木工一覧

シェルチェアー・拭き漆

夕方、良く降った雨が上がった。犬の散歩をしたら蒸し暑かった。

一脚、鉄分と反応してか変色したシェルチェアーは拭き漆で仕上げました。

こっちの方がカッコいいかも。

横画面の撮影にユキが協力してくれました。今、この椅子に座っているのですが、塗り立てですので一般の方が座ったら間違いなくかぶれると思います。

後ろから。


シェルチェアーの完成

なんかしんどいです。

やっとシェルチェアー5脚が完成して写真撮りをしました。2月から他の仕事もしながらでしたが、3カ月近くかかってしまいました。もう、段々仕事が遅くなってゆきますね。

視線を落とせば苦労した脚の付け根がよく分かります。塗装すると生っぽさが大分目立たなくなりました。

何度も言うようですが、軽量◎ 座り心地・疲れにくさ◎ 見ため△ です。でも「ブサ可愛い」なんて言いますから、こういうのもありでしょう。

まあ、今回で一つの完成形を見ました。

手間かかり過ぎるんで以後どうなんだろう?バンバン売れるならもちろん作り続けます。


やっと、

土曜日だというのに比較的真面目に仕事をした。

山桜の文机、合間に木取りしておいた2台分です。板の動きはないようなので、仕上り寸法まで加工しました。

シェルチェアー6脚の木地完成。やっとここまで来た。

藍の出た一脚はちょっとまずいので拭き漆で仕上げることにしました。以前、読者から臭酸で取れるというアドバイスを頂いたので早速試しましたが効果はなかった。化学反応で染まっているので無理だと思います。

一回目のオイル注入後。今回、試みで2脚は高身長用に座面を15㎜上げてみた。まあ、後で切ることは出来ます・・・・それも面倒くさいけど。

節のあるのもオイルを塗ったらそれなりに。これを背にもって来るかは悩みました。穴がなければ背に配置しただろう。


山桜の文机

今日は試乗した。その話は後ほど。

以前、タモの文机・オイル仕上げを求めれたお客様から、もう一台注文があった。有難いことです。丁度の山桜があったのでブックマッチングにするべく半分に割る。

シェルチェアーの仕上げに掛かっていますが、先に木取りして狂いを見ます。

開くと、アッチャ~!! こういうこともあるのですね。

自由制作ではアリですが、注文仕事となるとこれはまずい。

また倉庫に出掛けて適当なものを探した。

こちら側の杢は派手過ぎるので、裏の上品な杢を使います。いや、いっそ2台作って選んでもらうのも手だろう・・・・・と今一瞬思いました。


つまらない日曜日

本日は仕事の遅れを取り戻すために海にも行かず仕事をした。こういうのは結局良くないのですけど。

通販サイトで大昔に作った丸盆が売れました。リーフレットと一緒に発送。僅かな金額ですが、展示場の隅で埃をかぶっていたものが現金化できます。

刃が傷みそうでやった事のなかった段ボールの切断。これをカッターナイフでするのは大変です。アルミ板を切るのよりはましだろう。

緩衝材はアマゾンやモノタロウから送られてきたのを再利用します。無事発送した。

山桜のデスクの木地完成。

総山桜で底板のみ楠。引き出す度にいい香りがするだろう。

一回目のオイルを塗った。

やっぱ60過ぎると仕事は遅くなります・・・・が、失敗もしない。


落下

ホームページのアクセス数は気にしないが、時々チェックします。普通、1日30人ぐらい。それが2日は1500になっていた。どうやらロボットによる攻撃らしい。まあ、よく分からんけどそういうこともあるのだろう。

クランプをこのように吊り下げていると不安定で非常に危険だ。ちょっとのことで歩いて落下するのだ。木工機械は鋳物の部分が多いので当たれば再起不能になりかねない。このベッセイは軽いので侮っていた。

見苦しい画像ですみません。その下で作業中、落下した。額にヒット!眼鏡も曲がった。危なかった。頭をやると体調が崩れますね。五体満足でリタイヤできるよう慎重にならねば。


神は細部に宿る

自民党員が同伴で食事してクラブに行った話・・・・・・・・・・・羨ましい。まるで小学生のような言い訳。しかもこういう連中、小学生の間でも人望はないと思う。

まず、illustratorで構想を練る。

この脚の取り付け部分、どうも気になる。普通は見えないのだが、座椅子で晩酌しているし、ベットからも目に付きます。

つまりこういう事なんです。ベースと脚の繋がりをスムーズにする。実物に近い試作をすると問題点や解決法も見えてきます。

ベースの断面は楕円形だからピッタリとはいきません。後でサンダーで成形します。無茶苦茶こだわるのでないから適当でいいんです。

*「神は・・・・・」はググってみると出所がはっきりしないし、意味も曖昧なようである。


木取り

ワクチンは承認中とか言ってますけど、欧米には供給されている。「最早、戦後ではない。」じゃなくて「先進国ではない。」ってことか?

2400×750の栗の板。最近は一枚板のテーブルも流行らんのか?注文がないのでシェルチェアー用に解体します。厚みが2枚に割るのに丁度よかった。

実にうまい具合に木取り出来ました。

これらをバンドソーで2枚に割ります。

いい感じですが、今回もギリギリの厚みでした。無駄が少ないという事でもあります。

このバカ犬、いつかぶち殺してやる。


コーナーラック

本日はオイルの乾燥待ちでダラダラと過ごした。

角度の付いたものは初めての製作で頭がこんらがりますね。

前後しますが、マスキングテープを剥がす場合、ドライヤーを使ったら綺麗に剥がれます。

このようにセットされます。

角度部分。ウ~、埃をぬぐうのを忘れた。


コーナーキャビネット

今日も暖かかった。

以前、李朝棚を買って下さったお客様から、角にテレビを置きたいので連結するコーナー棚の注文がありました。

こんな感じで。上のは45度。より緩やかな屈折の下に決定。

しかし、この角度ではクランプが使えません。治具を作るとしたら大掛かりなものになるだろう。

ビスケットで接合し、極小の木ネジで圧着することにした。ビスはそのままにしておくか、取り去るかは未定。

お客様が棚を追加してと言うので、安請け合いしたら隙間が狭くて拭き漆が困難だと判明。部品で塗って後で組み立てることに。

一回目の拭き漆が終わった直後。まだ黒くなってません。ヌカ目だから大量の漆を吸い込んだ。

暖かくなったのでヒヨコ球一個で済みました。と言うか、以前の寒さでは漆を扱うとろくなことがないから春を待つつもりでいました。

乾くとこうなります。でも2カ月もたつと大分透けて来ます。

パーツで塗るメリット:作業が圧倒的に楽。ボンドをブラシで拭き取った際の飛沫でムラになる恐れがない。

デメリット:なんとのう完成品を塗る方が安心感があります。マスキングが面倒。組手などがある場合、後で修正が必要な事がある。今回も、ネジの部分はパテで埋めて、5回は漆を塗る必要があります。