2008年09月一覧

ちょっとマンネリか。

3333333 木工で飯を食っていますから、やっております。栗のベンチ出来ました。長さが1700ありますので、貫きを入れました。それでも、3人も座るとたわむと思います。

貫きを入れる作業は割とめんどくさいのですが、応力が分散されるので、耐久性は相当UPします。見た目は、意見の分かれるところです。

このテレスコープ型の脚は、円錐形にふくらみをもたしているのですが、意外に旋盤加工が難しく、よく刃物を研いでおかないとスムーズに切り出せません。

Dsc_0026 これは、脚に貫きを入れる穴を開けるための冶具。脚の形が特殊なので急遽作りました。そんなに精度はないです。

321321 これは、脚の先端を切り揃える冶具です。ものがデカイので丈夫なものを作りました。スッパリ正確に加工できます。体が弱いので、頭を使うようにしています。

最近、注文が途切れずあるのは、有難いことなのですが、段々能率が落ちてきたような気がします。ちょっとマンネリかな。

今年中位に、先の仏壇に収める大日如来を彫らなくてはならないので、運慶を勉強していますが、うーん、これはちょっと・・・・・・出来るだろうか?実際には金銅仏のような、ヘタウマタッチでいこうと思っていますが、粘土ならともかく、木彫りはさらに難易度UPします。でも、出来たら面白いだろうな。


ツガ二を食べる。

Dsc_000331 ツガ二は川とか谷にいる蟹で、モズクガニが正式な名前だったと思います。ハサミに付いたポンポンがモズクみたいだからでしょうね。(以上は間違いで、名称はモクズガニというのコメントにより判明しました)

グルメ達は日本で、いや世界で一番旨いなんて言っております。上海ガニは殆ど同じ種類です。私が食べたところでは、ツガ二のほうが美味かったんですが、生息地や個体差もあるでしょうし、何度も食べたわけではないので自信はありません。ちょっと、上海ガニの方が味がきついような気がしました。

Dsc_000431 まあ、カニを食する時は、どこも同じでしょうが、こんな感じです。会話も酒も止まります。でも、カニなんて仲間が集まって食べるのが楽しいんですね。一人では美味しくないです・・・・・美味しいけど。

右が私で、しつけが悪いので本当に散らかっています。膝が写っていますが、たぶんケツを掻いているんだと思います。下品な。このコタツ板は私の第二のダインイグである友人宅にプレゼントしたものです。

Dsc_00105 最後は仁淀川のアユを甘さを抑えて煮たのでご飯を食べて〆。御馳走様でした。品は悪いのですが、やっていることは茶懐石とそんなに変わりません。

ところで、本日舛添さんから「年金特別便」来ており、チェックすると教師をしていた3年分が抜け落ちていました。何なんでしょうね。年金自体に期待してないんでどうでもいいんですが、言葉がありません。今回の私の場合、わりとはっきりした職場なのでいいようなものの、倒産していたりしたら、確かめようがないです。第一、返信するこの資料すら、きちんと処理されるか、今までの経緯では怪しいもんです。だいたい、いくつになったらもらえることやら。


今週もいい波でした。

例の如く、土曜の午後出発して、入野海岸に向かう。

Dsc_001911 この女の人は、知ってる人だけど、個人的な関係はありませんが、何気に撮ったら、望遠レンズのボケと引潮とウエットスーツのオレンジのラインが効いて、いい感じなので、勝手に出さしてもらいました。許せ~!

321456 土曜の波は実にひどいもんで、ダンパーでショアブレイク。それでも10本に1本は乗れる。夜、おいしく飲むためだけにサーフィンする。というか、海中で暴れる。

今回は、Y社長とHクンと3人で「8の字」へ。Y社長は糖尿なのに、ガンガン食べて、キープしたボトルをその場で空けてしまった。絶対死ぬ。いや、死ね。

翌日のDsc_0067 Hくんのライド。夜明け前は、昨日と同様のコンディションでどうなる事かと思いましたが、ややショアブレイクながら、朝の波は上等でした。このときはすでに風が入って面が荒れています。

Dsc_01062 さんざん波に乗ったので、午後からは釣り大会になりました。私はどうも釣りには馴染めず、見学。全然やらないわけではないのですが、なにかと釣りは面倒くさい。

今週も良く遊びました。今夜は、アユとツガニで、また宴会があります。もう酒は嫌なんですが・・・・では行ってきます


秋の味覚。

麻生さんは、人相的には嫌いじゃないんですが、結局この人もただのアホで、この国の現実とかけ離れた政治をするでしょうな。全然目が見えてないのか、下々の者を虫けらのように思っているのか。

アメリカの経済も危機に陥っているようですが、戦費に莫大な予算を割いていながら、ハリケーンが来ると、放置された遺体がゴロゴロ浮いているような先進国はおかしいでしょう。日本もそうなるのかな。今、宮城谷昌光の中国もの「奇貨居くべし」を読んでいますが、紀元前から人間は全然進歩してないのですね。

313131 話は変わるんですが、食卓は、もう秋の装いです。キノコ博士のS氏提供のマイタケと鹿のロースト、これが本当によく合うんだな~。天然の舞茸はそれだけで十分つまみになります。

1111111 これは、釣り師にもらった、新鮮な清水サバを〆たもの、友人宅で“山の物と海の物”の豪華な夕食になりました。

実は、ここ数日仁淀川のアユも頂いています。美味いじょ~。

やっぱり、持つべきは、食いもんを提供してくれる友達じゃ~!!

国はすたれても、食いもんは確保しておきたいです。


自転車

Dsc_00222 久々に贅沢品を買いました。ブリヂストンのCA700、クロスバイクです。嬉しくて、昨夜は枕元に置いて寝ました。

物心ついてから、私は自転車と付き合ってきたように思います。中学生の時に買ってもらったランドナータイプの自転車は社会人になっても乗り続け、タイヤを3回も替えたから、おそらく地球一周分は走ったんじゃないでしょうか。

20年前に買った、マウンテンバイクは、クロモリフレームで重いのですが、まだまだ現役です。教員となって、この自転車で、母校に学生時代と同じく、片道十数キロを通うとは夢にも思いませんでした。流石に毎日じゃなかったですけど。数年前、奈良、京都もこれで巡りましたが、次は絶対オートバイにしたいです。

今回の自転車は、不細工なアルミフレームですが、軽さを優先させました。10kgほど。最近ののスポーツバイクは、太いカーボンフレームで機能を優先させたため、自転車本来の優雅さがなくなってしまいました。この自転車は、ちょっとまだいい感じを残しています。私はマニアではないので、いつもスポーツバイクの安い価格帯のものを買いますが、それでも20年以上使えます。自転車はちょっといいのを買った方がお得です。

3125 ただ、今回の購入動機は不純です。車を駐車場に置いて、居酒屋まで歩くのが大儀なので買いました。ハイエーススーパーロングに積んだままにするのです。観光地では、量販店に駐車して、自転車で巡るんです。軽量なので積み下ろしも楽です。

とはいえ、今日は相当あちこち走りまわりました。まだちょっと暑いけど、自転車もいいもんです。近所には堤防の上とか、車の来ない道が割とありますし。


ペットボトル

私はケチではなく、むしろ浪費家に近いと思うのですが、無駄なカネはビタイチ出さない主義です。だから、車で外出するときは、ペットボトルに水を入れて持ってゆくようにしています。キャンプの時は、凍らせた2リットルのものを2本くらいクーラーボックスに入れます。飲んでもいいし、食料の保存にも使えます。

最初に教えてくれたのは、大阪から移り住んだサーファーのN君だ。彼の場合、無駄な金を使わないのは、より徹底していて、髪が伸びると、奥さんにバリカンで丸坊主にしてもらうことを繰り返している。ソリャーやり過ぎじゃ。彼は「これが一番美味いんで~!」と言っていたが、確かに水のおいしい”いの町”にいて、わざわざ鼻に臭い匂いの抜けるお茶や、毒のような缶コーヒーを飲む必要はないのだ。ホントに、水が一番おいしい。都会の人はなかなかそうもいかないのでしょうが・・・・私も、はじめて東京に出た時は、どうしても水道の水が飲めずに苦労しました。今は東京の水も随分良くなりました。

つわものハンターTさんに聞くと、遠出の時は、飲料水は大きなポリタンクに入れるのではなく、ペットボトルで何本も分けて持って行った方が、合理的だそうだ。なるほど。

それに、どう考えても、このペットボトル、使い捨てにするにはもったいないですよね。ドイツなんかは洗って詰め替えているそうです。江戸時代に持って行けば、いい思いが出来そうです。ともあれ、都会の人は別として、ペットボトルに水を入れて持ち歩くのは、意識を変えれば苦もなく出来ることで、温暖化防止にもなります。


波を当てる。

気ままな自営業のメリットは、時間に融通が効くところだ。台風一過のスウェルを狙って、金曜の午後、入野海岸に出かけた。結果は大当たりだった。ASAちゃん、すんませんな~。

Dsc_0034 やっとお見せ出来る、私の波乗り。監視小屋で、ゴロゴロしていたS氏に無理やりカメラを握らせ撮ってもらう。しかし急だったのでデジカメに慣れてなく、いま一つ。私としても連写モードに切り替えておくべきでした。板は、9,2のロングボードです。

Dsc_0174 秋の味覚が持ち込まれ、茹でてみんなで、おいしく頂く。御馳走様でした。夜は例の如く「8の字」へ、しかし主だったメニューも攻略したし、ちょっと浮気する。

軽くやってから、大阪から来たサーファーのメキシコ居酒屋に行ってみた。「LOVE & BEER」という看板が相当怪しい。入ると、店主と友達が飲んでいて、店はとっくにやめたのだという。後で聞けば営業許可も取ってなかったらしい。大方町の人口が10倍あったらやって行けたかも。仕方なく、スナック「茶蘭花」で飲み直す。 

Dsc_0175 なんだか、創作生け花みたいな雲です。

今日も天気はいいが波は大幅サイズダウン。それでも午前中2ラウンドもやる。休肝日が効いているのか、昨夜もよく飲み食いしたのに元気だ。

Dsc_0168 浜にはバッタやトンボが飛び始めました。こいつは完全に保護色。

市場でイセギの刺身とキビナゴの干物と生節を買って、レストラン「三木」でタレ焼き、ご飯大盛を食って帰る。

帰り道、急に蒸してきて、雨も降り出しました。ラッキーな休日を過ごせました。


断酒会に入る。

というのはウソです。私は別にアル中ではありません。ネットのアル中診断もやってみましたが、全く問題ありませんでした。しかし、返答しにくい質問もあります。例えば「今日は飲むまいと思っても、ついつい飲んでしまう」→毎日飲むので、そんなことは考えたこともない。一日の労働が終わればご褒美にシュポッとやるのは当然でしょう…てな具合です。

しかし、今年の集団検診では、体調万全で臨んだにもかかわらず、γ―GTPの値が一昨年より悪化していた。250位、あんまり良くないらしい。長年の暴飲暴食が、(鯨飲馬食とも言う)祟ってきたのだろうか。当然中性脂肪とかの値も基準を超えている。そんなわけで、家ではなるべく飲まないよう決断した。本来なら一か月くらい酒をやめてもよかったのだが、度重なる酒宴のお招きで、逆に飲み過ぎてしまった。だいたい、物心ついてから、1週間以上飲まなかったのは、怪我で入院していた、酒の入手し難いアルジェリアを旅していた(想定外でした)、修学旅行の引率をしていた時くらいだ。もっとも、修学旅行のときは、年配の先生方の毎夜の酒盛りに付き合うのが嫌で、飲まなかっただけですが。

酒を飲まないと、

1、  私は食いしん坊で、つまみにも凝っていたので、お金を節約できる。

2、 台所の洗い上げをしなくてすむ。

3、 睡眠時間が短くてすむ。

4、  5時に軽い夕食を済ませ、朝まで食べないのですぐ痩せられる。昔のジーンズがはけるようになった。

5、  朝が、すがすがしい。

といったメリットがあります。デメリットは殆どなく、しいて言えば、飲みながら見ていたテレビを、殆ど点けなくなったぐらいでしょうか。

にもかかわらず飲みたいのは、数千年、あるいは数億年続いてきた人類の営みだからでしょう。ちょっと、大袈裟? 酒も飲まずに、夜、コチョコチョやってることなんか、例えばこのブログ、休むに似たりです。ア~、やっぱり飲みたいジョ~!!

漁師のTくんは、飲み過ぎで一時、γ―GTP900もありましたが(普通、500超えると相当だるいそうですが)「その数値は肝臓がアルコールを分解している量を示す」とか自分勝手なことを言っていました。大方町の居酒屋「8の字」に来る漁師たちの会話を聞いていても「わしゃ~、昨日は血を吐いた」「おりゃ~、点滴打ちもって飲みゆうぜよ」「何言いいゆう!今日は病院から直接来たぜよ!!」ヒィ~!!呑気なこととに驚かされます。

私など、まだまだ飲んでも大丈夫そうです。


木工もしてます。

なんか、真面目にブログをやり過ぎて、疲れて来たんですが、明日はプールでUP出来ないと思うんで、やっておこう。ところで、アートキャンプンのときは波が良かったみたいで、それだけが残念じゃ~。

Dsc_0019_2 木工も一応真面目にやっています。これは、新たにオーダーのあったスクリーン。空白の部分に、お客様が布を張ります。 上下のバーは湾曲させて脱着します。

これを作るのに一番大変なのは、左右の椿の木を在庫の中から見つけ出すことです。曲がりつつも真直ぐな丁度いい太さの木なんてそうありませんから。半日仕事です。

こういう、趣味性の高いものは納入に不安がともないますが、先ほどお客様からお礼の電話がありました。早速、麻の古布を張ってみたそうです。一安心じゃ。入金もして頂いたようで・・・・ウッシッシ。

昨年よりずっと早く涼しくなってきましたが、まだまだ体と脳は本調子じゃございません。東京のオフィスビルでバリバリ働いているビジネスマンは夏の疲れなんて感じている暇はないんでしょうか。私のモーレツ社員(こりゃ古過ぎ)の頃、当時20代でしたし、夏はこんなに暑くなかったので、比べられません。都心のアパートでもエアコンなしで過ごせたし。


アートキャンプinしもなの郷(2)

二日目は、ペイントの授業がありました。ダンボールに描いてゆきます。その後、燻製BOXに組み立てるそうです。Dsc_0128 なんか臭くなりそう。

ぺインターは、名人が揃っています。ドキンちゃんの顔がデフォルメされているのは、お菓子の包み紙をそのまま転写したからだそうです。

Dsc_0127 彼の場合は、これは、繰り返されるモチーフの一つです。この後、同色の水性ペイントで余白を塗りました。非常に渋いアプローチです。

Dsc_0084 全然関係ないのですが、山には、地衣類というのでしょうか、目を凝らすと不思議が一杯です。ニョロニョロ。

Dsc_0047 ”しもなの郷”の食事は、素朴で、動物性蛋白質が当たり前になってしまった私たちには物足りませんが、昔の食生活を考えさせられます。

これは、昔ながらのキュウリだそう。くせがなくておいしい。右上はワサビ。

Dsc_0121 お昼は炊き込みご飯。クレソンは下の渓流から採ってきたものです・・・・・これで、十分なんですね、明治初期、外国人は日本人が粗食でよく働くのに驚嘆したそうです。

夜は、若く見える生徒たちも、実は二十歳を過ぎている子も多く、結構飲むのです。これも楽しみです。

その後、図書室(改装して畳が敷かれています)で雑魚寝するのですが「いやいやえん」とか、井上靖の「しろばんば」とか懐かしい、読みたい本が一杯あって、1週間はいられそうです。次回は朗読会をするのも面白いかもしれません。でも、久々の授業に少し疲れました。