なんだか非常に消耗しております。2日ほど寝ておりました。これは大物を無事納められたのでホッとしているのだと思います。
銘木をブックマッチングで仕上げるのは切断線の決定が難しいし、「契り」の穴を無傷な所に彫り込むのは勇気がいります。宮大工・西岡常一だったか、その弟子だったか本に書いていましたが、普通の大工上がりの職人に大柱の墨付けを任せると、材の周りをグルグルするだけで一向に墨付けが出来ないそうです。そりゃそうだろうな。木工は引き算の仕事で、粘土みたいに盛れませんから。
でも、ブックマッチングは材をカメラで斜めから撮影して、平面に起こせるソフトがあったらillustratorでかなり楽に切断線を決定できると思う。多分、そんなソフトはあるんだろうな。まあ、何でも便利になるけど無くても何とかなるものです。