台風一過、秋の空・・・・・・・という状況は最近少ないです。
本日も、雲多し。
それでも夕方はお天気。
来週に迫った”アートキャンプ”の仕込をしておりました。
早いもので今年で6年目となりました。
今回のお題は「箸」。
アートではなく、鉋で職人的に箸を仕上げてもらいます。
材は椿です。
なんちゃって”箸”ではなく、市販のものより使い易い、本格的な仕上がりを目指します。
明日は先の台風で順延になっていた、いの町の花火大会なのですが、天気予報は曇り後雨。
どうなることか。
先日、友人のデザイン事務所を借りて、お客様から依頼されたロゴタイプのデザインをしていました。
正確にはMacが上手く使えないので、いつものF嬢にオペレーターと出力をしてもらいました。勿論有料です。
デザインは元・本業ですが、ロゴマークは15年ぶりです。でも、こう不景気ではお金になるものなら何でも食い付いていかないと生活出来ません。
今年のような状況が続くなら、販売方法も考える必要がありますね。
ところで、このテーブルは、通常商品にならない白太ばかりの朴を使って格安で作りました。伐採時のチェンソーの傷も上辺に付いています。
友人に「結構使えるもんじゃね。」と言いましたら、
「年に2回、スチールウールで汚れを落としてオスモを塗ってメンテナンスしている。」そうです。
そうやね~、本当はメンテナンス必要ですね。特にオイル仕上げは。
*朴材は導管がないのでスチールウールが使えますが、導管のあるタモやケヤキには絶対に使わないでください。導管が真黒くなって汚くなります。
プーチンが予定通り来日するそうですが、アベちゃんじゃ~“受け身”の姿勢も取れないんじゃないかな。
最近の中国製タテズはとても品質が悪くて1シーズン(5か月)しか持ちません。紐がすぐに切れてしまいます。焚き火の出来ない所では処分も厄介でしょう。
トラック用のシートで日よけを作ってみました。下端はコンクリートにアンカーを打ってゴム紐で止めました。
バラバラになったタテズを始末していたら、カヤの繊維が刺さりました。
こういうのは大抵自分で処理しますが、とても千切れやすく内部に残りました。
しょうがないのでT外科で麻酔を打って、ほじくってもらいました。
髪の毛ぐらいの太さ、4㎜ほどの繊維が出た。
先生が「心配なら、切開して奥まで調べてから、縫い合わせてもいいけど。」
「これで様子を見ます。」傷が大きくなると仕事が出来なくなるし。
しばらく水泳が出来なくなると困るので、病院に行く前に仁淀川で遠泳。
右端から画面奥まで泳ぐと瀬になっていて、私の泳力では上れません。そこで30分粘ったら、往復丁度1時間のコースになります。
本日も蒸し暑かったけど、川は別天地です。
天気予報では一週間後まで晴れマークがありません。本は湿気で波打っています。
このような夏は初めてです。農作物への影響も心配されます。
今回は気まぐれで錆漆を施しました。
砥粉を水で練り、同量の漆を混ぜて導管にヘラで埋め込みます。
塗るのは半日で出来ますが、研ぎ出しは1日以上かかります。炭や砥石、ペーパーなどで水研ぎします。
写真は研ぎが終わった状態です。最初の捨て漆が殆ど無くなる、実に勿体ない手法です。
ところで、2日も研いでいると研磨剤で指も研いでしまい、指紋が無くなります。
指紋が無くなると、顔を洗ってもヌルヌルして気持ちが悪いです。パドボーに出掛けましたが、カーボンのパドルが滑ってグリップ出来ません。
皆さん、顔をザブザブ洗って気持ち良いのは、指紋があるからこそなんですよ。
朝晩は涼しいと言っても、それは深夜から早朝にかけてのことで、朝8時には気温は28℃に達しています。
「ストレィンジ」の製作に2ヶ月もかかりました。他の仕事と掛け持ちとはいえ、かかり過ぎです。余程やる気がなかったのでしょう。
私の工房は1階と2階とに分かれていて、通常下で荒取りをして、上で細工を仕上げます。椅子等はさほど上下することはありませんが、今回は大きな材料を持って無数に降りたり昇ったり。まいりました。
デカくて売れそうにないのが一番の問題です。
運びにくいし傷付き良いので別の個展会場に持って行く気がしません。
まあ、たまにはこんな製作も良かろう。アリ組、剣ホゾ、拭き漆に金具の製作と、面倒な作業を全部我から試みたので文句の言いようがありません。
*明日は町の健康診断です。良く見ると「3日前から酒は1合に・・・・。」と書かれています。
いつも肝臓の値はそれなりに悪いので、以前、
「1週間酒抜いて受けてみようか?」と言ったら、塾長・嫁に
「それじゃ~意味がないから、いつものようにゴクゴク飲んで受けなさい。」
と言われました。