あんまり暑いので、土曜の午後から入野海岸に出発して、結局2泊してしまった。20日はビーチクリーンの日、でも最近ゴミは少ない。
遊ぶに十分な波があったのと、暑さで、アウトドアてんこ盛りとはいかず、暇なときは、木陰で読書をする。藤沢周平「蝉しぐれ」
写真の説明・・・・・・・・一本、先の波に乗ってプルアウトしたO塾長に迫る、M氏とメタボサーファーK氏。この後、無事に両側を通過。
今日は、もう体がつらいので、風呂入って、酒飲んで寝ます。おやすみなさい。
蝶番などの金物を作る鉄板がなくなったので、高知市内の北村商事へ買い出しに行きました。
今回は、0.8、1、1.2、1.6ミリ厚の鉄板を買った。先に事務所で支払いを済ませ、指定された番号のゲートへ車で行き積み込んでもらう。広い。そして、私の鉄板は薄い。そして、鉄は高くなった。高過ぎじゃ~!!
荒取りは、コンーターマシンよりジグソーのほうが速いです。通常は雨ざらしにして錆びたものを使いますが、今回はまっさらで挑戦。
金工バイスに挟んで叩きながら蝶番の形にしてゆきます。最初はコツを忘れているので上手くいきません。
ちょっと、取り付ける扉が凸面なので直径45ミリのくぼみに納まるようにします。
これから、仕上げと、着色なんですが、木工と同じで、こちらのほうが手間がかかります。
タイトルは「本当はこっちが好き」ですが、本当はどっちも嫌いです。も~こんな地味な仕事嫌じゃ~!! 山間部の温泉か、海辺のテラスでゴロゴロしたいです。
今週も暑かったので、土曜日になれば、労働意欲もわかず、午後になると早々と海に出かけた。
ところで、先日入野海岸に納入したベンチは、砂浜に設置されたのは一瞬で、地元サーファーの監視小屋に上げられ、ダサクサな状態になっております。若者が夕焼けを見ながら愛を語り合うはずだったのに~!! せめて写真を撮っておくべきだったな。
ドライブを効かす、いのチームの塾長、O氏のライディング。ひどい波でもこの通り。
こりゃ~、カメラマンの腕がいいんですな~。もっといえばカメラが優秀だと・・・・・・。
実は、波乗り前に潜って、というか泳いで、貝を採って来ました。この貝は今が旬で、子をはらんでいます。酒と醤油で「ジュッ」といわすとたまらん。ただでさえ暑いのに皆様七輪の前に集まります。
カツオもサンシャイン大方で買ってきて食べました。実は、貝採りにガーバーのナイフを使ってしまって刃がボロボロ。まあ道具ですからいいんですが、ちゃんと準備はして行きましょう。
夜半になると浜は涼しく、つい飲み過ぎてしまい、午前様となる。寝過ごすが、翌朝の波は、酔いざましに丁度いいスモールサイズ。雲があり日差しがそれほど強くなく浜にいても苦になりません。キス釣りサーファーに変身。
昼前からオンショアがきつくなり、涼しく、昼寝をしたりだらだら過ごす。
私は帰りに、もう一度海に潜った。火照った体に気持ちいい。夏の潜水はさほど消耗しません。体高が15㎝位ある巨大イモ貝を3つ採った。気味が悪かったが、食ったらすごく美味かった。
皆さん、各々に、タコクラゲをすくったり、川で手長エビを採って帰ったようだ。田舎はいいですな~。今週もよく遊びました。こんだけ遊ぶには、頭も使います。夏は仕事には回らんな・・・・・・・いや、お客様大丈夫ですよ。
ちょっと、写真の撮り方が悪いのですが、シンプルな仏壇でも、箱物は相当な木の量が必要になる。しかも、扉や引き出しが開け閉め出来ないとまずいので、正確な寸法、平面でないといけない。
今回、比較的狂いのない6㎝厚の板を半分に割って25㎜の主要な材料が取れた。割合無駄のない木取りができた。ちょっとした端材は高杯なんかに仕立てます。こういうときは、気分がいいい。
多くの板から、おいしい所だけ取って来るなら簡単ですが、何とか3mの板2枚で済ませました。ちょっと面白くない部分は、底板なんかにするのです。
木取りは、やればやるほど上を目指すので、楽になることはありません。このような、天然木の杢板だと尚更です。また、例えば仏壇の場合、扉が閉じていることは殆どないので、扉板に凝っても報われないなど、その器物独特の事情もあります。難儀ですな~。
ところで、栃は普通の木とは逆で、中心部分の赤身が少ないほどいいのですが、この栃には赤身が全くありません。そのような栃は、杢もいいのです。原木市場では、当然、それは丸太の木口を見ればわかるので、みんな張り込んで来ます。熾烈な競り合いに勝たなければゲット出来ません。わたしも、5年ほど前、競り負けた、家具材に丁度いいサイズの真っ白な栃のことが忘れられません。ありゃ~失敗じゃった。そんなに高くなかったのに、久々の競りに呆けていた・・・・・・・でも、妙に女っぽい木ですな~。
いの町の「 駅前酒場」では、学生の頃から飲んでいたから、かれこれ30年近い付き合いだ。
とはいっても、30年前は私も酒飲み初心者、一方「駅前酒場」は全盛期で大変繁盛していてゴウゴウという、酔っ払い達の熱気の中、僅かに開けてもらった席で小さくなって飲んでいたものだ。
公務員の飲食に厳しい目が向けられるようになったり、酒そのものが流行らなくなったりして、最近は店主のご夫婦がてんてこ舞いの日は少ない。
昔は大声でくだを巻いた揚句、パンツをおろして、座敷で小便ばる輩もいたようだが、昨今は比較的静かです。
料理については、酒飲み用にコンパクトな量であることを除いて、格別の事はないんですが、カツオはいつもおいしいです。
昨夜は、放送関係のHaさんとHiさんと飲む。ここんとこ、大分酒をセーブしていたので、飲める、飲める。5時間くらい飲んでいたので、今日は二日酔いじゃ~。おかげで、今日は読書三昧。明日から頑張ります。
今日は、集中的にパソコンをいじりました。大分進歩がありました。ホームページにも何点かUPしました。そろそろ、表紙も変えるべきかな?
これは、先日ボトルのコレクションボックスを注文していただいたお客さんに、おまけで作ったキャップです。このお客さんは、フクロウグッズも集めていて、その収納BOXも頼まれているんです。
木工なんて、はかない職業ですので、あの手この手で注文をゲットしなければ食べていけません。俺も結構、悪だわ。
「前も後も使って下さい」てなもんです。すみません、話が下品で。でも、高知県で木工を続けるのは正力、大変なんです。
ところで、このフクロウ、下手ですね~。でも、彫刻科を卒業した者が、みんな、ミケランジェロやラファエロじゃないんですよ。はっきり言って、私には才能がありませんし。
また、普通、学校では一度粘土で作ってから、木に彫るんですが、そんな暇はありません。でも、プロだから、何とか時間内に、お客様に喜んでもらえる品物を製作しなくてはなりません。まあ、そこが面白いんですが。
しかし、ほんまに下手やな。
制作に関することを、ホームページとリンクさせてUPする予定でしたが、先日増設した、パソコンと旧パソコンの連携がわからず、「なんじゃこりゃ~!!」ってなもんで諦めました。
今日はお茶を濁す形のブログです。
やっぱり、パソコンには時間取られますね~。私共の場合、別にこいつが稼いでくれるわけではないので、焦ります。確かにちょっとづつ上達はしているんですが。
アドビの"illustrator"による製図も大まかなプロポーションをとるには初心者でも重宝しますが、複雑な曲面の蝶番のデザインなんかは、すぐには旨くいきません。しかし、最初にビシッと形が決まるのは有難いことなんです。
それから、話は変わるんですが買ったばかりの日立の業務用乾式掃除機、はやくもホースが裂けました。材料の混合が悪いのか、初期不良というのか?結局、大手メーカーにもゆとりがないんですね。いやな世の中になって来ました。
写真は、モモが知恵を絞って編み出した、お出かけに、絶対おいてけぼりをくわない方法です。
大雨注意報が出ていたが、先週お休みしたので、土曜の夕刻から入野海岸へ。途中、土砂降りで引き返すことも考えるが、大方町はくもり。日没まで波に乗る。波の状態は最悪だがそれなりに乗れた。
夜は、ちょっと浮気して駅前の「ポコペン」に出向くが、わりと大きい店で、肌に合わず「8の字」に戻る。昨夜のカツオは絶品でした。
夜半から土砂降りとなる。私のハイエーススーパーロングは廉価版の商用車で内装材を簡略しているので、うるさくて寝られん。おかげで面白い夢を沢山見る。
ショートボードにはきつかろう。実はデジカメを新調して望遠ズームを買ったのです。でも200ミリじゃ~足らないか。
朝9時には波乗りを終えて、浜でゴロゴロする。幸い、くもりで暑くない。
「黒潮ふれあい市場」でスマカツオを買う。もちろんクーラー持参だ。
他に野菜とか、”じゃこ味噌”とか買って、レジのオバサンに笑われる。
ここでは、地元サーファーの作ったアクセサリーや水草まで売っている。
早めの昼食は「レストラン三木」でカツカレーを食べる。人気メニューで、さっぱりしたルーに味の付いたカツがのって絶品です。またその量の程のよさ!¥700で超幸せ。
これから、カツオで一杯やって、週末を締めくくります。
昨夜、テレビをつけるとBSでジャニス・ジョップリンの回顧番組をやっていた。話はすでに佳境に入っていたし、ヤク中で死んだ女の物語なんてどうでもいいやと、芸能人が温泉を訪ねて美味しいものを食べる番組に替えた。
萩、津和野の旅が終わったところで、気になってチャンネルを戻した。5人程の年配の男どもが語り合っているが、どうやら全部元彼らしい。話を聞いていると、やっぱり泣けてくる。ジャニスは感性豊かで、さびしがり屋だったんでしょう。
大好きだった歌が、「メルセデスベンツ」という曲名で、「みんながポルシェに乗ってるから、私はベンツで迎えにきて~!! 同じのは嫌なの」っていう、しょうもない歌詞だったことを初めて知って、またなんか泣けた。年取ると涙腺が緩くなるんです。
この人は、最初に私が聴いた頃には、とうに死んでいましたが、現役のシンガーのように思っていました。それは今も同じです。
ここで話はガラッと変わるんですが、先日読み終えた、藤沢周平の「海坂藩大全 下」は面白かった。
藤沢周平は池波正太郎と比較すると、どうも湿っぽいところが厭で、途中で読むのを止めてしまうこともあるのだが、この本は切れがあり楽しい。
海坂藩とは架空の北の小国だそうだが、当然作家の故郷山形県を元にしているのでしょう。その海坂藩にまつわる短編を、作家の死後、再編集したようだ。大分、すでに読んだものもあり、よって上下といっても話が続いているわけはない。
藤沢周平の短編は何となくタラ~っと終ってしまうものもあり、それも嫌いじゃないんですが、この、”下”は起承転結のはっきりした秀作ぞろいじゃ。泣けるぜ!!
図書館で借りてきてるんで、出版社も作家も泣けるぜ。