実際は、本日から漆塗りに入ってるんですが、
文机の脚の形はこうなりました。何気ないようで、実は末広がり、写真の末すぼまり、それに、それぞれに円弧状のふくらみを持たしたもの、カットの入ったもの2種。計6種類を試しました。
このような、カットは仏法臭いと言って嫌う人もいますし、確かにない方が素朴で力強いかもしれません。ただ、あまりにも素朴でありすぎるので、そこに意匠を注入するのは業師としては意義のあることだと考えます。
ずーっと、素朴でいるより次のステップアップにつながるというか、虎穴に入らずんば虎子を得ず・・・・・ちょっと違うか。まあ、失敗すればぶち壊しになりますのであながち大げさではないです。
でも、お客様がきて
「これ貰うわ。でもカットなしで仕上げて」
とおっしゃったら、当然・・・・
「御意!私もかねがね、何もしない方がいいと思ってたんです」
と言うでしょうけど。
左は角が腐っていましたの接ぎ木しました。木目は見事に合ってますが、色が違いました。
右はカミキリムシの穴に埋木しました。普段は楕円にしますが、初めて四角にしました。これもいいな。
どちらも、鋸目の傷も付けるという凝りようです。
初めて、Photoshop Elementsで組写真に挑戦してみました。
コメント
Beautiful photos, thanks!
I like your birds!