沢田マンションは高知のその筋の人では知らない人がない偉大な建築物です。今では全国的に有名になったといってもいいでしょう。なんと専門書が2冊出もています。
キラニュース№12でも紹介しています。
ご夫婦で、すべて独力で建てられたと聞いています。木の造作物を作るための製材部屋や木工所もあると聞きいてます。
各戸のベランダが通路として繋がっているというか、部屋の前が道というか、住民同士風通しがいいです。
屋上のクレーンはまだ現役と思われ、右端の塔は手製の昇降機です。(エレベーターとも言う)
オーナーの住む、屋上には空中庭園ならぬ、空中”田んぼ”があるそうで、収穫時には餅をついて住民一同、祭りに興じるそうです。
御世辞抜きに素晴らしい建物です。違法建築で、市職員の調査時には住民がコンクリートブロックを落すという噂ですが、建築基準法以前から始まった建物であるというのが本当のところらしいです。
しかし、シャブコン使ったり、鉄筋を間引いたりしていないでしょうから、地震後に案外残っているのは沢田マンションかもしれませんね。
ボチボチ空き室も出るそうで、是非住んでみたいが、家もあるし、そこまで酔狂は出来ません。はす向かいのヤマダ電機に行った時に、ちょっとのぞいてみる位です。