工房の地震対策

電気屋のM君に、

「振動ドリル持ってる~?」 「あるで~。」

ということで、かねてから気になっていた地震対策をすることしました。

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1階はコンクリートむき出しですので、鋳物の精密機械が転んだら再起不能だと思います。

桑原の手押し鉋は見るからに安定が悪そうです。左の自動鉋盤が転ぶ時は私も生きてはいないと思います。

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奥のルーターマシンも幅が非常にスリムです。この2台は高額マシンなので、もう買い替えるゆとりはありません。

ショウレンとバールでこじって移動させます。重量は800キロ。

ついでに旋盤も固定しました。右の角鑿盤は広い台を付けたうえ、階段部分に縛り付けてあります。

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固定にはこのタイプが一般的だと思います。外径14㎜。叩き込むと、地獄ホゾの要領でクサビが広がります。

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こんな感じに固定出来ました。上にあるのは、刃物セッティング治具。

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超高精度に作られています。しかし、4枚刃をうまくセット出来たためしがない。 

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こんな仕事は助っ人がいないとやってられません。

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このタイプはピンを打ってクサビを拡げるようになっています。

工房の2階は床を張っていますし、倒壊対策をそこそこ済ませています。

機械を固定している人は意外に少ないのではないでしょうか。震度6~7が予想される地域では必要だと思います。

おかげで、また腰が痛くなりましたけど、一安心。

ても、津波が来て、火事にもなったら意味ありませんけど。アメリカ的にやれることはやっておこうと・・・・・。

コメント

  1. バンドウ より:

    これはやっておいたほうが良いですね。3.11ではうちは震度6弱ぐらいでしたがなにが倒れてもおかしくない状況でした。腰の方は引き続きお大事にしてください。

  2. キラ より:

    地震対策はこれからは必須ですね。

    ところで台湾に行ったんですね。腰が痛くてコメント入れられませんでした。

    直に海外に行けるのは都会の羨ましいところです。高知からだと近場の海外は、国内移動の方が金も時間もかかります。[E:crying]

  3. バンドウ より:

    そうそう、とんぼ返りだったけど博物院だけ観てきましたよ。タイミング的に書跡の展示は地味で陶磁器が良かった。特に北宋の青磁!

  4. キラ より:

    青磁のバスタブを見るだけでも台湾に行く価値があります。[E:airplane]