ラダックツーリング2025一覧

ラダックの移動手段

夕方SUPトレーニング。増水して少し濁っていた。まだ裸でも大丈夫。

パレスチナ国家承認、時間の問題って・・・・・意味分からん。クソやね。アメリカのポチですからとはっきり言った方がまだまし。そのアメリカもこの先どうなるのやら。

フンダルの宿の前のツアーバイク。サポートトラック付きのようです。安心は安心。日本からのツアーもあります。現地でも多国籍軍で申し込めると思います。しかし、気軽に停めて写真を撮ったり、コースを外れたりするのがバイク旅の良い所。デメリットの方が大きいと思う。

ホテルで出会ったインド人夫妻。IT関係で東京に20年住んでいるという。仕事も基本英語なので日本語は下手。チャータータクシーで回っているけど疲れるらしい。カーブが多いし、ガタゴト道はバイクよりしんどいだろう。景色も見えないしな。フルオープンのジープなら良いかも。2回食事を共にしたが金持ちはつまらん。盛り上がりません。

前にも書いたように、車が普及してバスなどの公共機関は激減しています。ラダックではバイク旅が一番合っていると思います。


リキル村の宿

本日はアンちゃんを注射に連れて行った。

幹線道路から5キロ入ったところにリキル村はある。リキルゴンパは内部は見なかった。

満室の宿で紹介してもらったゲストハウスはこの先。このレベルになるとGoogleマップの位置情報は全く当てにならない。

お隣さんの庭にバイクを置いて徒歩1分。2階は途中で放棄されているが雨が殆ど降らないからこれでいいのだ。

小さな麦畑。素朴な暮らしですね。

4000mですから雀の羽も随分と大きい。かもしれない。そんな気はする。

牛のエサなんだろうか。

食べないけど乳は飲むのだろう。

氷河からか?水量は豊富。

「何か、結婚式がありましたよ。」

「ああ、それは葬式じゃ。」

食事を頂く部屋。

ご主人はコックをしていたとかで、絶品!ラダックでは高級ホテルは知らないけど、ゲストハウスの方が食事は美味しい。2食付きで一泊2000円前後。(2025年現在)

おやつも提供された。

ベランダからの眺め。

ボーっとする。

絶景を見ながらお昼寝。布団がないと寒い。

2泊したけど最高でした。ラダックを旅するならゲストハウスがお薦めです。あと、ビールがあれば言うことないんですけど。


ラダックの麺類

今日もクソ暑い。夕方の散歩で汗が噴き出る。

ラダック地方では昔はチベット由来の食事が主でしたが、現在はインドの料理も食べられます。

これはチベット風うどん、トゥクパ。私は麺類が大好きなので3度ほど頼んだのですが、麺はまとめて茹でていて、注文があったら温めて出すようです。よって伸びていて全く歯ごたえがありません。これはいかんやろ。

彼等に日本のラーメンやうどんを食わしたら涙を流すことでしょう。


被ヒッチハイク体験

高知県、朝は随分と涼しくなった。

インドをバイクで旅するとあちこちで手を上げてヒッチハイクする老若男女がおります。いや、若い女はおりません。危険だからと思います。

キリル村の入り口でも村に向かう人達が車を止めています。相互扶助が普通なのでしょう。

昨年、アジャンターの遺跡から帰る途中、白人カップルがトボトボと歩いていた。遺跡付近にホテルはなく、近くの街までは遠い。暑い中、遺跡巡りでバテバテのはずです。ホテルに荷物を置いて空荷で通りかかった私は乗せていこうかと思いました。こっちでは3~4人乗りは普通です。でも、そう思った時には随分と通り過ぎていた。残念。

今回、キリル村に帰る途中の国道で兄さんが手を挙げたので、乗せてみました。何もない淋しい場所で、ここまでとりあえず歩いて来たのかな?

しかし、バイクには少し荷物を積んでいるし、お兄さんも荷物の上に座るのは遠慮した様子でとても窮屈。何とか次の村まで10キロほど走って降りてもらった。

乗せるなら、それなりの準備が要る。


杏(あんず)

まだまだラダックネタは続きます。

確か、ラマユルゴンパに向かう途中の検問所。インナーパーミットの提出があります。

おばさんたちが杏やドライフルーツを売りに来ます。

一つ買った。生は初めて食べたが甘くて美味。大きな種がありますがビワよりは食いでがあります。

でもね~、よく見るとあちこちに落ちています。随分拾って食ったが、落ちているのは熟していて更に美味しい。

珍しい黒杏も。

それはロバのクソです。


旅は道づれ

本日は手元の温度計で36℃突破。

フンダルからトゥルトゥクへ向かう途中のドライブイン。どうやら軍の経営であるらしい。

珍しく向こうから話しかけられた。ちょっとフーテンのカップル。翌々日、パナミック温泉のゲストハウスで一緒になる。宿泊は我々3人のみ。41才と32才だそうです。

このように旅先ではしょっちゅう会う人達がいます。

彼らのバイク、ロイヤルエンフィールド・クラシック350。キャストホイール仕様。レンタルではない。

このようなキャリアでないとデコボコ道の振動で荷物は落ちてしまいます。安全のためタルチョは必須か?

ラマユル・ゴンパを望む茶店。空いていたのにすぐ混んだ。

南部のベンガルールから2カ月ほどかけてインドを回っているそう。職業は金ジュエリーの販売員。

バイクはBMW390アドベンチャー。羨ましい・・・・ずっと乗り易いだろう。

彼とも翌日、チリン村から国道に出た所でバッタリ出会う。皆さんともっとゆっくり話もしたかったが、そこまでの余裕はなかった。


レーからヌブラ谷へ

今日は暇だからラダックブログの更新です。

まずはホテルで朝食を頂いて、9時出発。

フンダルまで125キロ。休憩も含めて6時間の道のりでした。

レーの街の先端。いきなり峠道となります。

最初はいわゆるフラットダートで走りやすい。

峠近く。下に車が見えます。

交通量はパンゴン湖の倍くらい。この後、雨に続き濃霧となる。タンデムライダーも多い。

嵐の標高5300m・カルドゥン峠の下の茶店で一服。途中、インナーパーミットのチェックがあった。最近はどこもバイク一台でも問題ないようです。

追い越した軍隊の車列が続々到着。

下りは快走路多し。

カルドゥン村で昼食。レー以外の街はこのように、道沿いに商店や宿が数軒という規模が多い。

シンプルな店内。観光客が多いのだろう。

量も多いが、塩がきつくて完食できず。外食は全般にソルティーかつオイリーな味付けのようです。

インドのうま味調味料は「味の素」が基本のようです。

振り返ってカルドゥン村を望む。

降りて来た。ヌブラ川とシャヨク川の合流地点。

恐らくネットの中継塔。パンゴン湖は朝は繋がらなかってけど、他はどこも2~3本は立った。レー以外は夜間の計画停電があるので、スマホの普及で誰もテレビを見なくなったそうです。


Pangong Tso(パンゴン湖)へ 後編

今日は真面目に仕事をした。しなくてはいけないのでしょうがない。

峠を下ると打って変わって快走路が続く。手前はごく浅い川。

やっと着いたパンゴン湖。中国との国境が近いので軍の施設があります。

標高4200m。見ての通り。

吸い込まれるよ。

湖畔に佇む人々。インド人観光客はかなりいます。大半はチャータータクシーで来ます。車の普及でバスの便は激減した。

後ろには氷河を抱えた峰。

テロのせいか宿は簡単に見つかった。

下の宿は深夜まで騒いでいた。多分、酒はないから葉っぱで盛り上がっているのだろう。

この時点では、クソ重いバイクで湖畔迄降りる自信がなかった。

私も夜中に起きてみたが、月が明るかった。でも天の川ははっきり見えた。

そして朝。

「お早うございます。」それほど寒くはない。

同じ宿のインド人グループ。皆親切です。

帰路、あちこちで工事。人力で岩を動かしている。

皆、屈託がない。

前半、麓に見えた美しい村に寄ってみた。でもここでもクソ重いバイクがネックとなり自在に探訪できない。

ローカル食堂のうどん?は100円でした。まあまあ美味しい。


Pangong Tso(パンゴン湖)へ 前編

7月24日にレーに到着。高度障害が出たので3日ほどユルユルして、27日に1泊2日でパンゴン湖へ。

出発前の部屋。もう歳だからレー中心部の割合良いホテルに宿泊。ここを拠点に回ることになる。

チェムレ・ゴンパの前で。全ての荷物を積んでいるが、重くなり過ぎるため、以後は不要なものはホテルに預けた。この辺りは景色も良く快走路。

峠をグングン登る。

峠道はダートロードは少ないが、走りやすいとは言い難い。

片道160キロ。写真を撮りながらだと5~6時間かかる。

K2もこんな山だろうか?落石多いな。

交通量はボチボチ。連なるが、来ない時は来ない。

標高5300mの峠下の茶店から。タルチョが強風になびくよ。

お兄さんはここで一生を過ごすのかと思ってしまう。いや、冬は居ないと思うが。

そのすぐ下のお花畑。

画像検索によるとゴマノハグサの一種であるという。

美味しそうな牛。

絶景の連続で疲れる。後編はパンゴン湖へ。


帰って来た。

レーからデリー迄のフライトは突如欠航したりするというので恐れていたがスムーズに連絡。

昨夕、通関も済ました後、乗り場近くにあったBARで生ビールを飲んでいる人がいて、私もたまらず注文。すえていた。S君が言うには毎日サーバーをきちんと掃除していないとそうなるそうだ。普通なら文句も言うが半分飲んでした。皆さん、知らないところでは瓶ビールを注文しましょう。

昨年と同じくワールド標準価格は一杯¥2000。羽田のフードコートでは握り寿司が食べられます。

iPhone16で撮った写真を30型パソコンモニターで見たらガッカリな出来。米粒ほどのセンサーだもんな。やっぱり面倒でも一眼レフを持って行くべきでした。

まあ、66才がバイクで異国のラフロードを疾走して無事帰って来たので良しとしよう。