なんとなく反ってきたので加熱乾燥・修正に出していたケヤキ。
完全には直りませんでしたが、まあいいでしょう。僅かにピンホールもあったので虫殺しも兼ねています。虫を甘く見ると大変なことになります。
ついでに隣の市場に行って山桜を大量に仕入れる算段をしました。現金持っとっても不安なんで。あれは紙ですから。
でも、いざという時、木は薪ぐらいにしかならんな。
ちょっと寒いですが、清清しい春風。
新緑も美しい。殆どの田んぼは田植えが終わっていました。
高知県は3日ほど前から梅雨入りしました。
朝、靴下をはかなくても大丈夫です。
山桜のベンチを写真撮りしました。幅1700・奥行き450・高さ800です。
座板の幅が400しかありませんので、背筋を伸ばして座る仕様です。座面も高めです。奥行きも短いので、待合等によろしいかと思います。
シェーカー家具のセッティと同じに、脚は前方から見ると転びがなく垂直です。
この試みは成功していると思います。
ベンチの製作は楽しいものですが、売るとなるとなかなか難しいのが現状です。
難儀な木工なんかやめて、国会議員になり、本会議を病欠して、血税で愛人と温泉に行きたいです。
新幹線はやっぱりタダで乗ったのか?
国会議員がこれでは、中高生にサボるなとかタバコを吸うなとか言えませんね。
今日、近所の畑におが屑を持っていったら、おばさんに
「吉良さんは、(年だから)戦争に行かなくてもいいわね。」と言われました。
でも、公安にやられるかもしれない。そうなったら、リンチじゃなくて原発建屋の凄い放射線の中、強制労働させられるかも。
「腰痛持ちなんですぅ~。」 「放射能が効き目があるぜ!」
拭き漆2回でベンチ出来ました。
漆というのは扱いが難しいのですが、作業性が極めて良いのが特徴です。粘る感じですが、実は水のようにサラサラしてるのです。一定の条件にならないと硬化しませんから作業が進みます。
これがカシュー等ですとすぐ乾燥し凄く粘るので、ふき取り布の繊維がベタベタ付いて何ともなりません。
ただし、今回は気温も湿度も乾くのに最適の状態だったため、硬化が早く、数箇所に分けて塗りました。
職人はこのような場合、あえて油を混ぜて硬化を遅らせますが私はやったことはありません。
座面はこのように反っております。
誰か買ってくれないと本当につぶれてしまいます。
南国土佐はストーブが要らなくなりました。
政治はどんどんきな臭くなっていますね。
ベンチの製作再開。
この細長い貫のホゾはどうやって作ろうか?
いろいろやり方はありますが、今回は旋盤に片方ずつチャックして削り出すことにしました。
10年経ってはじめて使う道具。片持ちでは危険ですから。
旋盤にサービスで付いていたもので、リブロスの長谷川さんに
「そんなもん、要らん。」
「まあ、タダで付いていますから。」
まあ、多少は役に立ちましたが、板に穴刳って代用出来るし。あまり意味はない。
背もたれの笠木の検討。
こんな感じで木地完成。実物はもっとカッコいいがな。
粗末な材料で、しっかりした構造物を作り出すのは割りと面白い。
昨年暮れに買った、ミズメ桜とトチの盤を、製材所がやっと暇になったそうで、挽いてくれることになりました。
最初はミズメ桜。本当の名前はカバ。カバだと馬鹿みたいなので、高く売れるよう別称を付けました。
鋸を当てると表面には2箇所の虫穴があっただけなのに全体がやられています。
「半分に割ってください。」
「勿体ないでしょう。」
「どうせ、燃やすしかない。このままじゃ、重くてかなわん。」
木代と挽き賃のかかった高価な薪。よく燃えます。
2枚のトチはこんなじゃった。
半分に割ったので都合4枚。
こういうのを業界では“斑が入る”と言います。
悪く言えば腐りかけです。これ以上進むと材はボソボソになってしまいます。
幸いなことに斑入りの状態で止まっています。
漆を塗ったらどう化けるか楽しみです。
ただ汚いだけの仕上がりになったら、これも燃やすしかない。
これらの材は比較的安かった。安全・確実なものは高く、リスキーなものは安いと言うのはどの世界でも同じですね。
人質は気の毒なことになったがマスコミの熱狂はいささか異常だ。ネタになれば何でもいいのだろう。全部政府寄りだしな。国民もすぐ忘れるしな。
自民党もことが大きくなり「こりゃいかん!」と本腰を入れたわけです。しかし、日本人の海外での行方不明者は年間100人とも200人とも言われていますが、通常大使館は何もしてくれません。せいぜい現地の警察に届けを出すくらいですよ。
まあ、アベちゃんが一番悪い。言ってることがいちいち矛盾しています。のらりくらりかわすのが日本の外交だったのに、最悪のタイミングで勇ましいことを言いました。とても、外交上の駆け引きが出来る人達と思えません。小学校低学年以下ですからね。
一方、大義に欠けるイスラム国も弱体化するのではないか。しかし、このような動きが止まるとも思えません。難儀な世の中になりました。
ショボイ話ですが、スツールの木地が出来上がりました。