玉造り

昨日は、台風2号のうねりの影響を思い、午後に近場の甲殿海岸に行ってみますと、波はデカかったです。しかもうねりがバラバラで良くない。しかし、ショートボードが一人で挑戦しているし、今夜スイミングに行くなら、こっちがましかと決断しました。溺れそうになりました。年の功で何本か乗るりましたが、1時間で撤退。無理は禁物です。

Dsc_00010001_2 本日は、コートハンガーの先端に取り付ける球の製作です。

直径は5cmほど、材はケヤキです。この、日本刀の切っ先のような刃物は、元々扱いがデリケートなのですが、特に、球を削り出すのは難易度が高いです。

回転方向に刃物を突き出すのですから、ちょっとのことでロックします。球が吹き飛んだり、刃物でえぐれて台無しです。何より心臓に悪いです。Dsc_00320002 いつもちょっと憂鬱な作業ですが、今回は一度もひどいロックがなく出来ました。

これは、刃物の角度とか、なんら論理的解決策があったわけではなく、自然に体が動いたのです。何事も場数を踏むことですね。

外国の有名ターナーは球と球の接合部分をどんどん細く削ってゆき、とうとう弾けた瞬間、お手玉しているそうです。スゴイ!!

ウソです。でも、やれそうです。旋盤加工は手品みたいなもんですから。

Dsc_00410003 ほーら、良心市で買ってきた卵みたいでしょう。

私の場合、バンドソーで切り離して、ベルトサンダーで切り口を仕上げます。

ざっと、1時間の行程です。

コメント

  1. 齋田 より:

    う~ん、いかにも心臓に悪そうな作業ですね。

    僕はまだ経験が浅いので、この刃物は使いこなせてません。

    ところでキラさんが使っているのはどこの木工旋盤ですか?
    ツールレストだけ見てもうちのグリズリーより頑丈そうだし、機械加工の精度も高そうで、ちょっと気になります。

  2. kira より:

    齋田さんも、やっぱり機械が好きですね。

    明日のブログで紹介します。本日は居酒屋へお誘いがありましたので、失礼します。