階段バンダジの接着

明日は町の検診です。いつも中性脂肪値がバカ高いので今夜は禁酒して臨む予定。まあ、ガンマも高いんですけど。バリウム飲んでの胃の検診はパスしてカメラを使う予定。

元々一枚板なので順番を間違えないように印をします。

こんなんで本当に上手く接着出来るのだろうか?当然普通のボンドでは途中で乾いてしまうので、12時間硬化のエポキシを使います。はみ出た接着剤の拭き取りはしません。漆を塗った時に却ってムラになりそうですから。

これは貫通ホゾの先端の出っ張りを逃す板。2.5㎜厚のべニア。薄いので一枚90秒ほどでレーザーで切り出せます。こういう時は便利なレーザー加工機。

作図も5分で出来ます。

ボディープレスで圧着。完全に垂直に押す機械ではないので支柱を入れた。

ミスなく出来た。やるな~。上部は引出しではなく蓋が付く。構造的にこうなった。

木箱梱包でギリギリEMSでアメリカに送れるサイズです。


暗雲

梅雨入りしたが気温は低く過ごし易い。

トランプがこれほど酷いとは予想外です。アホでも取り巻きが何とかするだろうと思っていましたが、周りはチンピラとスケバンみたいな連中ですね。大学を抑圧するると国力は落ちるだろうな。実際、洒落にならないような状況らしく、AIがネットパトロールしているかもしれないので、NYのお客様にメールするにも政治ネタは控えております。

一方、日本も最悪!与党もちろん、野党も。玉木、前原なんて馬鹿丸出し。野田ちゃんも何か気持ち悪くなってきたな。国民そっちのけで椅子取り合戦ですね。政策も目先の選挙のため、今だけ・金だけ・自分だけです。

ロシアやイスラエルもどうすんでしょうね?戦争の時代に突入するんでしょうか。


牛歩

海にも行かず仕事をした。別段、もう引退してもよさそうなもんですけど、根が真面目なのか?

サンドイッチする前に色々なパーツを付けなければなりません。

櫛型治具はデータ通りに連動する仕組みですが、何故か僅かにズレる事あり。また、これだけ長いと収縮もあります。

特殊なビットもリーズナブルに手に入るようになりました。

何とかなりそうです。一々神経を使う作業です。ギリギリの材料で、全部対になっているので失敗が許されません。ほんで怠くて中々前に進みません。


材料取り

本日のブログは一般の方には理解出来ません。

階段バンダジの材料は2000×960の栃の一枚板。厚さは30㎜。

illustratorで木取りを検討。丸は節の部分です。

反っているのでこのように切断後、鉋をかけ平面を出し、更に厚みを2枚に割る。

トチ狂うというだけあり、割ると反った。1週間ほど置くと大分に戻った。何とか10㎜厚は確保できました。

剥ぎ合わせ完了。元々一枚なので研磨すると継ぎ目は分からないと思います。

こんな奇妙な木取りをする木工家はおらんじゃろうな。


レーザー加工

本日は湿度も少なく気持ちの良い暑さだった。

レーザーによるパーツの切り出しが終わった。

木目が横に走っているという常識破りの構造だが、理にはかなっている。

貴重な材料で余裕はない。べニアのミニチュアでテストした。多少のミスはあったが無事終了。

加工中。栃10㎜厚で10㎜/S。

側板の加工終了。

このように出来上がります。

今回、溝切もレーザーで済まそうとしていましたが、面加工の場合、ヘッドが0.2㎜ずつ移動して焼失させるのですが、そのため一枚に付き2時間ほどかかることが判明。

時間がかかるのは構いませんが、機械内部の煙を吸い取るため、外で大きな排煙モーターが回っています。常に風が吹いているような状態ですので、材料が反ったり縮んだりしては都合が悪いです。

レーザー加工は一から手でやるよりも時間がかかるかもしれません。でも量産したり、追加の注文があったら圧倒的です。今までの所、それはないと言えますけど・・・・・トホホ。


古い話

と言っても、土曜日の事。犬が死んでからブログもやる気がない。

日曜の朝は地区の一斉清掃であったため、土曜の朝から入野松原へ。

頭位あった。

しかも殆どはダンパー!それでも以前はすぐ入ったものですが、なんか疲れていた。

秋田犬のハクはすっかり大きくなっていた。

塾長に付いて別のポイントへ。

猛烈なオフショアでここもダメ。

ウツボグサが咲いていた。

四万十川。帰りは寄り道しながらドライブ。5時間ほど運転して疲れた。


四苦八苦

本日はちょっと肌寒かった。

illustratorで階段バンダジの図面を引いた。構造を考えながらチンタラやっていたら1週間かかった。流石に慣れて、断線や重複線は殆どなくなった。頑張って使って慣れてゆくしかない。

直感的に操作出来るといっても、レイヤー機能を上手く使うには相当の経験が必要です。脳の腐りかけたジジイには辛い。

それをレーザー加工機に落とし込む。今回は加工機ソフトのレイヤーを使って、切断だけじゃなく彫刻(溝彫)も一遍にやってしまうつもりです。溝の深さは2種類。

簡単な設定のはずが恐るべき使い難さ。illustratorが如何に良く出来ているかを痛感します。まあ、手間暇かかっているからな。料金もバカ高いしな。

暴走したり手違いがあったら、時間をかけて仕上げた材がパーになるので、まずボール紙かべニアでテストします。


カツオをさばく。

塾長が「今カツオが安い!」というので頼んでいたら、今日持って来てくれました。900円。

さ、柵になってないやんけ。

「動画でも見て、たまには自分でおろしてみい。」

YouTubeで勉強した。30年前はそこそこさばけたのだが。今はカウンターからオーダーするの専門です。塾長によるとカツオは大きさの割には実に簡単だという。

ちょっと中落が厚いけど初めてとしては上等かも。包丁が切れるからな。

木工の技術が生かせた・・・・・・訳ではないと思う。

まあこんなもんでしょう。

反省点もあり、次はもっと上手くいくと思います。


座面の張り替え

本日も過ごし良い天気でした。最後かも。

お得意様から頼まれた張替え。私の製品ではない。

Yチェアと同じ張り方であったが、台輪に高さがあるため、あまりよろしくない。前後・左右から張る。重くて大きな椅子を張る場合、ピンを打って上面だけ張るしかないです。

内部にクッション材を入れて表裏共グルグル張れば強度は出ます。しかし、それだと重い椅子を一本張るごとにひっくり返さなくてはならず現実的ではありません。

リフターテーブルを作業に合わせて高さを変える。

完成。

他の張り方を試すとYチェアの張り方が非常に作業性がいいのを痛感します。誰が考えたのじゃろう?普通は思い付かないと思います。

ただし、高い技術力と長年の経験が必要です。一方、今回の張り方は時間はかかりますが、根気よくやれば誰でも張れます。


勘違い

本日もまだまだ過ごし易い。

日曜日、Oビーチで1ラウンドやった後、また入ろうかどうしようかと海を見ていた。

黄色いロングボードで赤のキャップをかぶった奴がやたら乗る。波乗りは1本乗ったら、波に逆らって漕いで沖に出なければなりません。カレントという離岸流を上手く利用しているのだろうか?それにしても次々乗るな。

しばらく見ていると、何と黄色のロングに赤キャップがもう一人いた!そして何と何と実は3人いた!!

サーファーは一般的に我儘ですので、同じチームでもボードの色を揃えるなんてことは決してしません。変わった方もいるもんですね。

このように人間は誤った判断をしてしまいます。

池波正太郎は「世の中は勘違いで成り立っている。」と小説の中で書いています。