2024年04月24日一覧

インド人は何故にそれほど飛ばすのか?

夕方雨がやっとあがった。

あと少しインドネタにお付き合いいただきます。

インドではバイクもオートリクシャーも常にフルスロットルです。何故に???
スピード違反の取り締まりがないためか?

思うに娯楽がクリケットぐらいしかないためか?普段、ボーっとしているので運転の時は集中したいのか?

極稀に低速で流している方もおりますが、そんなのに付いて行ったらいつ着くか分からんし。

方向指示器:交差点でもほとんど使いません。そもそも壊れていたりする。右折はドキドキものですが、慣れます。

ニアミス:3車線の高速道路では速い車は全部の車線を縦横に使って追い越します。時には路肩も使います。走行車線を走っていて、遅いトラックを追い越そうと中央車線に入ったら、追い越し車線から突っ込んできた車とニアミス。こちらが余裕を持っていたから良かった。一般的に車は高カーストですから、バイクを轢いても大したことないのでしょう。友人のカメラマン氏は30年ほど前、取材の際「人は轢いてもいいけど、牛はいかん。牛は高いから。」と言われたそうです。

この牛車は鉄ホイールです。タイヤはなし。タイヤがあると抵抗が増えるんだろうな。完全木製ホイールも見た。ベアリングが付いているのか、単に油をさすのかは確認しなかった。

恐怖の体験:年取ってからすっかり高所恐怖症です。トラックの隊列が遅いので、土の路肩を走っていたらどうやら橋のようです。路肩の幅は50センチ。ガードレールも縁石もなし。草は生えていた。干上がった川に落ちたら確実に死ぬ。本線に戻ろうにも渋滞してるし、アスファルトのギャップでバランスを崩したら元も子もない。集中して遠くを見て何とかやり過ごした。

暴走族:アーメダバードから南下中、スーパーバイクの集団を何度も見た。ニューリッチ層の若者か?200キロ近いスピードで疾走する。インドには峠道は少ないので高速道路で他の車をパイロンに見立ててスリルを味わうのだろう。パトカーもオンボロなのでとても追い付けない。

峠道:は、いや何度かありました。しかし、常に遅いトラックで渋滞しているので、土の路肩を使って追い抜くわけで、全然楽しむには至りません。