木工道具・機械一覧

リフターテーブルは使える。

朝飯しっかり食べたらお腹が痛くて仕事がはかどらんかった。

貫通ホゾの穴は左右は緩めですけど上下はピッタリに仕上げます。毎度のことながらノミで調整する作業は辛気臭い。プロの方はどうやっているんだろう?穴のセンターを多めにすき取れば楽に入るとは思うが。

組み立てにもリフターテーブルは重宝します。

クサビは後で小さくします。

アリ溝にピッタリ納まった。

一番低くして裏返し、この状態からUPさせて立ち上げます。便利なリフターテーブル。でも美人の助手が3人いるに越したことはない。

犬は役に立ちません。

天板がボリュームあり過ぎるので、下端を面取りして薄く見せます。


脚出来た。

今朝は15℃。日中も暑くはなかった。毎度ですが、これが夏のMAXだったら最高なんですけど。

仁淀川の川霧でしょうか?最近の天候は全く不可解。

脚のパーツを整形して接着した。今回は篏合がきつめだったのでエポキシボンドを使用。ボンドも値上がりしとった。

ややのっぺりした印象ですが、拭き漆の場合は艶が出てシャープになるのでこのぐらいが丁度良い。

木地の仕上げは、念入りに研いで水拭きしてまた研いで、更に水拭きしてまた研いで、ご苦労な事です。


庶民は地道に働く。

マイナンバーカードのトラブル、どうせ自民党が実績のない身内に発注して莫大なバックマージン稼いだとか、身内は丸投げしたとか、電通・博報堂が絡んだとかそんな事でしょうね。全部~!国民が負担するんですけど。

山桜のテーブルの脚部を製作中。片側の主柱を2本にすると手間は4倍になります。でも、このテーブルの格としては致し方ないところ。部材は重くて大きいのに精度は0.1㎜単位。毎日こればっかりやっていたら大した苦労じゃないのですが。まあ、遅くても失敗はしないように。

これは仮組した主柱を外すの図。プレス機は有り難い。これがなかったら頑丈な木組は出来ないだろう。

一々治具を作って押し出します。


バッサリ!

朝は肌寒くて薄いダウンにニット帽をかぶって散歩することもあるが、日中はTシャツ。

加工中の山桜。この幅の材は銘木市場でもお目にかかることはない。ケヤキなら金に糸目をつけなければもっと広いのもあります。山桜は200~300年が寿命ということではないでしょうか。ググってみたら500年とかいう銘木が花開かせている例もあった。

で~、それを半分に切断!!

7ミリほど反っておりなるべく分(ぶ・寸の1/10・厚みの事を言う。)を落としたくなかったから。乱暴なようですが内部応力も逃げるので後々木口割れも少ない。

大径木はこなれていて内部応力も少ないのですが、切断すると両端が2mmほど空きました。保管は都合30年ほどしている。

以前紹介した方法でムラ取りします。ヒノキの角材を利用して、浮いた部分にメルトガンでクサビを多数接着。横切り盤を定盤とします。自動鉋で少しずつ切削すると完全な平面が得られます。桑原だと実にスムーズ。

幅が5mmほど失われますが、再接着するとプロでも言われなければ分かりません。ただ自動・手押し鉋共に精度がないと厳しいです。

切り離したくない場合は、手作業では完全な平面は無理ですので、片側ざっと平面を作り工場の巨大プレナーサンダーに外注します。


草刈り機

やっぱりしんどいけど仕事もした。

田舎の事ですからあちこちの雑草を刈るために草刈り機を購入。

結構いい感じと思うのですが、ご近所の雰囲気もあるし。

ナイロンコードなので刈るというよりシバキ倒す感じです。まあ、チップソーより比較的安全です。

18Vの一番安いやつ。安物は先端にモーターが付いていてバランスが悪く取り回しが良くないのですが、広くないので十分です。

ショールームはこのような状態になっていますが、ネットで売れるし、ここに来るのは勝手知ったるお客様なので問題ありません。


照明の増設

しんどかったけど今日もそこそこ仕事をした。でもSUPトレーニングは無理。

母屋が居間の照明をLEDに換えたので、そのまま不要になった蛍光灯を街の電気屋M﨑君に移設してもらった。奥の3台と連動するようにしてもらう。

吊るのは細引きで自分でやった。シャンデリアのようです。

おお!小だけでも随分明るい。

最近本当に目が見えない。見るのが商売なので困ったものです。実は白内障の手術の時レンズの内側の幕は残すのですが、これが白濁することがあるという。また白内障になった感じ。レーザーで簡単に焼き切れるそうですが、私の場合緑内障もあるのでちょっと怖いそうです。これじゃ困るのでやってもらおう。

昔、スポンサーの有閑マダムに言われました。「あんた~、にわか目暗は困るぞね。急に按摩も出来んし。」


道具の改良

本日も川SUPトレーニングをした。3mmウエットでは暑いかと思ったが、日が翳り風も出て来たのでボッチリだった。私の乗船・下船ポイントで中年の夫婦がデイキャンプをしていた。相手が目も合わさないので、挨拶もしなかったがアウトドアでこういうのもどうかと思います。

これは扇型の接合部を接着する時の締め具。締めることによって全体に圧をかける。

ここの接着は胆なのでより確実なものを6個製作。ラバーを張っています。しかし、これほど穴が長いとスムーズな開閉には遊びが必要。そう簡単ではない。

2段ドリルは木工用のハイス刃をモノタロウで購入。これで刃先が逸れることは少なくなった。

内側のボーズ面取り。矢張り後定盤が僅かに高くなっています。

木殺し治具。薄いブリキ板を張り付けている。分かる人は殆どいません。

外堀から埋めてゆくのも結構だが段々厭になって来ます。一杯注文が来たら元は取れるのですが・・・・


小さなこと2つ

昨日は背筋を痛めていたので、しばらくやっていなかった川SUPトレーニングをした。やっぱり運動すると気持ちが良い。この時期、背筋にしても脚にしても攣るのは水分不足で、小まめな水分補給が大事という。

TOOLS.GRで極小のH9ビスケットのカッターをとってみた。径が小さいのでMAXの位置まで押し込まなければいけないのが難点です。精密作業なので出来ればムーブは最小限にしたい。

ビスケットも厚さ3ミリと薄いです。しかし、カッター類は普段中華製を使っているので欧州製は随分とお高い。日本が貧乏になっただけかもしれないが。

今度の螺旋棚用の楠材は杢の部分がある。当然、杢の部分は硬くて曲がりにくそう。

計ってみるとさほど重量は違わず、問題ないだろう。


螺旋棚の制作 4

本日は波もあったのに天気も悪いしウジウジ仕事をしていた。

一回で9ピースの切断終わり。

事前に慎重に調整したので9×3,27ピースの切断が出来ました。右側の余った部分は仕切り板に再利用します。

普通の箱物を2棹作るのなら、パソコンとレーザー加工機を使っても労力は同じか、或いはそれ以上かもしれません。ただ目が悪くなってきているので有難い部分はありますね。

螺旋棚の場合、同じピースを沢山作るのでそれはもう圧倒的です。一枚の扇型に6個の角穴を開けるなんて、昔は手作業でよくやったと思います。切断加工だけなら1/100の労力で済むでしょう。

側面の加工。ガイドもレーザーで仕上げています。円弧の右側は後定盤として直径を0.4㎜小さくしています。一般の方は意味が分からないでしょうけど。非常に安定した作業が出来ます。

海のものとも山のものとも思えなかったレーザー加工機ですが意外に使える。しかし、心労は大変なものがありました。やっぱり新しい道具が可能性を広げてくれるとは思う。


カエデのスプーン 4

日中は暖かいが朝は氷点下。

本当に地味なスプーンの制作が続きます。研磨に継ぐ研磨。

こうやって裏側を研ぎます。

腱鞘炎になるので必ず一方を接地させて研ぎます。受けのゴム板。ズレないように工夫しました。

ツールズGRさんが値上げ前の価格で分けてくれた曲面用サンドペーパー。切れは普通のペーパーの方が鋭い。

しかしこのペーパーが大活躍する場面もあります。

さて何でしょう?後で軸を付けると芯ブレするので先に軸を入れて旋盤加工。

エアタッカーで留めてゆきます。

凹みの部分を研磨する道具でした。十分使える。俺は天才か!もっと稼げる仕事を選ぶべきでした。

水拭きの終わった一部。更にもう一度研磨します。やってられんな。硬いカエデはより手間が掛かると判明しました。

もう少ししたらこれを薪ストーブにくべておいて「あれ、スプーンを盗まれた!!」とか言い出すと思います。その時は暖かい目で見守って下さいね。