2012年01月一覧

ダラダラ

中学生日記だった国会、最近は小学生以下の、モモ組み・ヒヨコ組の戦いになってきました。そこに、園長先生が登場したりして。

この国どうなるんじゃろね?

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野暮用とかで、一向に進まなかった椅子の木地がやっと出来上がりました。

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笠木は複雑な曲面で出来ていますので、スピンドルにセットした状態で整形します。

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前回、失敗した座板が役に立ちます。

こういう作業にもリフターテーブルは至極便利です。

写真も、適当に撮ると、それなりのものとなってしまいます。


還暦祝い

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昨日は、入野ローカルの“還暦祝い”の集まりに出掛けた。

その前に、海で準備運動をした。

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場所は四万十市(旧中村市)、サーファー経営の料亭「寄り道」。

最初は、比較的おごそかに始まりました。遅れてくる人を待たない“中村式”です。

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還暦は、たっちゃんとしょうちゃん。会長からユニクロの“赤揃え”が贈られました。

たっちゃんは体力がなくなっても、何らかの形でサーフィンにかかわると宣言。

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段々と宴は盛り上がってきます。

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料理も旨いです。この時期、刺身になる地物の魚は少ないそうです。

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「60歳を折り返し地点として、120歳まで生きる!」と宣言したしょうちゃんがワサビの一気食いを披露してくれました。

皆で吐き出させるものの・・・・・。

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クゥ~!

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反省。

この人は、ほんとに120まで生きるかもしれん。

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美女軍団に圧倒される私。

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店主も加わり、時短制限なしの宴は続くのでした。

乱闘騒ぎがなくて良かった。

ちなみに、一部の若者を除いた平均年齢は53歳だそうです。


第三世代

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シェーカータイプのダイニングチェアー、あちこちいじっていましたので時間がかかりました。

1、笠木の形状にやや違和感があったので丸くしてみました。

2、脚を円錐形に近くしました。

3、貫のホゾ径を12㎜から14㎜へ。

3、スピンドルのふくらみを太く。

写真では分かりませんが、モダンな印象になりました・・・かな。

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笠木は、15度の傾斜が付いていますので、単体ではバイスに挟みにくく、切り出す前に内側を仕上げます。

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自分で言うにもなんですが、上手に削るもんですね。


杉の本棚

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杉の本棚、年末に出来ておりました。

お客さん所から預かってきた杉は、荒乾きは済んでいたのですが、重ねて積まれていたので、工房に立て掛けて2週間も置くと、結構反りました。

だから一部、鉋が当たっていない所もあります。あと2ミリも削ればいいのですが、そうするとまた反ったりしますので、適当な所で止めました。

頃合いを見るのは、10年以上経験を積まないと無理でしょうね。樹種によっても全然違うし。

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暖かい日を選んで、山荘に運びました。

このように廊下の角に置くので、薄く作っています。

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やっぱり下界はガスっていました。


座板完成

今日も、ヒドクつまらない職人用のブログです。

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座板の裏側、後部はボーズ面を取っています。特に理由はありませんが、おさまりがいいような気がします。

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ビットがデカ過ぎて、取り付かないので自作のプレートに交換します。

ルーターマシンを使えばいいのですが、インチサイズのスリーブを持っていません。2万も出して、スリーブ買うのがいいのか、5年前から悩んでいます。

大体、静岡の販売店がインチを売ったり、センチを売ったりするのが悪いです。結局、両方買うはめになりますわな。

以前ポータケーブルのダブテイルマシンを買ったら、すぐに取り扱わなくなって、専用ビットも在庫にないというので、どやしつけたら、泣く泣く探して来たな。何考えてんのやら?

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今回、刃の摩耗と、粉塵を少なくするために、バンドソーで予め荒取りしました。大して意味はなかった。むしろ手間と、取り過ぎるリスクが大きい。

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なんとか6枚完成。

ハァ~、イヤだイヤだ。注文なら、チビットやる気が出るのでしょう。


助っ人

土日は波が良かったようだが、膝の調子が悪いので諦めた。また、水が溜まり出したら復帰に半年もかかるので、大事をとりました。

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自作の機械ですが、実によく働きます。大助かりです。

切粉も殆ど飛び散りません。

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しかし、この後、表面を平滑にするのもまた手間です。

グラインダーで中仕上げを試みたりしていましたが、結局手鉋でやるのが粉塵も出ないし、安全だし、一番いいという結論に達しました。手間も変りません。

焦ってやらなければ楽しい仕事なんですが・・・・。反り台鉋、もう一丁欲しいな。

*“福井てる”は高知県選出の衆議院議員です。大阪出身で高知との関係はどんだけのものかは知りません。元は東大卒の官僚です。

関係者から聞いた話ですが、正月の講演で、「仮設住宅の坪単価は40万、寒冷地対策をすると90万になる。震災もいいもんだ」(人づてなので正確な表現はわかりません)と言ったそうです。

さすがに、聴衆は唖然としていたそうです。

百歩譲って経済に限ったとしても「その金、どっから出て来るんじゃい!?」

東大卒のバカの典型ですね。というか、政治家やマスコミにはこういう人多いよね。


グラインダーが重要

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90本の旋盤作業が終わりました。2日あれば楽にこなせますが、チンタラやるので3日かかってしまいます。

この作業、危険も伴うので真剣勝負です。だから、意外に飽きることはありません。何かしらの上達もありますし。

プロならば轆轤を買ったら、死んでもやらなければならないので上達があります。しかし、アマチュアの場合、余りに難しいので、無用の長物になることが多いようです。

プロでも、近所に轆轤師がいれば外注する方がましです。あんまり応用範囲のない機械ですから。

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なんか、スキューチゼルの切れが良くなったのは、この大型グラインダーのおかげだと思います。

スイッチを入れると、内蔵の集塵機が作動しますので、木工に大敵の粉塵が飛びません。

研ぎに要す時間は10秒~30秒で、それ以上かかっていたら西洋式轆轤の意味がありません。


松江城

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朝一に出掛けて、チケット買って振り向くと、それが松江城天守です。

カッコイー! 残念ながら写真では全然分かりません。

壁面は微妙に転んでいて、迫力満点です。

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柱は寄木で作られていました。

築400年ですが、スカイツリーもそのぐらい立っているかな?

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天守から宍道湖が見渡せます。しかし、空はどんより鉛色で昼でも薄暗いです。

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稲荷の尻尾が凄い。

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一瞬の青空が愛おしく感じます。

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ここは小泉八雲邸です。松江は余りに寒過ぎて、実は1年3カ月しかいなかったそうです。

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歌碑の説明。虚子は分かりやすくていいな。

パブロ・カザルスも「真実は平明な言葉で語れるはずだ」と言っているぞ。


足立美術館

日本海で波乗りし過ぎたうえに、正座をしたら膝がガコガコになりました。年を考えんといかん。

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足立美術館に入る前に、掻揚ソバを食べました。安来ですからドジョウが沢山入ってました。蕎麦は旨いな。

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米誌の“日本の庭園ランキング”で常時1位らしいです。まあ、外人受けしそうじゃな。

後ろの山が借景となっております。5万坪もあるそうですから、普通の広角レンズでは無理です。

UFOも良く見に来るらしいです。

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っま、よく出来ている。

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右手後方に人工の滝まであるのは、やり過ぎだと思います。

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途中で抹茶を頂きました。

シミじゃなくて、横山大観による山水です。側は杉で扉は桐のようでした。

大観のコレクションが充実していますが、ハッキリ言って私は大観はわかりません。でも、他の作家の良い物もありました。

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ナイスだった古径の掛け軸の絵葉書を買いました。

足立美術館、一見の価値はありますが、必見ほどではないように思えました。


初乗りは日本海で

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2泊3日で島根県に行ってました。

山岳ハイウェイの米子道はタイヤ規制がかかることが多いです。ノーマルタイヤの私は、もし帰りに雪が積ったら海沿いを九州まで回るつもりでした。ギャンブルです。

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実は、A社長と温泉旅館の視察が目的です。仕事なので私はタダ旅です。

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足立美術館を見学し、早めに宿へ。

貸切風呂に男二人で入るのも乙なものです?

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今時の温泉宿の前菜。モホのカップルには青い食前酒が付くようです。冗談ですが、変なお客ではあったとおもいます。

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カニも吟味されたもので、激安通販とは違うと思います。

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翌朝、社長は神戸に出発。私は出雲大社に参拝した後、日本海に出掛けました。

胸肩のまずまずのブレイクです。念のためサーフボードを持参していました。

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全長5㎞ほどのビーチブレイクで、3人のサーファーを確認。

このローカルと入れ換わりに海に入りました。彼は、なんと3ミリのウエットにブーツのみ。私は、5ミリで手袋もしました。

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車の左のグーフィーに入りましたが、上等の波でした。冬の河口より暖かかったです。

能登の海より全然条件は良いと感じました。平日とはいえ、山陰サーファーもっといてもいいのではないでしょうか。

2時間やりましたが、流石に疲れました。ほんで、また温泉に入って、夜は松江市の居酒屋で一杯やって、8時にバタンキュー。

今日は、松江城や小泉八雲の足跡をたどり、魚を買って帰り着きました。

本当は、西のひなびた温泉やサーフポイントを巡ってゆっくり旅をしたかったのですが・・・・・・・・やっぱ、寒いかも。