ラダックツーリング2025一覧

ラダックでビール

今日は身辺整理。

ラダックネタはもう少し続きます。

前にも書いたように、アルコールはレーの街には酒屋が一軒のみ、このビール一択のようです。強い酒はありません。でもこのビールは8%なので十分酔えます。

辺境でもホテルでも、事前に予約しておくと、どこから仕入れるのか?手に入ることがあります。

この一本はそうした品。敷地の清水につけておくと適温になります。しかし、気を付けなければならないのは氷河からの水は一日のうちで大きく変化します。ない!ない!ない!でやっと下流で見つけました。石で重しをしておくとか工夫が必要です。

自販機はありませんが、その分味は格別ですね。


マニ車

やっと体調が戻りつつある。年は取りたくないですね。

マニ車

パナミック温泉近くの宿の向かい。あちこちにこのサイズのマニ車があります。宿の女将や近所の方が通りすがりに回します。

回転方向は一目瞭然、時計回りに回します。逆に回すと功徳が減るかもしれない。


ラダックの犬

どうも布団が薄かったせいか風邪気味です。

レーの犬たちは昼間はこの状態ですが、夜も更けてくると権力闘争を繰り返し、朝までうるさいです。人がターゲットになることもあるようです。

パナミック温泉で明け方、一風呂浴びようと徒歩で出かけたら4、5頭のグループに絡まれました。ガンつけてやったら逃げていきましたがヤバかったです。即座に石を拾って投げつけるとかした方が良さそうですね。夜間・早朝の一人歩きは危険です。特に観光客・女子供はなめられると思う。

リキル村のチビは可愛かったな。あんまり相手にしてくれなかったけど。

狂犬病が怖いのでインドでは犬にかまわないようにしてください。年間沢山死ぬらしい。


ラダックバイク旅行とイスラエル人

高石内閣の支持率が6割を超えたという。なんちゅうお目出たい国民性。まあ、電話アンケートに回答する人たちは暇人でしょうから、あんまり参考にならないと思いますが。

イスラエルの若者には2~3年の兵役義務があり、それが済むと長期の海外旅行に出ることも多いと聞く。アドベンチャーなへき地も目的地となる。

インドのラダック地方は目的にはピッタリ。比較的近いしな。今回の旅行でも何度かそれらしいグループを見かけた。何故に分かるかというと、べつにヘブライ語の会話が判別できるのではないけど、妙に拒絶しているような感じで会話には至らない。グループでまとまっている感じ。

まあ、世界での評判の悪さを自覚しているのなら良いかもしれない。

今はアメリカ人も国籍をカナダと偽ることもあるそうです。Markもアメリカ出身が恥ずかしくなってきたと言っていた。

ワールドシリーズもアメリカ対カナダと考えれば、ブルージェイズが優勝するのもいいかな。


ラダックでの食事

デリーなどでは名店があるようですが、前回の旅行も含めてインドは全般に食事は地味です。まあ、お刺身が食べられるわけではないですから・・・・と言って、旅する分には全く不満はないです。特にラダックでは景色でお腹一杯になるし。

ホテルの朝食はの朝食はビュッヘ形式ですけど、前にも言ったようにテロで客が少なく、僅かな人数の時はオーダーによるものでした。

こんな感じです。オーナーはイスラム教徒とかでビールは事前に予約する必要があった。

モモ。皮の厚い餃子。レーの街で食べたがあんまり美味しくなかった。観光客用の店か?レーでの食事は行き当たりばったりでなく、評判の良い店を調べる必要があると思う。日本でも同じですね。

小さな村の食堂でトゥクパ。具は殆どない。100円位で納得の味。

リキル村のゲストハウス。ベジ料理だが美味しい!

「肉がない!」とつぶやくと、翌日はチキンを出してくれました。今回の旅行で断トツ美味しかった。1年中、毎日食っていられると思う。食とは不思議なものですね。

ご主人がタギ?の作り方を見せてくれた。

薄くして焼く。オムレツとタギだけで十分幸せ。

裏の質素な菜園で育てるのだろうな。

パナミック温泉近くのゲストハウス。暖かい野菜スープに癒される。ラダックではこれ以上必要ありません。

1,2軒しか泊まらなかったけどゲストハウスの食事が一番美味しい。それが一番ラダックらしい。

2,レーの街で美味しいものにありつくには、名店を調べておくこと。

*チキン以外、肉は食べられなかったぞー!でも、1週間で慣れるぞー!!
(カルギルまで行けば、マトンのケバブが食べられるそうです。)


カルドゥン峠で草レース

昨日、今日と朝は14℃、今朝は薄いダウンを着た。

ヌブラ渓谷からレーヘの帰り、再び標高5300mの峠を越える。

この先、酷いダートロードで工事中。作業車が居るので止められた。車列の中で待ってもよかったのだが、遅い車がいると面倒なので先頭へ。10台ぐらいのバイクがいた。

さあ、出発!200メートルくらいダートが続く。ダートに慣れていないのか遅いので、最後尾からごぼう抜き。

舗装路に入ると片側2車線に近い快走路、しかも美しいコーナーの連続。先頭のハンター350、2台ははるか先を行っている。私のすぐ前には2台。とろい1台をまず追い抜く。

安全第一だが、せっかくバイクなんですもの少しは暴走しなきゃ。ですがヒマラヤン、オフロダーなのに左コーナーで車体の一部が接地する。ハングオンで走らなきゃならないんでしょうか?右コーナーでは登山靴が接地。オートレースみたいに足を上げるのかな?

前方のもう一台に迫ったら、相手は焦りだしたようでやめにした。

快走路と過酷な道のギャップの大きいラダック周辺。

この帰り道では、ハイラックスのボンネットに巨石がきれいに乗っていたのを見た。奇跡的に運転者はセーフ!!

まあ、こんなですから。

この現場で重機を使ってどかした人は勇気がありますね。


インダス川のラフティング

高石と玉木って究極の選択ですね。玉木は顔を見るのも厭だな。

写真を撮っているときに追い抜いて行ったのは・・・・

ラフティング・サービスの連中でした。撮影用のドローンも飛んでいて日本より進んでいるな。

日本のラフティングスクールの先生もパキスタンとかこの付近出身者が多い。

この位なら大丈夫。でも、この橋を渡る勇気はない。

こういう場所ではやりません。何故なら延々と激流が続くので危険な事この上なし。

四国の吉野川の場合は、更なる激流があってもすぐにトロ場があります。そこで転覆して投げ出された人を回収します。トロ場がなければ息も出来ずに、あっという間に土座衛門です。

そして氷河からの水だから寒そう。

下がラフティングのベースです。

iPhoneの望遠機能は今一。サポートのカヤックが付くのは日本も同じ。てか、こちらが元々本場なのか?


ヌブラ渓谷パナミック温泉

前にも紹介しましたが・・・・・

交通量の少ない快適な道をパナミック温泉へ。

地元アーティストの作品か?

なんか楽しい。

2025年8月の情報です。昨年から激変しています。

温泉リゾートは休業中。温泉病院もやっていないようでした。

ここが入口。よく読むと料金は30ルピー。私は払っていません・・・・すみません。しかし、30ルピーは高いと思う。

*勘違いしていました、30ルピーは500円じゃなくて50円ですね。失礼しました。

このような急坂を登る。歩いても5分かかりません。

どうも今年から立派な浴槽が出来たようです。夕方は観光客が沢山入っていましたが、翌朝は誰もいません。

熱い上にピリピリして1分が限度。上がっても皮膚が痛かった。昨夕はマイルドでしたが。

簡素な食堂があります、野宿すれば逗留できます。ただし野犬がヤバいかも。

対岸の風景。道があります。

こういう場所で暮らしてみたいと思わないでもないけど・・・・

滝のある集落も。

パナミックもホテルの建設が始まっていて、5年もすれば様変わりするかもしれません。ネオンも付いて芸子さんもいるようになったら、それはそれで行ってみたい。


パンゴン湖で大ピンチ

夕方の散歩、25℃で汗ばむ。矢張り10月一杯夏なのか。

バイクで道路に出来た川を渡るとき、午後だと氷河からの氷溶け水で増水しています。朝はそもそも川がなかったりする。

パンゴン湖直近の道路で(手前はごく浅い川)・・・・・この写真を撮るために路肩の土の部分に駐車。普段、十分注意していたのですが、水を含んでいるのかサイドスタンドがめり込む。おっと危ない!左足で支えつつ、右足をバイクから抜いた。

押していくにも僅かに斜面で250キロはびくともしない。左側の土手の部分は僅かで力の入れようがない。しかも、私のヒマラヤン、停車の時にニュートラルを出しても、すぐにローに落ちるようです。クラッチを掴んでサイドスタンでを跳ね上げ、エンジンをかけることがこの態勢で出来るものか???

固まって途方に暮れること1分。丁度、ツーリング客の多い時間帯でしたので、5~6人のインド人グループがバラバラと降りてきて、すぐに助けてくれました。

リーダー格と思しき方が「舗装部分も信用しちゃいかんぞ!」

ラダックのアスファルト、気温も高くないのに5分もすればこの有様です。そういえば、レンタルバイク屋のお兄さんも舗装道路ではメインスタンドを使っていたな。なるほど。

力持ちの大男なら問題ないですが、重いバイクはラダックツーリングには向きません。高速中心で移動するならメリットはあります。


デリーで大ピンチ

少し遅いコメントだが、高石が総裁で、後ろ盾がアホーさん。やっぱり凡人が政治家ちゅーのはヤバいでしょう。野党も同類だし、いずれ日本は一度終わる。

ここからはインド初日、デリーにトランジット宿泊した話です。空港内にもホテルはあるが、国際標準価格で¥3万は必要。すぐそばのホテル街だと¥1000から。ただ、徒歩で行ける距離ではない。地下鉄は酒の持ち込みは出来ないとか。

前金制のプリペイドタクシーに乗るつもりが、ポン引きに捕まる。ボンベイにはそういうのいなかったので勘が鈍っていた。プリペイドタクシーのチケット売り場を素通りして・・・・・「おいおい、こっちだよ!」「君はあんなのに乗っちゃだめだよ。」人のよさそうなポン引きを拒否できない。まあいいかという気持ちもあった。

上等のSUV。助手が乗っていて、料金を問い詰めると15分くらいで2800ルピー、5千円近く。「そりゃ高い、高すぎる。日本より高いぞ!」ホテル名を聞いて電話をかけ、「君の名はブッキングリストにないそうだ。」ホテルまでボルつもりなのか?

もう頭にきて、ホテルの近所で降ろしてもらう。交渉の末、料金は2500ルピーまで下がる。「みんな生活がかかってんだ。」まあそうだろうな。

前にも書きましたが、無数のホテルが林立していて、全然分かりません。聞いてもダメ。グーグルマップもウソばかり。汗だくになり40分ほどかかってやっとたどり着く。ホテルまで送るというのはそういうことだったのか。

エアコンのないフロントでチェックインが終わって、気が付いたのは,『メインの荷物をタクシーのトランクに忘れてきた!』頭に血が上っていたからな。いや、流石に焦った。万札で¥20万ほど入れてあったし。旅慣れてくると段々適当になります。でも、何故か荷物は戻る気がしていた。

しかし、このくそ暑い中、また空港に戻って・・・・・うんざりしました。しょうがない、取りに行くか・・・・ホテルを出ると先ほどの助手が大汗かいて荷物を届けに来てくれた。全くの善人顔なんですよね。ハグして礼を言うと「それで~~。」はいはい、分かっていますよ。チップとして1000ルピー。

まあ、良い経験にはなった。荷物はひとつにまとめよう。ぼったくりタクシーも毎日営業しているわけで割合カタギなんですね。基本、インドには極悪人は少ないと思います。

デリー空港でレー行きのトランジット宿泊が必要な場合、初めてなら高くても空港内ホテルがましです。ゆっくりできるし、面倒がない。ホテル街で泊まるなら道路沿いの大きなホテルにしてください。バーも付いてるしな。

空港は3つのポートに分かれていて、一度外に出るバスに乗る必要があります。チケットがあればバスはタダです。この時うろうろしていたら、確実により悪質なタクシー運転手に捕まります。強く拒否しましょう。

やっぱ、デリーは気の抜けない街でした。ボンベイはそういうことは殆どなかった。