体調不良

実は、10月の後半はずっと体調不良だった。朝起きると胸がむかむかする。飲みすぎかと思ったが、そうでもない。多分、この夏、割合忙しくて、エアコンをかけながら良く働いた疲れが、今になって出てきたのだと思う。

やっと治ったと思っていたら、今度は先ほどのキャンプで風邪をひいた。熱もないがだるい。どうも疲れがたまっているらしい。

昨日から、ベットで寝て読書三昧である。秋雨の中、寝て随筆集なんか読んでいると、ちょっとした旅行気分になれる。木工家は、貧乏と鉋屑がついてまわるといわれるが、こういう贅沢はサラリーマンにはできないと思う。

自分に優しい、怠け者スタイルはサーファーの友人から教えてもらったものです・・・横尾忠則はインドで知ったとそうですが。あそこは暑いので真面目にやってられないのです。

Dsc_00150003 (写真と文章は関係ありません)

先日、よくシマアジを食べさせてくれた釣り名人が、ガンで亡くなったのを知った。50歳そこそこ。

ベットで寝て、本を読むのは、死に親しむ行為のような気がする。

木工は息の長い仕事で、一年でも大した量はこなせません。しかも材料や道具も要ります。仕事の段取りが上手な私は、50歳も近くなりますと自然と、止める時と言うか、死ぬことも段取りのうちに入ってきます。はっきり言えば、先が見えてくる。

例えば、樹種を問わなければ、倉庫に保管した材料でもう十分です。材料を買うよりも、するべきことがあるのかもしれません。

もっと、皆さんが死ぬることを普通に考えれば、NOVAやらなんやら、銭儲けに走ることもないと思うのですが。

う~。しかし明日からは・・・・なんとか仕事をはじめなければ。今月は遊び過ぎ。


秋の晩餐

Dsc_00120001 昨日の入野海岸。波は良くありません。

しかし、今回のキャンプは食べることが、波乗りより盛り上がりました。

気候も、丁度いいですね。

Dsc_00140002_2  まずは、通称チャンバラ貝。確かに刀を持っています。地元漁師サーファーからの差し入れ。普段の行いがいいから。「こりゃーあったかいのはまた格別」

Dsc_00200003 すき焼き風スープ?

翌日、みんな、お腹一杯なのにうどんを5玉も入れた人がいます。

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  ジビエ料理。鳩やツグミなど。いやツグミは獲られん。

 

Dsc_00420006 ちゃんと、お新香の用意があるのは、うれしい限り。

料理する人はこの辺が違うのですね。

Dsc_00440007 最後には、手作りケーキで〆。

右は、栗拾いからはじめております。

Dsc_00510008 けだるさの漂う、朝の風景。このキャンプで他に食べた料理・・・・・・ぜんざい(餅入り)、イノシシのソテー、鹿のレバー、アオリイカとキノコのバター焼き、釣った魚の蒸し物、等。

最後には、私、ちょっとお腹が痛くなりました。

Dsc_00570009 入野海岸のらっきょ畑を横目に帰路につきました。

すみません、食べ物の話ばかりで。


ビーチクリーン 10月28日(日)

Dsc_00470004 一夜明けての入野海岸。

昨日関東地方に雨をもたらした台風は、結構なうねりを残した。

「クローズ」と言って、波乗りの出来ない状態。

まあいいや、昨日十分に楽しんだし、今日はサーファーによる海岸の掃除の日なのだ。

Dsc_00540005 掃除の日には、必ずいい波が立つというジンクスがあって、スーパーブレイクを横目にせっせと塵拾いすることが多い。

今朝は掃除に集中出来た。しかし、逆に海がこんな状態なので、人が集まらないのではと心配したが、少数ではあったが内容の濃い掃除であった。

丁度、掃除が終わる頃、波も落ち着いてきて、ボチボチ、挑戦するものも増えていった。

私はこれ以上やると仕事に差し支えるので、よしとした。

Dsc_00570006 一月ぶりにレストラン三木で焼肉タレ焼き、ご飯大盛を食べて家路についた。

家で、坂東真砂子を読んだあと、一眠りして、夜になると、屋台にくりだし、帰り道に友人の家に寄ってまた飲んで・・・・・・・こんな生活をして、金がないのはしょうがないか。


月光浴 10月27日(土)

Dsc_00460003 先週に引き続き、黒潮町入野海岸。

波は胸程度で、絶好のブレイク。老体に鞭打って、日没近くまで、3時間半も波乗りをする。

しかし、今年の暑さの疲れか体調は良くない。波がハードになれば、ちょっとの差が明暗を分ける。若者との体力の差を痛感する。

ボロボロの体で、サンシャイン大方に買出しに行く。5時以降は惣菜が半額になります。

ところで、この月見てください。宵の口、東の空にドデカイのが上がって、2時間後くらいの写真です。

明るいですね。こんな日は、ナイトサーフィンが可能です。太平洋側の高知の場合、波の表(走行面)が陰になるので、ちょっとやりにくいです。

私も、経験があります。別に決まりではないのですが、ナイトサーフィンはフリチンでやるのが気持ちいいです。昼間は普通出来ませんので。

Dsc_00420002 この夜の、焼き物。シイタケ、シシトウ、鳥のスキミ。シンプルにまとめてみました。

七輪はわざわざ能登の珠洲まで行って買ったもの。炎の引きが全く違います。

備長炭は、火付きが遅いので、お店以外には使いにくいです。火がイコッタ頃には、みんなベロベロになってしまいます。私も今回、炭が上等すぎて失敗しました。屑炭で十分です。

もう、七輪と、土鍋の活躍する季節になってきましたね。

お酒をチビチビやりながら、魚を焼いたり、鍋をつつく・・・・・この季節のキャンプが一番好きです。


アセチレンを充填する

Dsc_00180001 金具のロウ付けをするのに、プロパンバーナーでは、やはり温度が上がらず、久々に酸素とアセチレンを充填した。

アセチレンはなんと15年ぶりだった。こんなユーザーいない。以前は、金属彫刻をやっていたので、頻繁に使っていたのですが。

使ってみると、やっぱり使いやすい。さっさと充填するべきだった。

ただ、アセチレンと酸素は、ボンベの開閉に中々厄介な決まりがあり、特に私の場合、ボンベは1階、火口は2階にあるので余計大変だ。しかも、妙に危険そうだし。(実際はプロパンガスも十分危険ですが)そんな訳で縁遠くなっていたのだ。

今回より、面倒なので作業期間中は元栓を締めないようにした。本当はいけませんが。

Dsc_00190002_2 ところで、いつも不思議に思うのは、酸素は土佐酸素、アセチレンは高知溶材と別会社になっていることだ。

同じ敷地で、一軒の社屋なのに、壁で仕切られていて、支払いも領収書も別々です。

何か、混ざり合っては不吉であると言うようなジンクスでもあるのでしょうかね。合コンも禁止だったりして。他府県も同じようなシステムでしょうか?

政治家やら防衛省やら業者やら、どろどろに交じり合ってますが。


サーファー湯治す。

Dsc_00030001 今週も、泊まりで入野海岸。波はあまり良くない。

ローカルの詰め所に薪ストーブが入っていた。そこで一句。

「風吹いて ローカル小屋も 冬支度」・・・・ お粗末でした。

昨夜も良く飲みました。もう寝ようかな~ってところに新手が現れ、「また一からやり直しじゃ」・・・・なんてもう若くないのに。

Dsc_00070001_1 そして、本日も波乗り。その後、潜って漁をするつもりが、そのままダウン。ちょっと、波乗り、やり過ぎ。

仲間が、温泉に行くというので、同行する。

旧佐賀町のセルフ温泉。途中、絶景が楽しめます。そういえば、昨夜の星、まばゆかったな~。空気が、ドピーカンに澄んでいます。

Dsc_00260003_2 オットー!尾崎夫妻。

いい表情出してますので拡大してみました。

しかし、途中から、道が狭くて、私のハイエーススーパーロングでは限界に近いものがありました。また、上りは、ロングバンタイプの車は、つづら折で、タイヤが空転するので雨の日は避けたほうが良いでしょう。

海がすぐ近くなんで、貝も採れるし、今度は、温泉キャンプもいいかも。ここで、もう一泊しても良かったが、食料が少ないので諦めた。

Dsc_00130002  硫黄泉です。基本的には無料ですが、薪の補給と、後の方のための掃除と火の始末はしっかりお願いします。


街角グッドデザイン

Dsc_00050001_2 これは、近所の製紙工場の門の外に置かれた灰皿です。

この工場は、騒音等の問題で、我が家とは敵対関係にありますが、それはさておき、この灰皿、なんとも可愛らしい。

非常に大きな工場ですので、自前の製作所に近い設備があるらしく、そこで、工員が暇をみて、手作りしたものでしょう。

デザイナーとして評価しますと、なんといっても、雨よけの傘がユニークです。実際、それなりの効果がありましょう。さらに、それを支える柱が華奢なのも哀愁をそそります。

やや、足元が不安定ですが、四本足であることと、重い鉄筋を使っているので、かろうじて、実用に耐えています。しかし、これがもっと四方に張り出し、どっしりしていたならば、これほどの愛らしさはなかったでしょう。

無名の工員、侮り難し。


山本一力と坂東真砂子

高知県以外の方にはわからないので、ごめんなさい。

先の日曜日の高知新聞、「視点」に山本一力氏の書いた記事、読みました?ひどかったよね~。意味わかんないし。この人の本は、2冊ぐらい読んだことがあるけど、短編集なんか、ほんと幼稚なのが混じっていて、そんな気持ちで、心配しながら読んでも面白くないので、もう読まない。なんで、人気があるんでしょうね。まあ、いい加減なところが、高知県人らしいともいえるのですが。

その点、坂東真砂子氏のコラムはおもしろいよね~。読み応えあり。確か、朝日新聞に書かれた、”猫捨て”の話も、世相を、おちょくってると言うか、挑戦的というか、いい意味で土佐人らしいな。こんなのに、反応するマスコミも暇ですね~。馬鹿ですね~。思うつぼですね~。

この人は、私の一年先輩で、同じ中高に汽車通学していたのですから、会っているはずなんですが記憶にないです。実は小説も読んだことないんで、今度、読んでみよう。ただ、ホラーだというので、ちょっと恐ろしい。

しかし、出版界も活字離れが進んで大変だと思う。下らぬ本が多いせいでもあると思う。新聞には相変わらず本の広告が出るが、あれは特別枠があるのかと勘ぐってしまうぐらい。

旅先で「さお竹屋はなぜつぶれないか」を買いましたが、この本は、この題名だけで売れたんですね。「バカの壁」も意味わかんないし~。私自身も、いつか「家庭画報「や「サライ」出るようになればと思ったものだが、今はそうでもなくなって来ている。(うそです)

それは、ネットの力が強くなってきたからです。それは、ジジイの私でも感じます。

最後に、うちの場合、歩いてすぐに、図書館がありまして、本はおろか、ビデオにCDもお世話になっています。出版界と言うか著作権業界には申し訳ないことです。

今日は、私の文章も、なにやらわからんなりました。


普通の週末

Dsc_00360001 あいも変わらず、旧大方町、入野海岸。

波も良くなく、ローカルの面々もこの状態。青いシャツが私。

サイズは胸肩。しかし、セットの波はダンパーでエグイ。乗れないし危険だ。

セットの後のしょぼい波に乗る。それでも十分スリリング。一秒を10か20に刻んでいるような感じ。最近こんなのばっかり。年相応にやりたいもんだ。

Dsc_00390002 反対から見るとこんな感じ。背中は、タッチャン。

6時より、八の字で刺身や、お薦めの生レバーをつまみに、出来上がる。

なんと、8時に寝る。

翌日は、また波乗りして、レストラン三木でカツカレーを食べて帰る。食う、乗る、飲む。これに尽きますな。


帯鋸仕上げ

Dsc_00450003 どうも日本人は、「だれがそこまでやれと言うた!」というくらい、精度を上げてしまう悲しい性があるようです。

特に職人は。

だから、いざ出来上がって、三歩下がって見てみると、込み込んでやった割には、面白くナイジャン!てなことになるわけです。

(まあ、原子炉や宇宙ステーションの部品作りには、そちらのほうが向いているのですが)

そこで、今回の帯鋸仕上げ。自分で製材したまま、鉋をかけずに組んでみました。だから、多少曲がっています。まあ、まあいいかな?でも、やっぱり日本人だよな~。ちゃんとしてるよな~。

しかし、こういうチャレンジは続けなくてはなりません。やるべし。

Dsc_00040001_1 ところで、今回使用したホウの木。出来上がって、よく見ると、鈍い光が!散弾です。20年くらい前のものでしょうか。

朴は、葉っぱの大きな木で、「人恋しい木」ともいいまして、人里近くに生えるといわれている。そこに、キジでも出て来たんでしょうか。実際は深い山中でも見かけるのですが。

製材の人は、神社のケヤキとか挽くので、呪い釘はわりに出てくるそうです。

金とかダイヤモンドとか出てこないもんですかね。木工家にとってはボーナス代わりになると思うのですが。実際は、石をかんでいて、鋸の目立て代に1万円ほどかかったりします。貧しいものには鞭で応えるのか!!!

横長棚のHPへのリンクはこちら