修正という言葉が適当かどうかわからないが、ダイニングテーブルの脚の先が、カミキリムシの穴のあったせいで、変色していた。腐っていると問題だが、そうでもないので、そのまま塗装すると非常に目立ってしまった。
これを放っておくと、ずっと気になるし、商談のときは、お客様が気づかぬうちから、懺悔し、値引き態勢に入ってしまう。
ルーターとノミでかきとり、埋木する。同じ木片を使うのがミソだ。
ほらわからなくなったでしょう。結構大手の木工所の製品でもよく見ると、失敗した箇所を埋木していることがある。ムクの材料だから出来ることだ。
人間国宝の黒田辰秋のダイニングセットを見たことがあるが、間違って鋸を入れた跡があった。「アチャ~!」なんて言ってたか知らん。このあたりが上手いんだな。この人は。あんまり完璧だと疲れるでしょう。
話は、全く変わりますが、ツバメは巣立ちの季節です。半分以上空き家になっています。こんなデッカイ雛たちにえさをやる親の苦労は大変なもんですね。