木工一覧

塩地材

たまには木工の話。

秘蔵の柾板。シオジという材になる。タモによく似ているがもっと上品です。もう、市場には出回らないし、判別できる人も少ないと思います。

目が込んでいるので比較的軽い。テーブルにするつもりでしたが、最近その注文は殆どない。死ぬまで持っていても意味がないので、今回の注文で使うことに。

ちょっとした箱物ですが、材料は結構必要です。6面を覆うから。

削ると上品な縮み杢が現れた。祭器のような注文なのでこれ以上のUPはありません。

まだ、共木の塩路はテーブル一台分は残っていますので、テーブルの注文・お待ちしています!


一杯。

今朝は-3℃を下回った。しかし風もなく寒くはなかった。

反り板のテーブルで晩酌して練習(試用)しています。中々に具合が良いですが、平皿を端に持ってくると傾きが気にならないこともない。

錆漆を入れて目止めしたので拭き掃除が圧倒的に楽になった。


李朝文机出来

今朝は今季初の積雪を観測した。

何故か?山には雪は見られず。

入野松原の定点カメラ。流石にサーファーはいない。

出来上がった角丸の文机。明日発送。

どちらもブックマッチングで左右対称です。

現在濃い色だが、3か月もすると右くらいになります。その後はあまり変化はない。


雛形があると楽。

土日仕事をした分、本日もダラダラと仕事した。いかんな~。

今回の文机はほぼ同サイズの在庫があったので各部の寸法は僅かな微調整で済んだ。一々図面を残していない場合も多いので助かります。天板に対して脚のサイズや取付位置は中々に難しい。

今回のお客様は天板は角丸を指定。モダンでやさしい印象になりますね。最初は15Rで取ってみましたが、やや中途半端なので18Rとした。下端を面取りしても印象は変わります。いい加減なようで結構気を使っています。上端の面取り幅も細心の注意が必要です。

室に入れて後5回塗ります。今回はパーツで拭き漆をしますので幾分楽です。


漆の注入!

本日は午後から大風であった。

デスクと薄板座卓の一回目の拭き漆が完了。一回目は吸い込みが激しいので、大量の漆が必要で時間もかかります。平面でないのでヘラを使っても簡単ではない。明日からは冷え込むので2回目は乾きにくいだろう。

デスクは板が薄いので左右に5ミリほどユラユラする。実用には問題ないけど、天板下に補強を入れても良かったかも。

薄板座卓の貫の処理。漆の拭き上げに往生しまっせ。


契りの加工

今朝は0℃台だった。風はなく寒くはない。夕方の散歩のほうが手袋が要った。

室温も13℃と低かったので朝からストーブを焚いた。暖まるまでタイムラグがあるのが難点ではある。でも暖かさはエアコンとは比較にならない。

昨日6年間の宮仕えの厚生年金の証書が届いた。「え~!こんなに貰えんの?」と小躍りしそうになったが、よく見るとそれは年額。残念ながら電気代にも程遠い額でした。やっぱ、会社員出来る方は、その方がお得ですね。

でも、鬱になったり自殺するならとっとと辞める判断をしてほしいですね。

段々厳しくなってくる契りの製作。だってもう目が見えないんですもの。今回は表裏から2個ずつ入れました。

照明や専用眼鏡で何とかカバー。それでもミスるが元々ナンチャッテ木工なので問題ない。


杉材

今朝は4℃台であった。昨日は石鎚山に積雪が見られた。

前に書いたようにAVラックは杉である。表面は自動カンナで削りっぱなし。塗装もなし。これで十分ではないでしょうか。中央にも仕切り板を立てるかと考えましたが、厚さは28mm、テレビもさほど重くないので天板が垂れる兆候はなし。

杉材は名人クラスでないと手鉋はかけられません。当然私には無理。軽い桐よりも遥かに困難です。

以前、ランダムサンダーでサンディングしたことがありますが、材に研磨剤を取られて、あっという間にペーパーはツルツルに。

そんな訳で杉は家具には適さない、或いは困難な材なのです。

一人で3階に上げたのであちこちに傷。商品ならこんなぞんざいな事はしません。

通常、角は面取りします。でないと堅木では手が切れてしまいます。杉だと触っても特に必要は感じません。自分用なら割と手がかからず便利だな。


オーディオ復活計画 2

急ぎの仕事もないのでのんびりしています。

AVラックの製作中。幅が2000以上あるのでボディープレスに入らず。反り板を使って接着。

杉材・仕上げは自動カンナのみ・塗装もなし。

illustratorでテレビやスピーカー、すべての機械のサイズを入れて図面を制作。こういう場合大変便利。

明日には出来上がるだろう。木工は研磨がなければ本当に早い。


T型チェアー完成

本日は15時頃から嵐。雷と大風・大雨。

木地の完成。実は小さい背もたれは結構神経を使う。

これらは2cmほど短かった。焚きものにするしかない。リレー競技で使えそうだが。

オイルを塗って完成。様子を見てもう一度塗る。


枝の丸テーブルの制作

今日も33℃。気象庁の発表によると来年は40℃超えも珍しくなく、その際は「超暑日」と呼ぶそうである。

枝(実際は小径木の幹)の丸テーブルの在庫がなくなったので製作中。暑いので困難な製作は避けたい。

今回より安定させるために4本脚にしようかと思ったが、それは困難な上にどうも収まりが悪い。穴の位置や角度を印す際、粘土を使って仮組すれば?と今気が付いた。お互い丸いのでクリップでは無理。

軸の傾斜を計って裏からボール盤で穴開け。

マスキングテープを貼っても欠けは出ますが、細かい事は気にしません。

大体水平が出れば、脚先の切断で調整すればよい。

一番邪魔くさい所に転がる犬です。

脚部分は完成。コートハンガーに比べるとずっと作業は楽です。