木工一覧

もう一息

朝は16℃でした。流石に長袖で散歩した。家の回り1周でしたけど。

まずポールを立て乾くのを待ちます。

その間にホゾ先を逃す治具を作ります。仮組の段階で作っておくべきでした。仮組でグイグイ締めたらクランプの跡が残りました。

アーチを接着。

おお!カッコいい。

今回、塗装後に組み立てで正解。24時間硬化のエポキシを使いました。

後は引出しを取り付けて終了。

留が空いた所など、後からちょいちょいと修正します。


やっと塗装に入った。

大分涼しくなりましたが、作業場はエアコンを入れています。

円柱を乾かすのにホルダーを作った。でも穴が大き過ぎてグラグラします。何事も手抜きはいけません。

マスキングして全部の部材を拭き漆するのに丸一日かかりました。パーツで塗ってから組み立てるのは初めてなのですが上手くいくかな。

お馬さんだけ3回塗りの状態です。本当は脚はずっと細いですがあんまり削ると折れてしまいます。


木地完成

このところ割合真面目に働いております。

デスクに引き出しが付いた。吊り引出しは±0.1㎜の精度が要ります。しょっちゅうやっていれば何てことない作業だと思いますが、たまにやるので往生します。

この引出しですと奥にオフセットされていて脚を組んでも膝が当たりません。でも、デザイン的には正面と面一で枠もあった方が良かった。

実はこれから塗装前にもう一仕事あるのですが、それはまた今度。


Desk with a corridor

これを「回廊のある机」と訳せた方はかなりの英語力ですね。まあ、Google翻訳ですので適切かどうか分かりませんけど。

天板の穴には妙な棒が差し込まれました。

う~ん、実に奇妙だ。

おっと、こうなるんですね~。後、引き出しが付きます。

なかなかカッチョイイ!

円柱の下に基壇が付くのも検討したけど今回はシンプルに行くことにした。

この構造では接着してから拭き漆は大変なので、塗装後組み立てます。そのためあえてアリ組をフラットにするのは止めました。こちら方が表情が出て、この製品にはマッチするだろう。


刻む

今朝は23℃と随分過ごし易くなった。この夏、頑張って仕事をした方は秋になって疲れがどっと出ると思います。

木工は、研磨・木取り・刻みと順に作業量が多い。刻みは一番楽かもしれませんが、失敗した時のことを考えると神経を使います。

失敗したら埋木して補修することも出来ますが、目立つ部分は矢張りまずい!

天板に開けた小さい穴。さてどうなるか?


新作デスク

僅かに涼しくなって来ましたが・・・・・日曜も暑過ぎて外に出る気が失せた。

ちょっと凝ったデスクを製作中です。木工は材料が高価なので失敗しないよう新作の場合は慎重になります。ほんで、暑さも加わって作業が遅くなります。

拭き漆で仕上げますが、形がやや複雑なのでパーツの段階で塗装してから組み立てようか?思案中です。


配達

この暑さ、最早後戻りできないティッピングポイントを越えたのではあるまいか?

栃のセンターテーブルを写真撮り。

ギラギラした印象だが、3ヶ月も経てば少し色が薄くなり落ち着きます。

脚も連続した一枚板ですから価値はあります。

この部分は長年の屋外保管で痛んでいますが目立ちません。

昨日ユキちゃんと配達。

車が奥まで入らず、ご主人が写真を送ってくれました。


小机完成

本日もまあまあ仕事をした。そこそこ幸せに暮らしているのだろう。

ボディープレスで脚を取り付ける。はみ出したボンドを綺麗に拭き取るのが一番の大仕事です。

胴付きに毛ほどの隙間があったので修正。ホウ材は柔らかいので僅かに締めるくらい。

完成した。

天板は一枚板。全ての部材は赤味のみを使っています。

この材は市場の倉庫にシラタが腐った骨木で保管されていました。その状態で直径70cm。製材して乾燥が済んでも全く反らなかった。

やっぱり指物仕事には大径材がいいですね。大径材の良材は八方丸く収まると言います。仕入れは高価ですが、仕事がしやすいし、その分お客様にも高く売れます。お客様も満足で、希少材だと自慢できます。まあ、ニトリやIKEAがスタンダードのご時世では意味分からんかもしれませんけど。


オマケ

仕事のキリが悪いので、海にも行かず仕事をしていた。夕方、河SUP。

CDラックの撮影をした。斜め前方からも照明を焚いた方が良いだろう。

何か、妙に粒子が荒い。

ブックエンドならぬ、CDエンドをオマケとして付けた。


製材(木取り)

本日も少し仕事をした。

デスクの制作のために倉庫から山桜を運んだ。これは予備の盤。今回製材したのはこの板の裏でもう少し幅広です。もう、持つのが辛い。台車をかまして搬入。

搬入後は立てて歩かせて動かす。モアイ像も歩かせたという説があるが、地面にめり込むとは思う。

所定の位置で切断してから、辺材や小口を取り除く。

ムラ取りした後の厚みは85ミリ。

4枚に割って19ミリで仕上がった。これは非常に優秀!

通常、割れば乾燥度合いや内部応力等で多少は反るのだが、今回は全くなかった。最初の盤から残ったのは3/5位かな。鋸屑や鉋屑でどんどん消えます。製品になるのは1/4ないだろうな。

マヤ文明で言えば「ジャガー神」でしょうか。