ネットと印刷媒体。

Dsc_00151 今日は、雑誌に広告を掲載するための版下を作っていた。

知り合いのデザイナーのFちゃんに「まあ、俺はもうイラストレータを使えるけんど、まあバイトに来て~。一人でチンタラやるのも寂しいし~。」と偉そうに言ったんですが、パスを上手に使っての背景の切り抜きや、秒殺のレイアウトの技を見ると「ヒィ~!!御見それしました。やっぱり、餅は餅屋じゃ~!」と反省したのでした。もっとも、ラフは出来ていたので2時間そこそこで完成しました。右の案でいきます。

今回、自費で全国紙に掲載するのですが、来るべき恐慌に備えて、まだ息のあるうちに営業を強化しているのです。酒ばっかり飲んでるわけじゃないんですよ。私はペコペコ出来ない性格なので、他人をあてにするよりこういうやり方が向いています。それと、あまりにも貧乏が長かったため、金を残す習慣がありません。

木工家が自費で広告を出すなんて聞いたことがないので、効果のほどはわかりませんが、面白い試みだと思います。出版社には申し訳ないし、矛盾しているようですが、一番の目的は、ホームページにアクセスしてもらうことです。ネット社会の発達によって、評論家やマスコミとは関係なく、素の個人が、自立したお客様に評価される世の中が来つつあるような気がします。

コメント

  1.  全国紙に広告とはすごいですね! ぜひ結果を教えてください。私は今はなき『室内』という建築&インテリア雑誌に縦1/3頁大くらいの広告を出したことがあります。有名な雑誌だけあって反応はそれなりにありましたが、ほとんどは「ひやかし」で、実際に注文に結びついたのは一つか二つくらいだったように思います。でも吉良さんがおっしゃるように木工家は自らが打って出る必要はありますね。[E:cat]

  2. asa より:

    高品質な印刷物がご入用の際はお申し付けくださいませ。
    価格もいっちょ前ですが…o(_ _)o

  3. kira より:

    大江さんからコメントが来るのではと思ってました。大分よまれてますよ。

    そうですか、室内は廃刊になりましたか。業界紙然としてましたから、じっくり見たことはないんですが。しかし、工務店関係は地元密着でしょうから難しいのではないでしょうか。それに、いろいろ“お付き合い”のいる世界じゃないですか?詳しいことは、デイデザインでお聞きしたいです。

    この件については、近じかブログで書きます。

  4. kira より:

    asaちゃん、プリント業界は大変じゃ~ね~!!価格競争は凄いし、6色プリンターが2万円で買えるし。

    これからは、農業、農業ですよ。