お客様からの、納期を急がない難しいリクエストが一つ残っていますが(ヒント:急ぐのは困ります)、全部の注文が片付きました。
年末はちょっと忙しかったから、やる気がありません。でも、そんなこと言っていたら生きてゆけないのが、木工業です。
新しいプロジェクトは2,3ありますが、シェーカータイプの椅子の在庫がなくなったので、とりあえず作ることにしました。
幅750×長さ2500の栗の板を座面用に潰すのは、少しもったいないですが、大して魅力のある板じゃないし、幅が中途半端です。
少し材料を足して、6脚分取れました。
ブログを調べて見ると、丁度3年で6脚売れています。ハァ~、楽な商売じゃないですな。
ちなみに、小径木の皮を鉋で剥いで作った、この椅子は暮れの個展で完売しましたので、6年かかって、3脚売れた計算です。物好きもいるもんだな。
でも、自分で納得している製品は、売れ残っていても全然気になりません。在庫が溜まるのは、割と嬉しくもあるのです。
当社は、まことに暇な工房ですが、そうでないとじっくり新作に取り組んだり、手のかかる製品は作れません。
ただし、本当に潰れたら困るので、その時はよろしくお願いします。