チェアー8脚を製作中。本当は9脚だったが、うっかりミスで1枚無駄にした。幅290で適当な厚みの板はありそうでない。通常このような厚板は私は使わないから。

脚は今回ギリギリ細いのを使う。左は磨いて仕上げたもの。

ブラシサンダー。

ホゾ取りには鏡が必須。一般の方には分かりません。

この屑は薪ストーブの焚き付けにベスト。

角度を1本ずつ測定し、記入します。

カップリング終了。

測定した角度を割り引いて・・・・・

大きな字が加工角度。

大きな角度から順番に穴開け。

脚部分完成!ここまで来ればもう一息です。


枝の丸テーブルの制作 2

本日はまずまず過ごし良かった。作業場にもエアコンは入れず。

4台分の脚が完成。

ガラス定盤の上で水平の微調整をします。

この水準器は木工には勿体ない精度。

矢張りNASAと共同開発したシステムで取り付け位置を決まます。

妙な位置になってしまった1台ですが・・・・・

それなりに雰囲気は出ています。

オイルを塗って完成。テカリは乾くと取れます。

虫食いの栗材ですが、この製品には合います。

天板の直径は450です。H600。脚の開きの大きなものは低くすることも出来ます。