漆かぶれの観察

ご報告を忘れていましたが、わたくし、昨日で満60歳となりました。

漆かぶれは私の適当な数値ですが、2割の方が非常に敏感で、黄汁が出て包帯を巻かなければいけないような重篤な状態になります。また2割の方がかぶれにくいです。私は普通の6割に入ると思います。ただ、現在は耐性が出来てかぶれにくくなっています。

これは李朝三段棚を作った際、横着して半パンで作業して、生漆が付着した。すぐには透明に近いので気付かず、翌日漆が黒くなって、慌てて拭き取りましたがもう遅い。漆は放射能のようにすぐには症状が現れません。

3日目、膨れて来ました。私はもうかぶれにくい体質になっていますが、原液がもろに付くと誰でもかぶれます。

5日目。耐性が出来るとそんなに痒くはありません。

最初の頃は、指先に漆が付いた場合、どんなに灯油などで洗浄しても、その指で触った柔らかい部分はかぶれます。(指先の指紋の部分はかぶれません。)局部はどうしても触ってしまいますので、痛痒い。熱いお風呂に入ると「効く~!」

12日目。3度ほど皮は剥けました。

本日、一ケ月経ちました。

漆かぶれはどんなに酷くても痕が残るようなことはありません。

耐性が出来るまでは2~5年はかかると思います。漆の仕事をする女性の子供は最初からかぶれないとも言われます。かぶれについてはまだまだ面白い話があるのですが面倒なので止めておきます。

コメント

  1. 和彦 より:

    なんと!
    おめでとうございます㊗️

  2. kira-osamu より:

    流石にもうどうでもいい気分です。