無事終了

個展最終日の本日は家の者が出掛けてしまい、モモちゃんと店番をしました。

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裏庭で態勢に入るモモちゃん。

中央の鉢は、ベトナムのバッチャン村から遥々抱えて持ち帰ったのに、近所のホームセンターでもっと安く売られていた。

鉄板は金具に使うため、わざと錆させています。

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スッキリしたわ。すっきり、スッキリ。

山シャクヤクも種ばかりとなりました。

壺を伏せてあるのは、水琴窟じゃなくて単に蚊がわくからです。

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基礎の部分を、掘って掘って、掘りぬくので倒壊寸前です。

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キリギリスは金がないのか、なにも買わず。演奏もせず。

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運動の後は、T先生お買い上げの椅子で、悠々と眠る。名残惜しいのか、座布団が魅力だったのか?

お陰様で、個展はまずまずの出来でした。これで、年は越せる。

しかし、別注が多いよな。出来れば現品を買って、展示場をがらん胴にして下さい。

疲れ切りましたので、一杯やりに行きます。


今日もグロッキー

今日は午後から、割合沢山のお客様が見えられました。

李朝コレクターのA先生がいらっしゃたので話をしていると、近頃、新羅時代の金銅仏を手に入れて、どっかの業者に朱塗りの厨子を作らせたそうです。

あちゃー!まめに顔出ししていればゲット出来た仕事かもしれないのにな。私の方が腕はないけど、センスはあると思う。

「もう一つ、欲しい金銅仏があるけど、この前亡くなった小林なんとかちゅー評論家の持ち物だったというだけで、えらい高いんよな~。小林誰だっけ?吉良君知らない。」

「最近の評論家は知りません・・・・・・・まさか秀雄じゃないでしょうね。」

「そうそう!」

「そりゃ、最近じゃないと思いますけど。」(調べてみると、小林秀雄1902~1983)

この会話は、他のお客さんにも受けました。

お得意様は、それなりにお買い上げしてくれるんですが、なんか悪いような気がします。家具なんて、どこにも十分ありますから。(でも、たまにお宅へ伺うと皆さんすごく上手に使っていてくれて有難いかぎりです。)

厨子と仏像とか、チッチャくて、うんと値の張るものを開拓するかな。俺が作ったんじゃ、高く売れんな。

*この先生と同時に、別の上得意様もいらっしゃって、そういう時って、どっちにお愛想していいか、ホンマに神経使います。実際、どちらにも積もる話はありますし。ホントは大して気にしてないんですが・・・・やっぱり疲れます。


ペーパーコード付く?

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お客さんが少ないのでスツールのペーパーコードを張っていました。

実はこのスツール、あるマイナーな筋から「ペーパーコードの使い道はないか?」と頼まれ、やむなくデザインしたんですが、軽くていいので急遽商品に加えました。

ところで、本日の天気ですが、短パン、Tシャツで作業していても、汗だくになりました。

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妙なことはあるもんで、お昼に高知市のお客さんから、ウェグナー・デザインのスツールが張り替えで持ち込まれる。

恐ろしい偶然。

明日あたり、なんか大当たりがあるといいのですが。

しかし、世の中がそのような仕組みでないことは、50年超の人生でよく承知しております。


個展は疲れる

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今日から個展です。

photoshopでウーンとアオリを効かしていますので不自然な感じがすると思います。

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この跳ね上げ式の階段は、取り壊した祖父の家から移植したものです。展示の時は広く使えて便利です。

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花は母親が生けたんですが、このぐらいなら私も出来ます。

殆ど人は来ないのですが、売り上げはまずまずじゃった。お得意様は有難いです。

いつものことながら、初日は非常に疲れます。


明日から、おうちで個展

やっぱり体調不良はそのままですが、明日から個展が始まります。

今日は雑巾がけやらなにやら忙しかったです。

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なにしろ、不景気なもので家具も売るほどあるんですぅ~。

家具の個展は、そうそう新しいネタが出てくるわけではないので、同じ所でやるなら2~3年に一回が限界かもしれません。

でも、こんな世の中ですから、やみくもに頑張って活路を見つけてゆくしかありません。

そんなに頑張ってないと言う人もいます。


仕事と波乗り

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珍しく日曜日は仕事をしたので(雨だったしな)、3時から干潮狙いで近場の仁淀川河口へ。

微妙なコンディションですが、入ってみれば結構遊べました。

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5時に上がると、もう夕暮れ間近でした。

奥の方に2mもあるラッパを練習している人がいました。

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夕焼けって、なかなか上手に撮れませんね。あんまり加工するのも厭だしな。

仕事も進んで、波乗りも出来て、平凡だけどかなりハッピーな一日だったと思います。

今夜はコングM氏の釣果のチヌの刺身と塩焼きで一杯やります。


世界の地震帯と原発の分布

赤旗のとじ込みに地図があった。世界の地震発生地と原発の分布だ。

地震は赤い丸で、原発は黒い点。世界中で日本のみに両者が集中している。

分かりやすいな。 “世界中の誰よりもハッピーじゃな!”

何でこんなことになったのか?最初はプルトニウムが欲しかったんだろうけど、もう十分溜まったでしょう。

原発の賛否は色々あるけど、早い話、賛成しているのはお金もらった人達ですね。

*ネットで見つけた地図はここをクリック。


ペティーワークの集塵

今日も、マイナーで暗い木工機械の話です。一般の方には全く分かりません。

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横切り盤ペティーワークは、軸傾斜させた場合に集塵の配管がボディーに当たらないよう、オフセットされています。

信じられない設計です。このため殆ど集塵能力がありません。昔は健康なんてどうでもよかったのでしょう。多分、最新型は改良されていると思います。

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前方に大量に排出される粉塵に、たまりかねて、改良してみました。

余っていた65ミリのフレキシブルパイプで簡単に出来ました。見た目も悪くないし、パイプも邪魔になりません。

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ルータービットのケースを加工して作ったフードが実に効果を上げます。集塵率は95%位でしょうか。安全だしな。

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チッコイ機械に配管が2本もいるとは!新品で買ったら60万もするのにお粗末な限りです。まあ、本来大工さんが現場で使う可搬型の機械だからしょうがないです。

滅多に使わなかったのですが、これで大分出番が増えると思います。ハッキリ言って協和の機械はどれもイモですが、ホゾを切る時などは、両テーブルスライドは普通の横切りよりは精度が出ます。

でも、スライドテーブルの分、鋸刃の出は少なくなり、最大の305を付けても、58ミリくらいです。


プレートファンの破損

本日は木工家専用です。

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一階の作業場はムラコシの3馬力の集塵機を2台据えて、一台は鉋盤専用として、他方は横切り、バンドソー、その他用としています。正解かどうかは分かりませんが、個人の工房で5馬力を常時回すよりは良いかと。

ブリキの配管はノウハウがあって、枝分かれするに従って細くなります。

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右の集塵機が大分前から調子が悪かったのですが、ここ2,3日で振動が大きくなりました。

プレートファンの変形によるものでしょうから、注文を入れた途端・・・・・ガラガラドッシャ~ン!とストップしました。

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えらいことですね~。亀裂が入った所から、グンニャリです。

長い間、横切り盤から出る、木端が衝突していましたからね。

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全ての羽にクラックが見られました。

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交換部品には対策が見られました。

しかし、羽代だけで¥35000はヒドイよな~。工賃は安くしますよだって。

以前使っていた、木片コレクターを中間に取り付けるかな。鉋盤の集塵機は全く異常はありません。

集塵機の調子が悪くなったら、早く原因を突き止めましょう。回転が早いので、急激に逝きます。他のパーツが壊れることもあります。ベアリングまで交換となると工賃はグーンとUPします。


小さな大木

Tちゃんが 「椿の太いががあるけど、いらんかよ~。」と言うので

「いるいる。」と答えました。

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近所の製材に降ろしたら、番線を噛んでいるというので挽いてくれませんでした。

庭木だったそうですから、いろいろ問題があります。

元玉は直径40センチありましたから、椿としては巨木の部類に入ると思います。なんとか、人力で扱える一番細い材を、試しに自分のバンドソーで製材してみることに。

やっぱり番線が入っている。チェーンソーも切れ味が落ちます。

切り旬を外して3月に倒したそうで、虫も入っていました。

でも、取りあえず挽いてみよう。

何になるかは未定。

日和崎尊夫が生きていたら狂喜するだろうに。