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お手入れ

夏が最後の悪あがきをしているのでしょうか。今夜は蒸せます。

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先日、座卓を納品したAさん宅ののリビングに、ウレタン塗装のセンターテーブルがあったんで、

ウチの在庫を安くしておくから、替えた方がいいんじゃない?」

と言ったら、現物を確認して、あっさり商談成立。何でも口に出してみないといけませんね~。

「ちょっとシミがあるけど、取れませんか?」(面倒くせえな~)

でも、お客様は神様です。早速、アリ組に目違いが発生しているのを鉋ではらい、軽くペーパーをかけ塗り直しました。

ゲッ、すげー見違えた!黒田辰秋は「漆の極意は、忘れるほどほっとけ」と言ったけど、オイル塗装も時間をおいて、重ね塗りすると存在感を増します。

以前、クスノキのベンチを3年後に塗り替えた時も凄かったな。透明感が出てきます。

ムクの家具はいいもんですね。

*板の厚みが30ミリ近くになると、余程乾燥していても、5年も置くとアリ組に目違いが0,1~2ミリ程出ますね。いや、出ない材もあるな。たまにはお客さんの所へ、メインテナンスに出掛けるといいんでしょう。多分注文ももらえるし。


海は効くかも

30代は秋になると、夏の疲れが出て、微熱が2ヶ月も続く事がありました。

波乗りして、合間に潜って貝を獲って、また波乗りして、バカじゃね。近年はセーブしていますので、そこまでひどくないのですが、どうも調子が悪い。

ほんで、昨日の午後から逆療法で海へ。ものは言いようですね。

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ガーン!病み上がりに、サイズあり過ぎ。セット間もつみ過ぎじゃ。

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若者はガンガンいきます。オンショアですが、入ってみると意外に使える波でした。

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ロングボーダーもフローターを決めております。

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夜は「8の字」が珍しく満席だったため、他を開拓。美味しくない・・・・・。脂っこくて、急激に腹が張る。

お好み焼き「まる」で、目玉焼きを焼いてもらって、ビールで飲み直す。最初から、ここに来ればよかった。

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10時に就眠、色んな夢を見ました。金縛りにも遭いました。

三池炭鉱O氏夫妻と3人で幽霊屋敷に下宿する夢は、映画に出来るかもしれません。

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これは不思議。浜沿いのアスファルトの道路の上に砂が5~10㎜積ってい場所で発見。

ほじくっても“主”はおらず。蟹が穴を掘ろうと空しく試みた結果でしょうか?

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今朝は、いい波で2時間ほど波乗りをして、肩がちぎれそうです。

午後には帰って仕事をしました。ショック療法は効いたかも。これから、北山鮮魚店の魚で宴会です。


桃色

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先日のしもなの周辺に咲いていた花です。山野草にしては派手で、コスプレって感じです。

お袋に名前を聞くと、「う~ん、忘れたっ」って言っていました。去年は答えられたのにな。私は憶える意志がありません。園芸種ではないそうです。

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蠅だか蜂だか分からん奴も来ています。つぼみは貝のようにパカッと開くのでしょうか?

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良く見て下さい。雄花と雌花が分かれているのでしょうか。雌花と思われるものには3枚のフィンのようなものが付いています。

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花弁が落ちて。

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実が出来ているようです。

この先を見てみたいものです。昔は普通に庭に植えていたそうなんですが。


クォーツ柱時計

急に涼しくなったからか、屋外のプールで泳いだからか、夏の疲れか、おなかが痛くなったりして、連休中は家にいました。絶好のキャンプ日和だったのに残念です。健康が一番ですね。

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先日、作っていた箱の正体は柱時計でした。文字盤は古い時計を利用して、ムーブメントをクォーツに換えています。

薄くて、小振りな所がオシャレです。

結婚式の記念品としてオーダーを受けたものです。久々に作ってみると大変手間がかかり、参りました。前回作った時は、趣味で楽しみながら作ったのだと思います。

もう、この商品は廃番にします。もちろん、「金に糸目はつけない」というお客様は別です。でも、このご時世、そんな人はいないと思います。


ノーマルに戻す

パンツ一丁でヘソ出して寝ていたんですが、昨夜は完全装備で、布団も出してきました。

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途中、急ぎの仕事が入ったりして中断していたダイニングチェアーの一回目の塗りが終わりました。やれやれ。

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最近は、このように段差を付けていた笠木の取り付けですが、

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オリジナルに戻しました。ちょっと手間がかかるけどソリッドな感じで、まとまりがあります。

また、身長の高い人にも対応出来るよう、背もたれを2㎝高くしていたんですが、それもスタイル重視で止めました。

本来、日本の住宅事情を考慮して、極力低くした椅子なのです。日本の天井高、部屋の広さ、身長を考えると背もたれの高い椅子は似合いません。うっとうしいよな。

よっしゃ~、面倒な椅子も終わったし、制作の秋、バリバリ仕事するぞー!・・・・・・・・・・・と言っても、そう注文もないんですけど。


ムク材は扱いにくい。

今日は涼しいというより、肌寒いです。そんなに早く秋が来るのも困ります。仕事ははかどりますが。

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つまらない、木工家専用です。

箱2つの蓋と底を接着しています。柱に載せるとハタガネが上手くかかります。

しかし、もっといい方法がありました。大型機械の常磐の上に置き、平面の出た分厚い板を載せてから重しをするとずっと楽だし、正確です。

あくまで、各部が正確に仕上がってないといけませんが。

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蓋がこんなに反ってしまいました。というか、縮んだんだな。材はナラ。

柾目だし、空調が効いているから大丈夫だと思ったんですが、本日の湿度は50%以下。2、3日前の屋外の湿度は100%だったんで無理もないでしょうか。

これからは、小箱のような精密なものは絶乾をしようと思います。絶対乾燥すると動きは少なくなります。絶乾後は養生が必要です。強度は少し落ちると言われています。木工はめんどくさいな。

この薄板は虎杢が出て貴重なので、縁を削ってやり直します。


しもなのアートキャンプ (その3)

本日は台風一過、すがすがしい天気でした。

しかし、箱を制作していたところ、急激に乾燥し予想外の反りが出て往生する。

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下名野川周辺を散策してみました。

糸トンボは40年くらい前までは普通に見られましたが、めっきり減ったな。体長は4㎝位です。妖精みたいで好きだな。

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ランの一種でしょうか。地面のすぐそばに咲いていました。

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カエルには詳しくありませんが、タゴガエルの種類です。アイラインが素敵です。

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落とし文も見かけました。作りは雑です。

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いい歳して、大盛2杯平らげる人間モドキ。

本人は、カメラ目線で、こぼれないようにするのに精一杯でです。

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雨は降り続いていましたが、3日目になると清らかさを取り戻しておりました。


しもなのアートキャンプ2011 (その2)

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昨年、居酒屋「葉牡丹」で、クラフトショップ&喫茶のオーナーの吉川さんと飲んでいる時、アートキャンプの話をすると、

「俺も散々悪事を重ねてきたから、これからは良いことがしてみたい」と言うので、

「ムッ!そういうことなら元締めに繋ぎをつけてみよう。」ということに。

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ところで、しもなの朝食はやっぱり美味しい。

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授業は「生け花」 投げ入れ。雨の中、周辺を散策して集めました。残念ながら、花は少ない。

竹の花入れは吉川さん自作のもの。

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ゲッ!積み上げただけで、すでに完成しているような。

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スタッフの仲田君も隅っこで挑戦。

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なんだか、あっという間に仕上がりました。

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アートキャンプの色男、S君。Tシャツも彼のオリジナルです。

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最年少で参加のMちゃん。

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校長は中々お上手です。

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仲田君。ハンドパワーを送るも変化は見られず。

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私も木工室の端切れでどうじゃ~!

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吉川先生はシンプルに王道を行く。しかし、花入れが一人だけ上等じゃ。

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大変盛り上がった授業でした。

料理と同じで、素材がいいと結果もよろしいようです。


しもなのアートキャンプ2011 (その1)

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毎年恒例の、少し障害のある人達のアートキャンプに講師として参加しました。健常者やご父兄も参加出来ますし、実際参加しています。私も今年で5回目となりました。

あいにくの大変な雨で、途中落石もあり。でも、地元の人が言うには、普通だそうです。この辺りの傾斜は、渓流というより滝に近い。

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私は初日の晩、バーベキューから参加。チャッカリしているな。

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2日目も、山は終日雨降りでした。

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朝食は毎年同じメニューながら、美味しいです。

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今年の私の授業は、「木のスプーンでカレーを食べよう!」です。

ここ数年の内容とガラッと変わって、丹念に小さなものを仕上げます。

大きなカレースプーンは当社の半完成品をサンドペーパーをかけて仕上げるだけです。これはこれで、集中力のいる仕事ですが、ちと、もの足りません。

それで、ティースプーンも作ります。ホウの薄板を材料にして、窪みを彫刻刀で掘ってから、全体を糸鋸で切り出します。

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このような授業だと、怠けている奴もいますが、私の教えていた進学校より10倍真面目で、やりがいがあります。

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女性には特に熱心に教えます。普段使わない治具も製作しました。

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この位いけば、100点満点ですな。実用と芸術性を兼ね備えています。

カレースプーンは無塗装なので、強度のある山桜を使っています。

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引きこもり歴20年に見える凶暴そうな若者は、実はスタッフの宮下君です。スタッフも夢中になるような企画じゃないと成功しません。

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さあ、夕飯の時間となりました。Sちゃんは大盛3杯目を楽々完食!

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久々の大成功の企画だったと、私的には満足しているんですが・・・・・仕込みも大変だったし。

 


雨量規制

今日から、恒例のしもなの郷でのアートキャンプなのですが、ルートがどこも大雨で通行止めです。

先発隊の連絡ではう回路があるそうです。ネットで調べると全面通行止めばかりなので、県の道路課に電話して聞いてみたところ、「看板は出てるけど・・・・・」なのだそうです。

自己責任ということでしょう。高知の山間部では車が使えないと何も出来ませんから。一ヶ所はゲートが閉まっていますが、う回路ありという状況です。

まあ、高知県はずっと風雨に晒されてきていますから、この程度の雨なら大丈夫でしょうが、ちょっと心配やな。

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栃の置床、出来ました。