何だか体調のすぐれない今日この頃。年中言ってますけど。

合鹿椀を使ってみた。すじ肉丼。越知町の松田精肉店のすじ肉は最初に茹でこぼす時もアクが殆ど出ません。見た目はパッとしないけど絶品です。

しずる感のあるカツオのタタキ丼。別に丼にする必要はないんですけど。

図々しい奴。
何だか体調のすぐれない今日この頃。年中言ってますけど。
合鹿椀を使ってみた。すじ肉丼。越知町の松田精肉店のすじ肉は最初に茹でこぼす時もアクが殆ど出ません。見た目はパッとしないけど絶品です。
しずる感のあるカツオのタタキ丼。別に丼にする必要はないんですけど。
図々しい奴。
今日が夏のMAXだったらいいのにな~。昼間は快適だったが、夕方の散歩は既に日差しが厳しい。
久々に輪島屋善仁のYさんが見えられた。色々新作を見せっこした。最後に私でも買える合鹿椀、残り2客というので頂いた。
左は15年前に買った鵜島先生の作。こちらが高台高く本来の形。古武士の風格があります。ただ、朱塗の椀はどうも料理が映えない気がします。料理を選ぶとも言う。
今回のはお弟子の余門さんの作。小振りに見えるが木地やや薄く、腰が張り、高台も低いので容量は同じでした。早速何か作ってみるか。まあ、せいぜい親子丼ですけど。
本日も真面目に仕事をした。
合体バンダジは拭き漆2回塗りで済まそうと思ったが迫力がない。導管のある材は2回以上塗っても導管から漆が出て来るので重ね塗りは綺麗に仕上がりません。
決心して錆入れ。砥の粉と漆を混ぜたもので導管と虫穴を潰します。ヘラで押し込んで・・・・・
余分な錆はもっときちんと除いた方が良いが。
2日ほど乾燥させて、水ペーパーや合成砥石、炭などで研ぎ出します。
最初の漆を殆ど除くことになるので勿体ないかぎりです。一回の錆入れでは完全に凹みは埋まりませんが、伝統工芸展に出すわけではないのでOKです。
砥の粉でも磨くことになるので表面は垢抜けて、その後に拭き漆はスムーズです。
昨日のしらさ峠付近。いの町のインスタから勝手に拝借したがいいのだろうか?
最初の一脚は塗りまで仕上げて座り心地を確認した。でないと白木のままでは摩擦係数も違うから。OKだったので残りも塗る。
室を組んで・・・・・
濡れた布で湿度を上げます。多分今使っている漆はそのままでも乾くと思うが。
曲面が多いので、山桜のペラペラの箆を作った。スピードが3割ほどUP!
でも先端が鋭いので材に突き込まないよう注意が必要です。
漆が乾くには最高のお天気です!
2回目の塗りが済んだところ。一枚板はやっぱり迫力があります。大きいので表裏は一遍に塗れません。まあ、裏を犠牲にすれば塗れない事もない。
杢のある山桜の表皮は皴が深いので、パテを塗り・・・・・
ナイロンホイールサンダーで削り出します。お客さんも手入れが大変でしょうから。
5回塗るのは面倒な脚。だがそれほど苦にはなりません。
天板の形状に合わせて変形しています。
天板を止める駒は一回だけ塗りました。
今朝は4℃と冷え込んだ。夕方裏山登山をしたがなまっているせいか疲れた。
錆漆が早く乾いたので研ぐ。600番くらいの人造砥石を使った。根気のいる作業です。
研ぎ上がった。錆漆が残っていると汚れて見えるのでこの後も何度もチェック。
マットだが横から見ると光沢がある。
一回目の拭き漆をして、この後室に入れます。というか室で囲う。
花冷えだろうか、夕方から冷えて来ました。
20年近く前に作った扇型座卓、中と小。大はすぐ売れました。もう、年寄りは膝が悪く椅子の生活なので座卓は売れないだろうなと思っていた。
手作りネットショップが余りに売れるので天板を塗り直して出品してみることにした。以前、文机が売れたことがある。
これは曲がった丸太を製材したもの。天板の塗装は問題なかったけど、長年の乾燥で僅かに凸凹があるし、逆目の痕が見苦しい部分があったので、擦り直して錆漆を入れることにした。
錆漆は砥の粉を水で硬く溶いて、同量の生漆を加えます。プロは2本のヘラで上手に混ぜ合わすのですが、中々に難しい。まず、定盤とヘラをキレイに整えておかなければいけません。ヘラで導管にしごき入れるのですが、ポリパテと違ってドンドン硬くなります。水を加えながら練り直します。2日ほど乾燥させて消し炭で研ぎ出します。それから6回の拭き漆。伝統工芸は面倒なもんでっせ。
まあ、こういう作業も楽しくはある。
台風の進行している土日、NHKが終日、台風情報を報道するのは当然としても、民法は下らないバライティーばかりだった。CM多いし。マスコミ腐っとるな。
ふと思いついて象嵌用の貝の切断をレーザー加工機でやってみました。
下の切れてない線は内側からの加工。多分、真珠層に光が跳ね返されたから切れてない。出力100%(150W) 6ミリ/S。
表から照射すると加工できた。
しかし、象嵌用の貝は宝石と同じで、断面や裏側も研いで光らせないと表面に貝本来の輝きが出ません。大変な手間です。昨今、労力に見合った価格で商品が売れるかどうか?大変に疑問。