Yチェア張替え一覧

ニコイチ

今日もエアコンなしで仕事が出来ました。

また椅子が売れた。いったいどうなっているんだろう?家財宅急便で発送するる時、ネットの品名記入の部分に(椅子2脚合体)と書くと、必ず本部からメールが来て「本来は出来ません。当日確認します。」じゃあ、いりこを送る時は一匹一匹箱に詰めるんかい?!・・・・とまでは言いませんが。

30年ほど前に買った締め具。確実に締まります。

椅子の張り替えも続々来て、もう訳が分かりません。


九州出張 前編

水曜6:30から出掛けて、本日16:00に無事帰還。2泊3日の旅でした。

火曜にYチェアの積み込み。4月に預かって5カ月かかりました。当地は水害もあるし、他人様の椅子を長期にわたって預かるのはもうよそうと思います。巨大台風や地震で倒壊するかもしれないし、責任取れません。

八幡浜→別府のフェリー。

ガラガラではあった。ひょっとしてGO-TO使えた?

湯煙たなびく別府に13:00到着。

途中、事故で渋滞し下道を走り1時間遅れで16:00福岡・博多に到着。

無事納品を済まし、お客様に御馳走になる。

ゲェ!何でお前が居るんや?

お二人とも犬好きだそうで、特別に入れてもらいました。女主人からもねだる図々しい奴。

6:00渋滞を避けるために出発。昨夜のコインパーキングは¥3400。流石に都会価格。

お客様が「天ヶ瀬温泉でも行ってみれば。」あいにく天気は悪い。

アチャ~!ここはニュースで見た所でした。ほぼ全滅状態。一階部分は押し流されて、がらんどう状態でした。川縁の共同浴場も閉鎖していた。

つえ温泉はつえていた。(土佐弁で潰れる。)

そういえば杖立温泉も壊滅状態であった事を思い出しました。大変疲れているので本日はここまで。


モスグリーン

本日は居間のエアコンをつけずに済みました。日差しも少し和らいだ。

先日の塗り替えはモスグリーン。最近そういう呼び方するかな?死んだおばあちゃんは「国防色」と言ってましたけど。諸説あって本当は黄褐色らしい。ググってみるとモスとは苔なんだそうです。

お客様が塗料工業会の番号で指定。調色は出入りの塗料屋に外注しました。調色は素人には無理です。

アームの小傷は拾いきれません。一度サフを吹いて・・・・・となると別料金頂かないと。

お客様が写真を送ってくれました。設計士だけあってカッチョイイな。テーブルはアルフレックス。ベースは鋳物というが相当重くないと不安定だと思います。

黒から塗り替えたのですが、マッチしていると思います。黒はどうしても少々きつい感じになります。


真剣勝負

今朝は5:30分から犬の散歩。6:00から朝飯前に仕事に取り掛かった。こういうのは長い職人人生で初めて。

6:32 Yチェア8脚の塗装準備が出来た。塗料は主剤・硬化剤・艶消し剤・シンナーを厳密に調合するので準備に時間がかかります。2液型は余ったら勿体ないし、足りないと再度調合が面倒。厄介な塗料です。

7:44 残り3脚。

とても日中は出来ない作業です。集中力が要る。黒に黒を塗るのですから、塗り残しがないように。昨夕、SUPしようと考えていましたが、そうすると朝がしんどいので止めました。たまには真剣な吉良工房です。

最後にガンを念入りに洗浄して結局2時間かかりました。汗もかかずに終了して、早朝計画は成功でした。

しかし、これほど真面目なのは当工房のスタイルじゃないんですけど。でも、この暑さだと、遊びに出るよりエアコンの中で仕事をした方がましです。


満願成就

やっぱり雨です。梅雨明けは水曜日か?

頼まれていたYチェア38脚の塗装・張替えが終わりました。長かった。ピンボケなのはマニュアル設定にしていたため。もう撮り直しに展示場まで行く元気がない。

これをハイエースに積んで福岡まで配達して終わりです。倉庫がないと言っていたから、需要があるまでこちらに保管とかなったら大変だな。

一見のお客様から大きな仕事を貰うのはプレッシャーやな。かと言って零細では断れんしな。でも、とりあえず一段落して肩の荷が下りました。


ニコイチ

ニコイチとは自動車業界では、おかま掘った車と掘られた車をくっつけて1台の車に仕上げることを言うらしい。もちろん同じ車種じゃないと出来ませんけど。水没車のエンジン載せ替えも含まれます。

先日持ち込まれたYチェアはこのような状態だった。お客様は修理の必要はないからそのまま張り替えてくれとのこと。受けの部分も割れているし、Yの先端も裂けていた。修理しないと張り替えは無理。

たまたま、反対側が折れていたパーツがあったので、合体させた。

ツートンで中々いいんじゃないでしょうか。今回は勝手に趣味としてやったので格安の請求をしました。忙しいのにこんな事していていいのだろうかとは思う。でも木工の稼ぎはしれてるので、楽しくやらないと意味がない。


張替えバブル

夕方、タオルを持ってSUPトレーニングに向かおうとしたら、ユキは横目でこちらを見て、瞬時に目をそらした。よっぽど川に行きたくないらしい。まあ、一人の方が集中出来ます。

次から次へと送られてくるYチェア。

多分、巣ごもり需要だと思います。内装屋も忙しいらしいし、街の電気屋さんM﨑氏も天手古舞だ。

洗浄・乾燥終わり。はっきり言って他人の垢にまみれた椅子をしぶきを受けながら洗うのは楽しい事じゃないけど、自分で始めた事だから、文句を言う先がありません。

一回目のオイル注入後。

巣ごもり特需であれば、いずれ張り替えも激減するでしょうから、今は銭銭と思って頑張るしかない。自営業は稼げる時稼いでおかないと、明日はありません。

まあ、楽な仕事はないし、飲食の苦境を考えれば贅沢は言えない。


クリスト

虫・無視・無私、ムシムシしますぅ~。先が思いやられる。

夕方少し増水した仁淀川でSUPトレーニング。トランクス一丁で寒くなかったけど雨が激しくなると目が痛い。

塗装不良で塗り直しをする羽目になったYチェアには既に張替えが完了したものが5脚あった。折角張ったものを切るのは大事ですので、マスキングして塗ることに。それでも結構な手間ですが。

梱包のアーティスト・クリストを思い出しました。最近新作聞かないな~と思ってググってみたら5月31日に亡くなっていた。84歳。こういうのも虫の知らせというんだろうか?

こんな仕事も数こなすと要領が良くなります。

Yチェア張り替えはこちらへどうぞ。http://www.kiraosamu.jp/you_kagu/Ychair.html


張替え地獄

本日は波乗りで疲れているのに朝から仕事をした。

11脚のYチェアの座面を切って、

洗浄研磨した。どれも紫外線劣化が酷い。4カ所から持ち込まれたものですが、何故か同じような状態のものが重なります。

レストランのブラックは急がないというので待機。

コロナで巣籠り需要か?何で昨年、暇でしょうがなかった時に言ってくれないんだろう?まあ、自営は稼げる時に稼いでおかないといけません。こういう時は頑張るしかない。

しかし現在家具の注文もあるし、バイクの保安部品の取り付け・ナンバー取得もある。バイクの公道走行は大分先になりそう。


先は長い

昨日のNHK四国ローカル、雨の瀬戸大橋をバックに女性アナが「景色が灰色に染まっています。」・・・・・って、正しい日本語か?茜色に染まるとは言うけど。普通、灰色に沈んでいるとか。鉛色とかモノトーンとか。まあ、こんなこと言ってたら「ジジイ、死ね。」ってなるかな。ローカルの女子アナは地元のアルバイトが多いのだろう。均等とは言っても、知性にも美人度にも明確な差はある。それは仕方のないことだ。どうせなら殆ど日本語が話せないキャバ嬢みたいなのを据えると面白いだろう。

コロナ対策にはボッチリの仕事なのだが・・・・

塗装・張替えで入って来ているレストランで使っていた38脚のYチェア。

バカヤローがネジで修理しているのを外して、解体して組み立てます。あちこちのボンドの跡も除去します。

それから洗浄・脱脂・研磨。

それから凹みにポリパテをうつ。

また研磨。これが一番大変かも。ポリパテは最小限にすると研磨が楽ですが、板金塗装専門じゃないからな。加減が難しい。

それでも、凹凸は拾いきれませんが、これにサーフェイサーを吹いて、再研磨、完全に平滑にするなら新品買った方が安いです。

木地が出た部分は下地材を入れる。

こういう時に限って、助っ人のF田氏は京都の造形工場に出稼ぎに行っている。うちの方が給料いいのにな。もう銭・ゼニと思って頑張るしかない。コロナで仕事がない人を考えると贅沢は言えない。