文化・芸術一覧

2人展

どうも体調が完全でないのでブログを更新する気力がありません。

日曜日は藁工ミュージアムへ内田貴裕・池川れい子の2人展へ。最終日に滑り込み。

ここは昔、藁を保管していた倉庫。漆喰の倉庫群はリニューアルされて色々なショップが出来ています。しかし、上の写真のように車を無造作に停められると台無しやな。

れい子さんのドローイング。これはチンギス・ハーンか?じゃないそうです。

酒好きなのか・・・・?

貴裕君は人物も上手いんですが、今回は「ビン」のみ。カラード。

色遣いが随分と洗練されてきた。

どれを買おうかと考えて見るとの、ボーっと眺めて見るのでは、そりゃもう真剣さがまるで違いますね。何でも自腹で購入すると見る目は鋭くなります。というか、短時間で判断できるようになります。


孟嘗君

体調が戻らなかったので、宮城谷の孟嘗君全5巻を読み終わった。明日から仕事に復帰できるだろうか?

何しろ親子2代にわたる物語で、内容が濃い上に登場人物も多く、記憶力の悪い私は読み進めると最初の頃の重要人物の事すら思い出せなくなっている。

宮城谷の小説を読んでいると、ついついこのような資料も読み返すことになります。

しかし、まあ何故に人類は戦争ばっかりしてきたのかとは思う。


ネットと中華世界

火曜にお誘いがあって、飲みに出たら翌朝二日酔いというよりも風邪をひいて寝込んでいました。熱もないので仕事もしたが、宮城谷の「孟嘗君」をひたすら読んだ。図書館には2冊しかなかったので、妙に終わりが見えてこんなと思っていたら、全5巻でした。ボーっとした展開が宮城谷の特徴で、中華世界は息が長いな・・・・というのも好きなんですが、これは割とスピーディーです。

火曜の昼、ネットをしていたら突然繋がらなくなりました。いつものようにコンセントの抜き差しをしましたがダメ。ルーターの「楽々スタート」というボタンを押したら、更に悪い状態に。IDやらパスワードを要求される。解決するにもネットが使えない。手も足も出ません。友人に電話したり、散々やる。飲み会の時間も迫って来るし、ダメ元で「初期化」の穴を楊枝で押したら・・・・・直った。よく分かりません。悠久の中華世界が羨ましくなりますね。

宮城谷の本では漢字がよく出て来ますが、広大でとりとめのないように見える中華世界に理論を構築するためにどうしても必要だったのでしょう。漢字の世界は奥深いです。

BSで懐かしい「シルクロード」を再放送していますが、現在の鮮明な映像の東方・西域番組より味わい深いですね。


二人展

土日と突貫で仕事をしたので今日は大分グズグズした。しんどかったのでSUPもせず。

紹介が遅くなりましたが、

湘南・梓で私と2人展をした内田貴裕君と、

ちょっとフリーダ・カロみたいな、

池川れい子さんの二人展が高知市の「藁工ミュージアム」で開催されています。

11月10日まで。火曜休館 10:00~18:00 俺も行かなくては。


ピアノの夕べ

ここ10日ばかりは朝晩涼しく夜はエアコンの必要がない。本日は日中もスイッチを入れなかった。

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昨夜はご近所のお宅で、東京からプロを呼んでのピアノの生演奏があった。

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焼き場担当の方がアユを焼く。その後の宴会の用意。

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クラシックですが堅苦しくもなく、飽きさせないのは流石プロ。

何よりビールを飲みながら聴けるのは有り難かった。


拾い読み。

日中は30℃になり夕方SUPパドルのテストをした。カラっとして、真夏がこの位だと最高なんですが、ハワイじゃないからな。

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どれも借りてきた本。

右は、よく新聞の本の広告などで目にする著者。なんか内容は支離滅裂というか、大学で専門に勉強した方でないと全く分からない話も多く、どういう読者をターゲットにしているか理解出来ない。二人で勝手に盛り上がっている。とりあえず出版して実績を作り上げてゆくのか?そこそこ売れれば今の印刷システムなら、活版と違ってペイ出来るのだろうか。僅かに面白い話もある。

左は長々と忖度の話が出るので拾い読みした。しかし、自画自賛が多いよな~。現代の風潮でしょうか。
結局、社会では上に揉み手して、おべっか使って、適当にやっていた方が出世するし、悪いことしても責任は取らされずに、安泰に定年を迎えることが出来るのでしょう。原発事故でも如実に証明されています。

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狩猟を始めるつもりはないが、面白かった。

缶詰クッキングは、田舎のスーパーにはないものが多く、あまり参考にはならない。実勢価格や入手先など書いて欲しかったぞなもし。

「初めての狩猟」は別として、図書館で借りて良かった本達です。


トーハク

本日は今年最後の裏山登山をした。登る人も殆どいないのに、犬連れのベルギー人とメキシカンのカップルに出会う。

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東京に行くと暇な時は東京国立博物館(トーハク)に出掛けます。まあ、間違いがない。仏像・絵画・彫刻・刀剣、何でもあります。

写真は国立科学博物館。カビの一種で「卵菌門」と書かれていた。1000倍の模型です。

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トーハクは広いのでそれなりに覚悟がいりますが、今回は本館2階が閉鎖されていて無料でした。

丁度、アイヌ工芸の展示があった。イタ(盆)。契りは動物の骨か?

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イクパスイ(祭器)。精緻な造りですね。

ところで世界中の美術館・博物館を巡って言えることは「美人が多い!」です。理由は想像出来ますが省略。

よって、展示物に集中出来ないこともあります。

今回、記憶に残ったのは小林古径の「踏み絵と三人娘」と、スラっとした白人娘でした。

彼女は日本人のオバサンが一緒でしたので、ホームステイ先の主人かとも思っておりましたが、角を曲がる瞬間、二人はブチュっとキスをしたのでありました。う~ん、異人種・年の差・レズビアンか?どうでもいいことですが、情報通によると「まあ、金じゃろーな~。」という事でした。夢がないな。そういうSNSもあるんじゃろーか?

下品な2018年最後の更新となりました。


「画楽」の忘年会

今朝は0℃。氷が厚く張っていた。

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昨夜は「アートキャンプ」の忘年会だった。寒いし、年の瀬にやらなくてもいいのに。

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しかし、なかなかに盛況。

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「TVショー」という出し物。後ろがブラウン管?左右はキャスターか?

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K嬢は亀有の両さんを演じた。似てないけど。

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先日レーザー加工した手はマラカスの部品である。

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仕上がりを待つ数々。売れるかな?風船に和紙を数回重ね張りして作ります。

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抽選んで当たった紙幣型メモ帳。これではタバコ屋のババアも騙せないな。

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その後エスペランサで飲み直しました。

午前様になって帰宅しようにもタクシーが捕まりません。仕事納めの金曜だった。街は酔っ払いだらけでした。家まで十数キロ歩くことを決意したら、目の前に降車の車が・・・・ラッキーでした。


アメリカインディアン悲史

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先日読み終えた本。文庫で1974年発行。私がネットで買った本には94年15刷と書かれている。一々考えさせられるので中々先に進めなかった。

  • インディアンには好戦的な部族も多く、互いに殺し合うこともあったが多分に儀式的な部分もあった。
  • 初期の入植者たちは飢餓に苦しみ全滅したグループもあったが随分とインディアンに助けられた。しかし、恩は帰り見られず後に駆り立てられることになる。また、キリストの名のもとに虐殺された。
  • 中期には牧場主のように裕福な暮らしをする者も出たが、いずれ資産は没収される。
  • 文字を持たない事がインディアンの弱点であると気が付き、表音文字を発明した天才がいた。これによって各部族が団結してゆく。アメリカ合衆国の連邦制は実はインディアンに倣ったともいわれる。
  • インディアン社会はおおらかで魅力的で毛皮商人には部族の中で生活する者、少年期・青年期にインディアンになる白人がいた。ダンス・ウィズ・ウルブスみたいですね。
  • ウソ・詐欺行為・略奪でドンドン領地は白人に浸食されていった。互角に戦った時期もあったが多勢に無勢、強力な火器で不毛の地に追いやられた。
  • 初期の大統領はトランプよりも酷かった。ケネディでさえ問題には沈黙を守った。
等々、私が要約したので正確ではありませんので、是非読んでみて下さい。

カナダの中央部・サスカティワンに行った際、ごく小さなビルの2階にあったインディアンセンターを訪ねました。英語が分からないと見るべき資料はありませんでした。街から離れた丘の上に保留地がありましたがちょっと近寄りがたかった。都市の黒人貧民街より一段と悲惨な状態にあり、人目に付かない所に作られているという。リベラルな白人たちの間でもタブーの様に感じました。

入植がはじまって500年ほど、インディアンの歴史が数千年。強欲主義が終焉を迎えるのは意外と早いかもしれません。それは世界が無に帰るということですが。


カウベル

今日もだるかったがそこそこ仕事をした。

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20年以上前、両親がスイスで買ってきたカウベル。

「何とかしてくれ !」と言うので作った台。不細工やな。

やっぱりこれを生かすには牛を飼うしかないと思う。