木工一覧

バンダジ出来た。

去年のブログを見るとタケノコのシーズンが始まっているので、裏山に鍬をもって上ったがどうも気が無い。年によって違うのだろうか?

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モダンバンダジ完成。どうも縮み杢のせいか?カメラのピントが合いません。今は赤黒く焼けていますが2か月ほどで漆が透けてきて色はもっと薄くなります。

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普通玄関先などに置くと良いと思いますが、ベットサイドに置いて夜中に小腹が空いたらここからエビフライを出して食べるのもお洒落ではないでしょうか。他に、ツチノコの子供・キュウリ2本・トウモロコシの芯なども収納出来ます。すごく便利だな。

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こちらは大収納です。吊り引出しなので抜き差しはスムーズです。

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「お客様、ご主人のためにどうぞ買ってあげて下さい。」

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なんかエラそうだな。


どうなるか?

元号が決まりましたね。個人的には「広至」というのがカッコいいと思うのですが。しかし、昨日はどのチャンネル回してもアベちゃんが出ていてうっとしかった。

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バンダジ2棹の一回目の拭き漆完了。出たがりの犬。

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ちょっと目がチカチカする。漆が透けてきて斑の模様が出るかな?

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濡れた布で覆って乾かします。正確には硬化させるか?室温が低いので手前の温室用プレート(200W)を入れていましたが、どうもパワーがあり過ぎるのでヒヨコ球(100W)に替えました。なくても朝までには乾くと思うが。

あまり温度を上げても乾かないし、導管から漆がしみ出したりします。漆の仕事は微妙で長年の経験が必要です。


バンダジ木地の完成

本日は冬に逆戻りした感があった。寒風山のライブカメラでは積雪が確認できました。でも、大分春に押されている。

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モダンバンダジの木地がやっと完成しました。小さいので割と楽ではあった。

明日からマスキングして拭き漆で仕上げますが、オイル仕上げでも良かったような。

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展開するとこうなります。しかし、バンダジに実用性を求める方は少ないと思う・・・・・と言うか、バンダジを求める方自体いないような気がします。オプションでシークレットポケットの設置が可能です。ドロボーには分からないと思いますが、マルサは難しい。

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バッサリ!

大分暖かくなってきましたが春の息吹というのはあまり感じられない。

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新しい自由制作が始まりました。

以前は秘蔵の一枚板を裁断するのは中々勇気がいりましたが、注文もないし、老い先が知れて来たので気軽に使えます。それに在庫をドンドン使わないと倉庫が一杯になってしまいます。

私は自己流で始めたので丸鋸の使い方が上手くありません。ロックしたら恐ろしいので荒取りは時間がかかってもジグソーでやります。

完成。

震災から8年。Uチューブで津波映像とか見ていた。忘れた頃にやって来るのか、明日なのか。

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猫足ドレッサー出来ました。何てことないけど苦労しました。
天板にレーザー加工機で縁取りのラインを2本入れても良かったかなとは思います。わざとらしいか?

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裏には引き出しの抜き差しを楽にするための空気穴を開けています。普通どうすんじゃろ?木工の基本を知らないので分かりません。

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引出しの底板も山桜の無垢です。今回はつまみを除いて全部山桜です。大きな盤2枚を消費した。2/3以上がおが屑と焚き物になります。

引出しの深さは注文主が「スプレーとか全部納めるために220しして。」とおっしゃいました。ダサいとか言われたら厭だな。

一層ずつ。

昨日はお誘いがあり、飲みに出たが汽車の時間を間違えて、慌ててタクシーに乗りました。かつてないことです。先が思いやられる。

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マスキングして初回の拭き漆完了。初回はムラが出やすいので極力ヘラは使わないようにします。しかし、猫足は塗りの段階でも厄介なことが判明。

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フレームを組んで・・・・

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濡れた大漁旗を被せます。

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2回目が乾いた状態。2回でもいいと思うのですが、6回塗ります。

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山桜は密な材なので3回目でそこそこ艶が上がって来ます。

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4回目終了。見えない底の部分はやや拭き取りを甘くして4回で止めます。面倒だから。
後2回で長かった猫足ドレッサーは完成です。

しかし、拭き漆は段階が進むにつれ、木地の仕上げの欠点が見えてくるので困ります。まあ、やり直しが必要なほどではないのですが。また、ひっくり返していると、回を追うごとに僅かに傷も付いてしまします。でも、大抵は老眼の進んだお客さんなので大丈夫です。

木地完成。

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本日は日曜日だったが振替のウィークデイ。しかし~、古くなったトランスの交換で停電することを忘れていた。幸いすぐに復旧した。クソ電力会社も現場の人は礼儀正しくて気持ちが良い。

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引出しを接着する。当て木は少し円弧状にして全周に圧が掛かるようにしています。プレス機をセットするのが面倒だったが、これも似たようなもの。やっぱり美人の助手が要る。

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旋盤でつまみを作っています。スキューチゼルが使えないとどうしようもない。

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ここまで加工して切り離します。

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最初の詰めが甘かったために3セット程作る。つまみも中々奥が深いです。

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明日から拭き漆の行程です。まだ寒いから乾くかな。


猫足は10倍・・・・

今日はバイクであちこち用事を済ませましたが寒くなかった。

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猫足の片方の面を造る。この作業にはオーバーヘッドルーターが便利です。でも刃物がむき出しなので恐ろしいです。油断していると指5本簡単に持ってゆかれます。

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このように加工します。

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でも結局、際は鑿で仕上げなければなりません。やってみたら猫足、無茶苦茶手間が掛かりますね。トホホ。

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それでもどうにか形になって来ました。


酷似 その2

土日とも先週末と同じような波の状況であったためダラダラと仕事をしておりました。

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岩手の木工所がフィンランドのデザイナーとコラボして製作したという椅子。

なんか似てるよな~。

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当社のシェルチェアー。7年前ぐらいに発表。この構造だとデザインは似てくるのは分かるけど、湾曲した座面と背もたれをジョイントするというのはパクリやろうな。誰もやってないし。

まあ、特許取っているわけではないのでパクるのは自由です。一応考えたのですが、特許には時間も金もかかるし維持費もいるんです。ブリヂストンでデザイナーしていた時は会社にそういう部署があり意匠登録も全部やってくれるんですね。

しかし、仮に特許侵害があっても裁判して賠償金を貰うのは大変なので、余程の事がない限い「しょうがねえな~。」で終わりです。

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うちの方がずっとカッコいいじゃん。

あれじゃ~フィンランドではとても売れないと思うのですが。うちもバンバン売れてりゃ、こんなひがみっぽいこと言わないんですが。


猫足の研究

水泳選手の白血病について色々言われているが、とりあえず生還するのが大事でしょう。五輪とか頑張ってとかバカじゃないのか。誰だって死にたくない。

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殆どの人、流石に木工家でも馴染みのない猫足を検討しています。やってみれば奥が深いですね。

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このように幕板を付ければ更にバリエーションも広がりスムーズに見えるのですが今回は構造上困難。面倒くさいだけとも言う。まあ、木工は面倒くさいことをやるのが本来なのですが。

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型紙をデータからそのまま切り出せるのでレーザー加工機はこんな時便利です。

おかげでillustratorのパスの使い方を大分習得した。