文化・芸術一覧

草間彌生展

美術館の近くを通ったので、草間彌生展を見て来ました。

Dsc_3049

ステラの作品の右がヤヨイちゃん。

しかし、ステラ作品の前の柵は無粋です。駐車場じゃないぞ!

Dsc_3032

有名なカボチャ。

Dsc_3027

こういう写真は本人の許可を取らなくてもいいのですか?

Dsc_3028_3

ここは、撮影不可なので隠し撮り風に。

この、モノトーンのシリーズが良かった。

Dsc_3043

老若男女、お客さんは多かった。

Dsc_3038

ヤヨイちゃんもそうですが、風船なので送風のモーターの音がずっとしています。 

やっぱり、なんでも数作ってナンボと痛感しました。私も頑張らねば。でも、木工は時間がかかるし、材料代も大変。

Dsc_3054

高知県立美術館は外壁が土佐漆喰の立派なものですが、ここ十年、まともな展覧会は数えるほど。箱物行政の典型です。台風が来たら浸水する水中美術館でもあります。

今回の展覧会もボリューム的に淋しいものでした。


忘年会 4

アベチャンは海外からも「オウンゴール」なんて袋叩きですけど、靖国参拝を考えるんだったら、他にすること一杯あるでしょうと言いたいです。本当にバカに付ける薬はありませんね。

Dscn2125

昨夜は、アートキャンプを主催している「画楽」の忘年会でした。

ところで、折角買ったフルサイズ一眼ですが、デカくて重くて持ち歩く気になれません。失敗だったかな?コンパクトカメラ・ニコンP310による撮影です。

Dscn2115

生徒たちの食欲に応じて、メガ盛りです。料理は持ち寄りでした。

Dscn2128

画楽ではグッズの販売もしています。

Dscn2130

ウ~ッ、上手過ぎやろ!

Dscn2137

S君の「西部警察」シリーズのパフォーマンス。

Dscn2135

校長さんはお好み焼きを作る。これは美味かったな。

Dscn2163

最後にスタッフで来年のアートキャンプの企画について話し合いました・・・・・・そんな真面目な話するわけない。

Dscn2161

里帰り中の大学生。

「正月、ドライブでも行くか?」 

「絶対・行きません。」

Dscn2153

しょうがない、M下で我慢するか。

Dscn2170

今朝は南国土佐も所々路面が凍結していて、あちこちで事故が見られました。

私も交差点で危うくスピンするところでした。


アマチュアカメラマン

ちょっと古い話で恐縮ですが、先日の本川神楽でのこと・・・・・・

Dsc_9786

アマチュアカメラマンのうっとおしいこと。

Dsc_0114

左側は殆どカメラマン。ファインダーからしか神楽を見ていないな。

俺も沢山撮ったけど、まあ真面目にシャッター押してませんから。どうせブログ用ですから。

Dsc_9958

右のオッサンは、どっちが主役か分からないほどのオーバーアクションで撮りまくります。ムカつくぜ。どうせ“県展”で一等賞を狙っているのでしょうが、こういう人はいくら頑張っても無駄です。

プロやテレビ局も来ていましたが、本職は気配を消しています。被写体をブチ壊しちゃいけませんから。それにプロは目的のショットはあらかじめ決めているそうです。

左のオッサンは立ちあがって間切るし、スチールにムービーとせわしない。

Dsc_9941

頭に来たので、頭頂部を撮影してやった。気持ち悪いので白黒に加工。

神事ですので我慢していましたが、「オラ!座らんかい。」とビビらせてやりました。歴史資料館の人らしいと後で分かりましたが、関係ね~ぜ。

Dsc_0196

やっぱり俺はこういう写真が好き。

後日、取材に来ていたテレビ局の人に会った時、この話をしたら、「確かに問題なので吉良さん、仕切屋やったら?」と言われてしまいました。

すぐ損な役が回って来ます。


真打ち

昨夜は、真打ちに昇進し、「菊六」改め「文菊」さんの落語を聞きに行きました。

枕話によると、“真打ち”の由来は、昔、夜の公演は蝋燭の灯りによるものだったので、「取り」を務めたものが最後に蝋燭を消したので“芯打ち”と言われるようになったそうです。

そのうち、照明には電気が使われるようになり、落語等は「伝統芸能」と呼ばれるようになったそうです。うまいこと言うね。

Dsc_0737

一話目が全く思い出せない、痴呆間近の私。問題やろ。

Dsc_0747

二話目は、酒で奥さんに逃げられた大工が「子はかすがい」でよりを戻す人情話でした。

大熱演で一話目を忘れたのかも。

Dsc_0760

奥様方のカメラマンもする。出していいのかな?

Dsc_0771

ほんでやっぱり宴会に突入。もう酒はいやじゃ。

Dsc_0779

これからが楽しみな文菊さんと対照的に、土日遊び過ぎて憔悴しきっているオッサン。

滅びゆく者にもそれなりの味はある。


本川神楽

本川神楽は早々にUPの予定でしたが、何しろ内容が濃いので困っていました。

十数年前、神楽に凝っており高知県内はもとより、他県の神楽も見ていました。別に学者ではないので神楽の由来等は分かりません。ただ、張子の竜やドライアイスによる演出まである出雲系の神楽とは違い、地元旧本川村の神楽は原始の趣があり、一番魅力があります。

本川神楽は時々、地元のイベントなどでも披露されますが、矢張り本来の場所でやるから意味があるのです。晩秋、山深い神社で奉納される夜神楽は格別の趣があります。

以前は、2週間にわたり10ヶ所ぐらいで奉納されていましたが、今年は3ヶ所でした。なかなか、後継者の確保も大変なようです。

Dsc_9754

趣味のブログなので簡単に説明します。

まずは結界作りから始まります。

Dsc_9764

「座固め」での舞手はなんと女性。以前では考えられなかったことですが、過疎高齢化が進んでいる山村ではしょうがないこと。学校で教えているらしいです。違和感は格別ありません。

Dsc_9761

実は音楽が素晴らしいのですが、UチューブでのUPはまだ先になりそうです。

Dsc_9823

刃をひいてない刀2本を扱うのは恐ろしいですね。子供も間近で見ているし。

Dsc_9715

地元の方は暖をとりながらマッタリ?殆ど観光客はいません。

Dsc_9903

これは「山王の舞い」か?詳しくなくてスミマセン。

この面は怖いけどキュートでもあります。

Dsc_9731

離れでは中休みの接待の準備が。

Dsc_0064

このようなコミカルな掛け合いもあります。アドリブ、ジョークのセンスも必要。ちょっと酒が入っていた方が面白いかな。

Dsc_9954

これは遠心力で両手の盆を落とさないようにアクロバティックな動きをします。たまの失敗も見どころです。後で話を伺ったらこの失敗を大変恥じておられました。

後ろのお爺様も昔は舞っていましたが、今は総監督のようです。

Dsc_0123

さらに真剣での舞い。試し切りされた葉っぱが散らばっています。

越裏門白髪神社の舞台はことさら狭く、相当なテクニックです。

重要な演目の舞手は10年前と変っていませんでした。

Dsc_0207

最後は結界を瞬時に引きちぎって終了します。この頃になると日付が変わっていて、深々と冷え込みます。

衰退したと思っていた本川神楽、むしろパワーアップしていた。来年も出掛けるでしょう。


江戸時代のテーブル

鬼平犯科帳で、ウサギと彦十が居酒屋で一杯やっているシーンには、必ずと言っていいほど半割りの杉丸太のテーブルが登場します。職業柄、気になって仕方がない。

あれは本当なのかな~?  ウソです!

江戸時代にはテーブルは存在せず、畳の上で胡坐をかいて飲み食いするのが普通です。でも、ソバを頼んで出てくるものは現代と変りません。

「大江戸生活事情」によると、テレビの時代劇とは随分違っています。

犯罪そのものが極端に少なく、人口50万以上に対して南北両奉行所の同心は6人ずつ、たった12人の警察官しかいませんでした。

「切り捨て御免!」なんて言いますけど、実際そんなことをすれば蟄居、閉門の上、切腹か打ち首だそうです。江戸ではそんな事件は殆ど皆無だったそうです。

大工の実労働時間は1日4時間半ほど。休み時間が極端に長かったそうです。国が安定していたので、あくせく働かなくてもいいし、宵越しの金も必要なかったのです。「貧乏暇なし」と言いますが、暇はありまして、ほんで吉原に「ひやかし」に行ったんですね。ワーキングプアーとは無縁の世界だったようです。(実労働時間は俺と似ているな。)

世界中行ってみたいところはありますが、小金持って江戸時代には是非遊びに行ってみたいです。

リスボンの美術館に大航海時代の絵が沢山ありましたが、ここも活気があって訪れてみたいです。

文明が発達しても、人間は変らないか、どんどん粗末になるような気がします。


投入堂

今回の旅の目的は、三徳山三佛寺投入堂を見ることでした。

Dsc_9179

前日の波乗りで脚を酷使しているので少し心配です。

Dsc_9233

立派な狛犬などを見ながら進むと、登山参拝の事務所があります。

一人での参拝は危険であるという理由で一切受け付けてくれませんが、丁度相棒を探していた同年代(後で同い年と分かる。)の方と一緒に登ることに。

もう少し遅かったら、可愛い女の子2人組と同伴だったのに残念じゃ!

Dsc_9186

いやいや、難所の連続であくまでこれは修行なのです。

その証拠に「六根清浄」と書かれた袋袈裟(タスキ)を身につけなければなりません。

Dsc_9188

文殊堂は鎖場を通って。

Dsc_9191

縁が若干外側に垂れているので迫力満点です。

Dsc_9203

屋根はヒノキ板で葺かれていました。

Dsc_9215

40分ほどで投入堂到着。美し~!

役行者が法力で投げ入れたという話はご存知の方も多いでしょう。まあ、大工が足場かけてコツコツ建てたのですが。材は当然現地調達だと思います。

Dsc_9212

UPでもう一枚。この2枚はクリックで拡大出来ます。

柱が細く見えるのは8角形に近く面取りされているためです。時代は平安末期。当然、何度も修復されています。

カスガイはシンプルに釘打ちだと思います。これが美観を損ねてなく、諸行無常を感じさせますね・・・・・それは仏教の考え方か・・・・・・難しいことは分かりませんが。

Dsc_9225

見学はここまで。本当なら1時間ぐらい見ていたかったのですが、後続に場所を譲らなくてはなりません。

人のまばらな時にまた訪れてみたいです。

*入山には決まりがあり、行かれる方は必ずググって下さい。


停滞

暑いですゥ~。

Dsc_9064

どうも最近全てがパッとしないので、昨夜は近所のフィリピンパブに出掛けました。

一つには、藤圭子を聞いてみたかった。カラオケには4曲ぐらいしか入ってなかった。「夢は夜開く」を歌ったが、自分で歌っても意味がなかった。TUTAYAに行けば良かったです。

この店も、うちと同じで、潰れそうで潰れずに頑張っている。


しもなのアートキャンプ2013 後編

アマちゃんも10倍返しも一回も見ないまま終わってしまった。ちょっと残念。

Dsc_8831

夕食後、河童釣りに出掛けました。餌は当然キュウリ。

どこまで信じているのか・・・こちらが化かされているのか・・・・・

Dsc_8845

いい具合の月夜です。

Dsc_8842

恐怖のサプライズがあったのに、詰めが甘く不発に。

まあ、橋から落ちなくて良かった良かった。

Dsc_8847

キリギリスは御馳走にありつけました。

Dsc_8869

その後、宴会部長と今年も遅くまで呑みました。

Dsc_8876

翌朝一番に講師のTさんは花を活けました。

Dsc_8883

毎年同じメニューですが美味しい朝食。

ロッテリア方式ですが、昨日の大盛事件でおかずが足りなくなったので、最初の“盛り”では卵は2個までと決めました。

Dsc_8889

クラフト吉川のTさんとアートシーンについて語り合う。

「近所の店に可愛いのが入ったで。」 「行く!行く!」

Dsc_8893

Tさんの「箱庭作り」は案の定30分で完成!毎年、準備仕過ぎ。

Dsc_8924

時間が余ったので川遊びです。流石に渓流は冷たいです。

Dsc_8952

お昼を頂いて、夜のバーベキューに後ろ髪を引かれる思いで、帰路に着きました。


しもなのアートキャンプ2013 前篇

自閉症などの少し障害がある人達のアートキャンプに参加して、早7年目となりました。

ネタも尽きて来ましたが、まあ、どうにでもなるという自信も出来て来ました。

Dsc_8748

名野川集落全景。

ここから10分ほど上昇したところに会場“しのなの郷”があります。

Dsc_8753

途中、工事で10分ほど休憩です。

Dsc_8887

今年もやって来ましたよ。

Dsc_8759

丁度、午前中のプログラム“仁淀ブルー”のクレヨン作りが終わったところでした。

Dsc_8762

すぐに昼飯。相変わらず旨い!

もう一品あったのに、欲張りのバカヤロー共のせいで食べられず。

Dsc_8781

私のお題は例の干支の馬。

2時間あるのでゆったりです。

Dsc_8767

わりと真面目なキラ先生です。

今回準備が適当であったため、生徒の作業量が増えて良かった。その分、助っ人たちも忙しかったけど。

Dsc_8784

勝手にアレンジして頂きました。

Dsc_8798

最後に記念撮影。かなり勘違いしているE嬢。

Dsc_8820

夜はカレーでした。テラスで生を飲みながら。

Dsc_8821

廃校を利用した、運営は地域のお年寄りの施設ですが、8月は350人ものお客様が来たそうです。このまま定着してくれれば良いと思います。

後編に続く・・・・