2008年07月一覧

ROA-151

今日は久々に木工家用のブログです。

Dsc_0011 昨年導入したルーターマシン庄田のROA-151ですが、16㎜軸のビットもOKと聞いていましたが、先端の部品を交換するのか?地元の機械屋では要領を得ませんでした。しかし、軸の内径が20㎜あったんでで、単にコレットを交換するだけやろか?と思っていた矢先、ヤフーオークションで庄田用コレット見つけました。\3,000でした。超ラッキー!!

他にも直径40と50のビットも出ていたので買いました。この位大きいと、16mmの軸は必要でしょう。試しに回してみましたが、静かでよく切れます。でも恐ろしいです。こういうビットを使うとき、インバーターで減速できるのは心強いですね。

他にも、12mm軸を20本くらい買いました。安いです。中でも6と9㎜はスリーブを介さないので、精度も剛性もいいように思います。

オークションに初めて自分で参加しましたが、送金なんかの手数料がやたらと高く、ますますソフトバンクが嫌いになりました。でも面白かったな。月額¥400はホントに微妙だ。

Dsc_0004 省エネのためにヨシズを取り付けました。エアコンの効きが全然違います。

でも、どうやってもこれほど暑いとしんどいです。本日、日中夕立が断続的に降りましたが、体は正直なもので、楽に仕事がはかどりました。

まだ8,9月と控えており恐ろしいです。


淡水性タンパク質

Dsc_0032 昨夜は、「ゴリと手長エビを頂いたので飲みに来ないか」というお誘いがあり、勿論出かけました。

Dsc_0031 ゴリは体長1㎝前後、石を末広がりに積んで、海から遡上してくるのを一か所にまとめてすくいます。かき揚げで食べました。写真は佃煮です。卵とじも旨いです。

手長エビは現在はペットボトルのトラップで獲るそうです。今回のはデカイ!このサイズだと水中メガネだと相当大物に見えます。唐揚げも旨かったけど、ちょっと殻はかたいです。

Dsc_0033 最後はスパになりました。大胆にもエビの剝き身がふんだんに入っています。バジルではなく、セイソウを使っているのがミソだそうです。

満足しました。次は天然のウナギかナマズのかば焼きが食べたいです。鯰は刺身も超美味いんですが、ちょっと怖いです。


やっと出来!!

Dsc_007700051ずっと悪戦苦闘していたコレクションボックスが出来ました。この形状は、はじめに材料ありきで出来ました。昔あるところに、丁度の広さのケヤキ板がありました。しかし厚く、さりとて2枚に割ると薄すぎるので、このような形状に挑戦してみました。

私らしくないかもしれないし、成功しているかどうかもわかりません。しかし、挑戦は良いことですし、進歩をもたらします。でも、挑戦は採算取れないので、時々にしたいのだ~!!

蝶番は、局面に取り付けたのでは開閉できないので、同一平面に座繰りしてから嵌め込んでいます。今回、はっきりわかりましたが、金具は全体の雰囲気を決める重要なファクターですが、結局手間も、本体と同等とは言いませんが、同じくらい要ります。それなりの覚悟が必要です。(お客さんからもっと、お金をもらわんといかん。)

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どうも、ロウ付けが上手くいかないと思っていましたら、老眼でフラックスが融けた瞬間を見極められないのだと、気が付きました。裸眼、近視のメガネ、溶接ゴーグル、これらを単独、もしくは組み合わせて使わなくてはならないので大変です。

でも今回、金工に目立った進歩がありました。苦労はするもんですな~。本日から工房は金工室から木工室に戻っています。


鍛金作業

Dsc_00080001_1 現在制作しているコレクションボックスの蝶番が曲面に取り付くため、ぴったり曲げるのに苦労していました。なんとか、自力でごまかせましょうが、ここは次の仏壇の金具のこともあり、曲げの基本を習うために、造形師の藤田君を訪ねた。

彼は鍛金が得意のようだが、彫塑もするし大工仕事も出来るので、時々手伝ってもらっている。今回、初めて仕事場にお邪魔したが、ウ~ン、やっぱり道具が一杯いるんだな~。

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鉄の角材を削って、叩き出すため雌型を作っているところ。しかし、この方法では、上下で形状が違うため、片側2枚分の型しかできなく、手間がかかり過ぎるのでやめる。でも、少量だったら堅木で代用することも出来、使えそうだ。

Dsc_00190003_1 結局、さほど特殊な道具を使うことなく叩き出して曲げてしまう。ハンマーは何種類か揃えなくてはならないな。先に心棒の入るパイプ部分を作ってしまったのが失敗のようだった。何事も経験じゃ。

今回は大変良い経験になりましたが、本業は木工ですので、こんな所で足踏みしているわけにいかず、とっとと品物を仕上げて、次の仕事をしなければ飯が食えません。職人はつらいジョ~!!

かといって、外注するほど予算はなく、微妙な部分は自分でやるしかありません。でも暑すぎてそんなに頑張れません。


ビーチクリーンの日

あんまり暑いので、土曜の午後から入野海岸に出発して、結局2泊してしまった。20日はビーチクリーンの日、でも最近ゴミは少ない。

遊ぶに十分な波があったのと、暑さで、アウトドアてんこ盛りとはいかず、暇なときは、木陰で読書をする。藤沢周平「蝉しぐれ」

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写真の説明・・・・・・・・一本、先の波に乗ってプルアウトしたO塾長に迫る、M氏とメタボサーファーK氏。この後、無事に両側を通過。

今日は、もう体がつらいので、風呂入って、酒飲んで寝ます。おやすみなさい。


本当はこっちが好き。

Dsc_0012 久々に、木工の話題です。でも、内容は金工です。

蝶番などの金物を作る鉄板がなくなったので、高知市内の北村商事へ買い出しに行きました。

今回は、0.8、1、1.2、1.6ミリ厚の鉄板を買った。先に事務所で支払いを済ませ、指定された番号のゲートへ車で行き積み込んでもらう。広い。そして、私の鉄板は薄い。そして、鉄は高くなった。高過ぎじゃ~!!

Dsc_0023 荒取りは、コンーターマシンよりジグソーのほうが速いです。通常は雨ざらしにして錆びたものを使いますが、今回はまっさらで挑戦。

Dsc_00010001_1 金工バイスに挟んで叩きながら蝶番の形にしてゆきます。最初はコツを忘れているので上手くいきません。

ちょっと、取り付ける扉が凸面なので直径45ミリのくぼみに納まるようにします。

これから、仕上げと、着色なんですが、木工と同じで、こちらのほうが手間がかかります。

タイトルは「本当はこっちが好き」ですが、本当はどっちも嫌いです。も~こんな地味な仕事嫌じゃ~!! 山間部の温泉か、海辺のテラスでゴロゴロしたいです。


夜の訪問者

私は、結構な昆虫オタクでした。一昨日の大方町のキャンプで、ランタンの灯りに誘われてやってきた訪問者を紹介します。

Dsc_0161 コフキコガネ、一番の大型昆虫。ビロードのようで可愛い。松原にはシロスジコガネも飛来する

Dsc_0151 ちょっと自信がないがサクラコガネか?

Dsc_0152 チャイロコガネ。

Dsc_0154 バッタ類はわかりません。

Dsc_0160 チビクワガタと思われるが、これも自信がない。

大方町は田んぼの畦にもミズスマシがいたり、自然がわりと残っています。

ところで、昆虫たちは最高のプロダクトデザインですね。惚れ惚れします。でも、最後のチビクワガタはちょっと失敗作かも。


休日のみ充実。

Ssss 今週も暑かったので、土曜日になれば、労働意欲もわかず、午後になると早々と海に出かけた。

ところで、先日入野海岸に納入したベンチは、砂浜に設置されたのは一瞬で、地元サーファーの監視小屋に上げられ、ダサクサな状態になっております。若者が夕焼けを見ながら愛を語り合うはずだったのに~!! せめて写真を撮っておくべきだったな。Dsc_0072_2

ドライブを効かす、いのチームの塾長、O氏のライディング。ひどい波でもこの通り。

こりゃ~、カメラマンの腕がいいんですな~。もっといえばカメラが優秀だと・・・・・・。

Dsc_0134 実は、波乗り前に潜って、というか泳いで、貝を採って来ました。この貝は今が旬で、子をはらんでいます。酒と醤油で「ジュッ」といわすとたまらん。ただでさえ暑いのに皆様七輪の前に集まります。

Dsc_0131 カツオもサンシャイン大方で買ってきて食べました。実は、貝採りにガーバーのナイフを使ってしまって刃がボロボロ。まあ道具ですからいいんですが、ちゃんと準備はして行きましょう。

Dsc_0169_2夜半になると浜は涼しく、つい飲み過ぎてしまい、午前様となる。寝過ごすが、翌朝の波は、酔いざましに丁度いいスモールサイズ。雲があり日差しがそれほど強くなく浜にいても苦になりません。キス釣りサーファーに変身。

Dsc_0179昼前からオンショアがきつくなり、涼しく、昼寝をしたりだらだら過ごす。

私は帰りに、もう一度海に潜った。火照った体に気持ちいい。夏の潜水はさほど消耗しません。体高が15㎝位ある巨大イモ貝を3つ採った。気味が悪かったが、食ったらすごく美味かった。

皆さん、各々に、タコクラゲをすくったり、川で手長エビを採って帰ったようだ。田舎はいいですな~。今週もよく遊びました。こんだけ遊ぶには、頭も使います。夏は仕事には回らんな・・・・・・・いや、お客様大丈夫ですよ。


栃の白い肌 (1)

Dsc_00150001ここ2,3日、栃の仏壇の木取りをしていた。

ちょっと、写真の撮り方が悪いのですが、シンプルな仏壇でも、箱物は相当な木の量が必要になる。しかも、扉や引き出しが開け閉め出来ないとまずいので、正確な寸法、平面でないといけない。

今回、比較的狂いのない6㎝厚の板を半分に割って25㎜の主要な材料が取れた。割合無駄のない木取りができた。ちょっとした端材は高杯なんかに仕立てます。こういうときは、気分がいいい。

多くの板から、おいしい所だけ取って来るなら簡単ですが、何とか3mの板2枚で済ませました。ちょっと面白くない部分は、底板なんかにするのです。

木取りは、やればやるほど上を目指すので、楽になることはありません。このような、天然木の杢板だと尚更です。また、例えば仏壇の場合、扉が閉じていることは殆どないので、扉板に凝っても報われないなど、その器物独特の事情もあります。難儀ですな~。

ところで、栃は普通の木とは逆で、中心部分の赤身が少ないほどいいのですが、この栃には赤身が全くありません。そのような栃は、杢もいいのです。原木市場では、当然、それは丸太の木口を見ればわかるので、みんな張り込んで来ます。熾烈な競り合いに勝たなければゲット出来ません。わたしも、5年ほど前、競り負けた、家具材に丁度いいサイズの真っ白な栃のことが忘れられません。ありゃ~失敗じゃった。そんなに高くなかったのに、久々の競りに呆けていた・・・・・・・でも、妙に女っぽい木ですな~。


駅前酒場

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Dsc_00120002いの町の「 駅前酒場」では、学生の頃から飲んでいたから、かれこれ30年近い付き合いだ。

とはいっても、30年前は私も酒飲み初心者、一方「駅前酒場」は全盛期で大変繁盛していてゴウゴウという、酔っ払い達の熱気の中、僅かに開けてもらった席で小さくなって飲んでいたものだ。

公務員の飲食に厳しい目が向けられるようになったり、酒そのものが流行らなくなったりして、最近は店主のご夫婦がてんてこ舞いの日は少ない。Dsc_00090001

昔は大声でくだを巻いた揚句、パンツをおろして、座敷で小便ばる輩もいたようだが、昨今は比較的静かです。

料理については、酒飲み用にコンパクトな量であることを除いて、格別の事はないんですが、カツオはいつもおいしいです。

昨夜は、放送関係のHaさんとHiさんと飲む。ここんとこ、大分酒をセーブしていたので、飲める、飲める。5時間くらい飲んでいたので、今日は二日酔いじゃ~。おかげで、今日は読書三昧。明日から頑張ります。 Dsc_00160003