2015年03月一覧

スプレーガン

本日はデスクワーク。

5月に湘南で7年振りに個展をするのでDMのデザインを考え、午後はシェルチェアーの脚の取り付け位置や角度を図面で検討しました。

たまにデスクワークをすると、ちっともはかどらないし疲れます。

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Yチェア張替えのお客様から厄介な注文。

引っ越して、部屋の雰囲気が変わるので塗り替えてくれとのこと。塗料は用意するという。

「そりゃ、うんと高く付きますぜ!」・・・・・・でも、やってくれとのこと。

パテ埋めして、洗浄・研磨が終わる。

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スプレーガンはオブジェの製作で使っていましたが、もう15年も触ってない。

相手が細いので手前のスプレーガンを新調した。マイクロタイプ。

なんと調色して送られてきた塗料は水性タイプ。最近、プロユースでも環境にやさしく、施工者にもダメージの少ない水性塗料は注目されているらしい。実際、ホームセンターで売られているペンキは今や水性タイプが殆どです。

でも、粘度が高くてガン拭きは厄介です。メーカーに聞くと薄めないで下さいと言うが、そのままだとノズルに塗料が全く降りません。

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薄め過ぎると塗料は垂れるし、口径の細いマイクロタイプは無駄じゃったか。

2度拭きして、何とか純白のプライマー塗装完了。

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上塗りはもっと塗りやすかった。これも2度塗りして完璧や。

しばし、リビングに運んでで眺めました。

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ボロボロだった椅子が新品同様に。

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もう2脚はベージュに。わがままなお客さんだな。

こんなことしている場合じゃないのですが。

水性塗料はガンの洗浄に使うのがシンナーじゃなくて水でいいのですから確かに楽な部分はありますね。シンナー吸う人にはガッカリな塗料ですけど。

でも耐久性は不明です。

Yチェア張替えはこちらをクリック!

 


山桜シェルチェアーの製作1

明日は花見か。

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曲げ木でシェルの部分が4脚分完成。沢山の在庫を抱えた山桜を使いました。

左のタモの“スーパーライ”トは厚さ10ミリで、後ろにのぞけると背もたれがビヨンビヨンしなるのに比べ、山桜は厚さ11ミリですがガッチリしています。比重が全然違うからな。よって、今回は軽さは追求しません。

もう20脚くらい作ったので大分慣れました。また、工夫も加えております。

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サンディングや仕上げはコロコロして不安定なので、雄・雌のジグを作りました。

曲げ木のRが不安定なので、座面に脚の取り付け加工をする前に背板と接着してしまいましたが、さて上手くいくかな。


ボディープレス

高知県の満開予想は本日でしたがまだ3分咲き程度です。

アベちゃんの右よりは絶好調で「もはや底が抜けた。」と言う人もいます。どうなりますか?

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はるばる九州から仕入れてきたボディープレス機をはじめて使いました。

今回使ったのは曲げ木加工ですがやっぱり便利です。クランプを何本も使うのは大変です。曲げ木の場合、時間との勝負ですから。

この機械だと、私の作る殆どの箱物に対応できます(1800×1300)。横からも押せますので、直角が簡単に出ます。

まあ、どんなものかは使ってみないと分かりませんが。

でも、無給で美人の助手が3人いたらそっちの方がよい。


「死の淵を見た男」

本日は、昼食後に図書館から借りてきた本を開いたら最後、仕事もせずに一気読みした。

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著者は高校の同級生です。

足してもなければ引いてもない文章で、平明で大変読みやすいです。

海外メディアの言う、フクシマ・フィフティという人達が居なければ福島第1は言うに及ばず、近付けない、福島第2、東海第2、女川も暴走していたでしょう。

恐ろしいですね。

まだまだ予断を許さない状態で、オリンピックなんてやってていいのでしょうか。


マテ貝掘り2015(後編)

本日裏山登山したら、気の早い山桜ははらはらと花弁を散らしておりました。

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朝のキャンプサイト?瀬戸内海は波がありません。

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堤防脇にクラゲを発見。画像処理したらハッキリ。

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堤防になるのでしょうか。現代彫刻みたいですね。

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お決まりのうどんの朝食を食べて、西条から四国山脈を抜ける。

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平家平らは桃源郷みたいです。

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山里にも遅い春が。でも新緑には間があります。

日曜は昼過ぎに帰って、どうしても済ましておく必要があった仕事をする。

疲れて、マテ貝で軽く一杯やって寝るつもりが、アナゴ飯のお誘いが・・・・

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ペンシルタイプは一本揚げに。

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大きいのは当然蒲焼。

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最後は丼で。

養殖のウナギだったらアナゴの方がいいなあ~。


マテ貝堀 2015(前編)

潮の関係で例年より一ヶ月早い観音寺のマテ貝堀。

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今年もやって来ました、モンサンミッシェル。

暖かくて良かった。風もなし。潮が引くまでビールと昼寝。

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塾長夫妻は明らかなフライング。

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やっぱり時期が早いのか、参加者は少ないです。

この後、私もゆるゆると出陣。

ローカルさんに挨拶したら、獲り方を教えてくれました。

(プロフェッショナル・スペシャリストの俺様に・・・釈迦に説法か・・・?)

いやいや、塩も使わない画期的な方法でした。

それに1時間かけ独自の改良を加え、一応の完成を見ました。最後の30分は没入し、一個の“貝掘りマシン”と化していました。

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この漁法にはウエットスーツが最適です。

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ざっとこんなもんです。詳細は言えん。

しかし、時期、貝の居る深さ等々関係しますので、いつでも万能のやり方ではないと思います。自然相手の奥深いところです。

それにマテ貝堀は穴に塩をフリフリして捕まえるのが本来の美しい姿です。

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場所を移して、今夜のキャンプサイトへ。

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塾長達は夜釣りの準備に余念がない。

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マテ貝も猪も平らげた後・・・・・。

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アナゴは次々と?かかるのでした。


フライング

午後から観音寺へマテ貝掘りに出かけます。潮の関係で昨年より随分早い。

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裏山の桜は・・・・・・・

(電線をなんとかしてくれ。)

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山桜でしょうか?

一本フライング気味に満開の様子。


山桜のベンチ出来た。

今日、近所の畑におが屑を持っていったら、おばさんに

「吉良さんは、(年だから)戦争に行かなくてもいいわね。」と言われました。

でも、公安にやられるかもしれない。そうなったら、リンチじゃなくて原発建屋の凄い放射線の中、強制労働させられるかも。

「腰痛持ちなんですぅ~。」 「放射能が効き目があるぜ!」

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拭き漆2回でベンチ出来ました。

漆というのは扱いが難しいのですが、作業性が極めて良いのが特徴です。粘る感じですが、実は水のようにサラサラしてるのです。一定の条件にならないと硬化しませんから作業が進みます。

これがカシュー等ですとすぐ乾燥し凄く粘るので、ふき取り布の繊維がベタベタ付いて何ともなりません。

ただし、今回は気温も湿度も乾くのに最適の状態だったため、硬化が早く、数箇所に分けて塗りました。

職人はこのような場合、あえて油を混ぜて硬化を遅らせますが私はやったことはありません。

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座面はこのように反っております。

誰か買ってくれないと本当につぶれてしまいます。


革ツナギ

愛車CBR250は一応スポーツバイクなのに革ツナギがないために、中々攻められない。

何でも道具は性能を目一杯使ってみたくなるものです。30過ぎでバイクを降りたとき、クシタニのツナギを若者に譲ったのが悔やまれます。

でもわざわざ買うのもどうかな~・・・・・・・オークションという手があるやないか。

ググッて見たら、あるある一杯。

最新格安ブランドの製品と往年のクシタニの未使用品が候補に上がりました。迷いましたが安全性と運動性でフルパッドの最新格安品を選びました。

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膝のスライダーも付いています。まあ、膝すりなんて下品な乗り方はしませんが。

着るのにサーフィンのフルスーツ並みに苦労します。

腕は真上に上がりません。新体操は無理です。

これで安全なバイクライフを楽しもう。でも、ブーツと手袋も結局新調しなければならない気がする。


山桜ベンチの製作3

南国土佐はストーブが要らなくなりました。

政治はどんどんきな臭くなっていますね。

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ベンチの製作再開。

この細長い貫のホゾはどうやって作ろうか?

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いろいろやり方はありますが、今回は旋盤に片方ずつチャックして削り出すことにしました。

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10年経ってはじめて使う道具。片持ちでは危険ですから。

旋盤にサービスで付いていたもので、リブロスの長谷川さんに

「そんなもん、要らん。」 

「まあ、タダで付いていますから。」

まあ、多少は役に立ちましたが、板に穴刳って代用出来るし。あまり意味はない。

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背もたれの笠木の検討。

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こんな感じで木地完成。実物はもっとカッコいいがな。

粗末な材料で、しっかりした構造物を作り出すのは割りと面白い。