木工道具・機械一覧

コートハンガーの制作 2

新内閣、バカ面ばっかりなんですけど。この国はどこに行くんでしょうか?

ここ2.3日は夕方の散歩も大分涼しくなってきた。

テノンカッターで削ったホゾを万力で木殺しする。

リフターテーブルを糸のこ盤の高さに合わせると作業が楽です。

主柱の上端に金具を取り付けて・・・・

垂直に立てます。

垂直な接点から90度回転させた部分の角度を測ります。

同じ角度でベースに穴を開けるとほぼ垂直に立ちます。

次に胴付きを仕上げます。

木工は何もかもクソ面倒くさい。

このぐらいピッタリ付いたら良しとします。

4本無事終了。


玉造の宮

ジャニーズ事務所の性加害問題。テレビを点けると少年少女が集団で歌い踊っているのは、正直キモイと思うのは私だけだろうか?

放送局も初期の段階から知っていた事実です。昔い聞いた話ですが、歌手や女優も一夜の料金は決まっているという。

久々の玉造温泉。コートハンガーの先端に使います。まずは8角形に整形。

大体の当り線を入れます。

今回は荒取りにボールガウジを使いました。刃物の形状からワークとツールレストは離さないとスムーズな操作が行えません。この刃物も割合危険な部類に入ります。

仕上げはスキューチゼルで行いますが、初心者には無理。ちょと油断するとこのように突き込んでしまいます。心臓に悪い刃物です。

このように鋭利で薄い。ただしこれが使えないと出来ない加工多し。

小さいのは失敗したため。

ツールレストを外してペーパー掛け。

この後バンドソーで切り離し、ベルトサンダーで端面を整えます。

良心市に出してみます。

玉造は過去にUPしていますが、15年前と比べて進歩なし。滅多にしないから。そして老化が進んでいるから。調子良くなってきたら必要分は済んでいるから。

外国のビデオでターナーが神速で器を削り出すのを見て、木工旋盤を購入する方がおりますが、あれは大ウソです!トップアスリートのような人達の名人芸を初心者が出来るはずはありません。毎日やってもそれぞれの刃物を一応使いこなすには3年はかかるでしょう。ワークが飛んで来て前歯を折った人も多く、止めといた方がいいです。


上がったり、下がったり

本日から仕事に復帰したが、明日はまた遊び。

ドリルに付けて、鉛筆削りのように使うテノンカッター。コートスタンドの軸には1インチを使っていましたが、如何にも細いので1-1/4インチ(32㎜)を追加。たった4本仕上げるのに多大な出費ですが、手で削ろうとは思わんし。カナダ製でアメリカ人木工家C氏の友人が作っている。

古い箱に値段が張ってあった。当時1インチが1万円。現在は1.8万円となっております。家具も値上げしていいんだろうか?1.8倍にしたら誰も買わないと思う。でも輸出にはチャンスがある。

一方、ランダムオービットサンダーのベロクロ式のサンドペーパー。マキタの純正は5枚で千円近くに値上がりしている。テーブルを仕上げる時は10枚は必要。

今回激安品をとってみた。何と1/10以下の値段。中国製。ちょっと試しただけですが十分使えそうです。いつまでもこの値段とは思えんけど。

使うのは240番のみ。鉋盤を使えば荒いのは必要ない。鉋盤にかからない等の場合はベルトサンダーで荒研磨します。また、木工の場合特殊な製品以外は細かい番手は必要ありません。手でペーパ掛けするし。


ベースの制作

本日も雨。

コートハンガーの在庫がなくなったので製作中です。まずはベースを製作します。一人でやっとこさ動かせるケヤキ。厚さ70㎜。4個取れます。

横切り盤に載せる力がないので、床で作業。ロックが怖いので表裏から挽く。

直径は400㎜。型紙で傷のない部分を狙います。切り出したら手押しと自動鉋にかけて平面を出します。

半分にしてもバンドソーに載せられる限界の重さ。

今回、30年前にインカのバンドソーを買った際、オプションだったサークルカット治具を初めて使うことにした。以前、ちょこっと使ってみたが面倒でした。

中心に・・・・

このように嵌めます。

穴にセットして、

ストッパーがかかるまで平行に移動させたら、回転させます。材料のセットがクソ面倒くさい。重くて大きいから。

刃が曲がって全然使い物になりません。厚くて硬いケヤキはどうやら無理のようです。しかも傾斜切断だし。半日無駄にした。これも研究すればどうにかなるかもしれませんが、そんなに出番はない。

手持ちでやったら神速、かつ正確。伊達ではないぞ30年の修練!

ベルトサンダーで40番、80番、120番、150番と仕上げてゆきます。40番は切削力も強いけど傷も深いので気を付けなければなりません。

「たいがいに散歩に行こうや。」

断面の研磨は本当に手間が掛かります。1/4回転ずつ仕上げます。水拭きしてまた研磨。

やっと完成。2.3日かかりました。銀行で両替してくれないかな。


エアホースリールの修理

昨日は午後から手結に波乗りに行っていました。カメラもスマホも持ってなかったので写真はない。

マリンセンターの人に「こりゃ無茶苦茶暑いですね~!」「早く海に入らないと死んでしまいますよ。」

今日はしんどかったけど真面目に仕事をした。一段落したので夕方、劣化の激しいエアホースの交換を試みた。

どちらも信頼の日本製です。

内部のブリキの部品は面取りしてなくて、横着して外さないで作業していたら案の定、指を切った。

組み上げたら巻き取りが出来ない。どこに問題があるのか?内部に時計のようなバネが入っている。明日、ネットで調べて分からなかったらメーカーに送ろう。

電源リールはエアに比べると出番は少ない。


倣い加工機アドバンス

今日も34℃。こういう時は無理に仕事をしても良い事はありません。午前中は散髪に行く。

長手盆は大きいので前後にストロークが足りなかった。倣い加工機をあちこち改造する。

このステンレスのシャフトはお高い上に納期がかかるのでスライダーの間隔を詰めて対応した。これで十分。次、出番があるかどうかも分からないし。

この型は完全にコピーが出来なかった上下式の先代用のもので、癖に対応した形になっている。仕方なく新たに作り直した。

なんだかんだで2,3日かかったが暑いのでゆるりとやろう。

ワークは矢張り掃除機で吸って固定するのが確実です。

セットが決まれば10分ほどで削り出します。お客さんには「凄い手間が掛かります!」と言いますけど。

1枚削ってこのあり様。

邪魔ですがエアコンのそばから離れません。食欲がないがCa値のせいか、単に夏バテなのか分からない。


椅子の修理

暑いのでそこそこに仕事をしています。

「ゆうゆう」の椅子が壊れたと連絡があった。この椅子は都合3店舗渡り歩いている。貫通ホゾに割クサビなんて愚の骨頂の仕口です。かなり初期の製品。

小さめのドリルで穴を開けて・・・・・

残りを丸のみで剥がします。かなり特殊な丸のみで何で買ったのかは覚えていない。

割合簡単に修復出来た。

ユキちゃんはCa値が適正になったのか元気を取り戻しました。本日川SUPに付き合ってもらいました。

庭の鬼百合は盛りです。ウ~ン、どうなんですか?

 


お薦めしない。

本日は昨日買ってきたヒノキ板の荒取り。

板を半分に割る必要があるのですが、当社の中型バンドソーは最大挽割り高さは300㎜(実際は305)。これで先ず不便はない。大型バンドソーは工房の規模から言って特に必要は感じません。それに大物を挽割る場合、後ろ取りの方と2人で作業するのが基本です。

しかし、今回の長手盆は幅が330あります。工業技術センターに行けば大型バンドソーの賃貸しがあるのですが、行くのが面倒、何とかならぬものか?

刃を安定させるセリというパーツはテーブル上下に付いていますが、上のを外せば335ぐらいまで挽けると判明。

フロント安全カバーの部品も外す。

セリがないと刃は左右に振れます。

材料が入ると安定しますが振動で挽代は多くなるように思う。墨線も見えにくい。

無事終えたがお薦めは出来ません。数が多ければどこかで大型バンドソーを借りた方が賢明です。


延長

今日も蒸せた。作業場はエアコンを入れているのでユキが離れん。

S君が前に納めた座卓を作業台にするから、脚を延長してくれと持ち込んだ。「見てくれは言わん。」

一本だけ白木の部分が長いのは・・・・・・

こういう事なのだ。やるもんですねシロアリ。

一辺95の角材を一発切断するのに直径400の鋸刃に取り換えた。普段は350。何だか恐ろしいので切断後、すぐ元に戻した。

プロでも機械があるから出来る仕事です。

座卓の時には楽勝だったが、脚を延長するとそれだけで一人では動かし難い。


拭き漆 2

ユキちゃんは昨日手術で火曜辺りには戻れそうです。犬がいないのがこれほどストレスになるとは。ペットホテルに預けて旅行に行く時は清々いしますけど。

山桜の大テーブルの制作も佳境に入りつつあります。後拭き漆1回で完了。

皮付きの部分を少し残してCUTするのが私のやり方です。全部耳を残すと野暮ったい。

杢が出ています。

表面が欠けていた箇所は・・・・・

似たような桜材で補修。

この木工パテは漆と相性が良い。

ほら目立たなくなったでしょう。

丁度、腰痛の季節でもあり、大物制作は年寄りにはきつい。