台風10号は大型とは感じられたが風雨共にそれほどではなかった。道路に草木が散乱してもいない。
本日は以前にもUPしましたが蝶番の付け方です。実は職人でも正確に取り付けるのは大変難しいです。だから扉などはは微調整出来る金具が売られています。
蝶番を付けるにあたって先に塗装した。木目を見て同じようなものを選ぶためです。ペアリングと呼んでいます。英語的には正しいかは知らん。
今回、丁番厚み分の掘り込みはレーザー加工機で治具を作り左右一遍にやりました。上は切断しきれなかった失敗部分。
センターの目安線も出力します。こういう作業はミラクルに便利なレーザー加工機。穴がきつい場合はヤスリで少し削ります。
厚み分はべニアに糸鋸で穴を開け、釘打ちしています。
使用する刃物。
慎重・繊細な加工になりますので、コードのないバッテリー式は大変良い。振動も少なく、音もジェントル。
このようになります。角はノミで取るのが面倒ですけど。
さて、木ネジの下穴開けは一発勝負の難しい作業です。錐で当たりを付けてからドリルで揉みます。
垂直に十分な深さに揉みます。足らないと桜は硬いし、ネジは極小なのでなめてしまします。
許容誤差は+-0.1ミリ。
こんな感じですか。
木ネジにドンピシャのサイズが必要です。下の高品質そうに見えるビットは僅かに小さ過ぎて頭をなめてしまった。
なかなかに蝶番は難しいんどすえ~。
こういう便利な道具もあるけど、今回はドリル径が太過ぎた。それに意外にセンターに開かなかったりして繊細な作業には向いていません。
もう一息です。