小径木のアームチェアー

夜になれば涼しい風が通り、まだまだ過ごし良いですね。

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椿のアームチェアーが修理で里帰りしておりました。

円錐形のホゾ組みなので緩むことがあります。いや、当然緩む。

竹串を刺して止めました。下穴は2,6~2,7㎜。

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Bの部分が直線だと、Aの横木が直接背中に当たって痛いので、前方に膨らんだ材を選びます。

だから座り心地は良好。

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Yの部分は3点で固定されるので非常に難しい。というか、このような材を探すことが一番大変です。

背もたれの部分が組上がったら、今度は、後脚に対して4点がピタリと合わなければなりません。後脚も歪んでいるし。

どうやって作ったのかは忘れました。でも、作っていると段々思い出します。


見学

今日は沖縄慰霊の日でした。

小学3年生がビックリするほど立派な詩文を朗読した。その次がバカ殿・アベチャンだったけど、そもそも、どの面下げて参加しているのか、意味が分からない。

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昼前に海岸沿いを通ったので河口をチェック。

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20人ほどが入っていました。

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波はショボイ。

腰も痛いのでプールで泳いで帰りました。


梅雨空

雨降りだったので、海には行かずに仕事をしていましたが能率は上がらず。

小雨だったし、こんなことなら波乗りすれば良かったな。

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梅雨時の風景をまとめてみました。

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反転してみました。

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毎年、緑のラインが発生します。

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団子虫は関係ないかと思いますが、活発に活動しています。

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ミズキの葉っぱは特に水を弾きます。

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砂漠で遭難した人が夢見る光景です。

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山アジサイは終わり、夏椿が盛りです。


組み立て完了。

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漆は室に入れなくても、梅雨ですので急速に乾きます。

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慎重に組み立ての段取りを検討します。

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プレス機がなくては一人では出来ません。

まだ慣れないものの、極めて便利な機械です。

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なんとかここまで。

板厚は薄いのですが流石に重いです。それで傷付いたり、多少の問題点はありますが、まずは成功。

裏板、引き出し、扉、金具と先は長いけど観念してやるしかない。これが注文仕事だったら大分違うのですが。


津波救命艇

本日はやや暑かったけれど、部屋はまだ快適です。

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海沿いのマンションに設置されていた津波救命艇。

この場所だと天井につかえて浮き上がれなくなりそうやがな。

通行人も乗船していいのかな?

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高知銀行のロゴが入っていますが、理由は不明です。

今、ググってみたら社宅に2艇設置したそう。

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勝手にハッチを開けられました。

これを大枚かけて購入し、いざ避難しようと思ったら隣の家族がうつむいて座っていたら、「出ていけ!」と言えるだろうか?


子育て

気温は低く、比較的過ごし易いです。

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漁港の公衆便所に燕が巣を作っていました。

手を伸ばしてもジッとして、気配を消しています。

親が戻ると豹変します。

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猫がジャンプしたら届く高さです。

最近は猫よりもカラスにやられることが多いと聞きます。


アンコウ鍋

宴会が3日続いたので流石に今日は疲れていました。

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昨夜のネタは入野漁港で仕入れたアンコウ。1,5キロで1300円。安。

会長が言うには「俺は夏場のアンコウが美味いと思う。冬は高いし。」

湯引きして下処理をする。

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4人様用にセッティングした。

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前菜の「傘貝のガーリック・バター炒め」は撮影した時には終了間近でした。

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アンコウ鍋も撮影のタイミングを外す。

浮いているのはアクではなく、肝をすりつぶしたもの。

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好評でしたが、妙な味でもあった。

今朝、気が付いたのですが、どうやら「みりん」と「酢」を間違えて入れたようだ。

これはリベンジやね。

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宴の後。

裁ち板の横に手炙り火鉢を置いて、幅を延長しています。


気候は快適でした。

土曜の午後3時に入野松原に到着。

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なんとか、波乗りは出来た。

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Mちん、5時から入るも満潮で波はここからブレイクしない。

一本も乗らずに降参。

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久々のキャンプ。毎週か。

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おぼろ月夜を撮影するために、マニュアルモードにしましたが、オートに戻すのを忘れる。

その後の撮影は露出不良。よくやる失敗です。

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夜も更けると、貝は活動を開始。

でも、酔っぱらっているので採集は出来ません。

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今朝は、矢張り満潮なので沖のテトラポッドに陣笠貝を捕りにパドルボードで出掛けました。

本当は錨を用意しないと、ボードが傷だらけになります。

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水中カメラでの撮影。レンズが曇っています。

どんな写真でも撮るなら本気じゃないとダメですね。

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ついでに水中撮影。

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お昼はビールで軽く一杯やって、昼寝して帰ってきました。

得物で今夜も明日も宴会の予定です。


遅いです。

本日は、まだまだ過ごし良い陽気でした。夏のピークが今日ぐらいだったらいいのですが。

子供の頃は、そうだったはず。

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こうなって、

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面取りも済んで、後は裏板を入れる溝を掘ればアウトラインの加工は終了です。

仕事が遅いのは、

1、やる気がない。

2、もう歳だ。

3、野暮用が多い。

と、いろいろ考えられます。

もうそろそろ隠居して、楽な仕事をしてみたい。


ケヤキの製材(後編)

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月曜日、製材を終え、海回りで自宅に帰りました。

ついでに河口をチェック。

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シラタ・白太には虫食いがありました。

そのまま、乾燥場に持ち込んで殺してもらおうかと考えましたが、使い道は決まっているのでシラタを外すことにしました。

「シラタが引く」といって、銘木屋はサッサとシラタを外してしまいます。芯材と辺材では収縮率が違い、反る原因になるようです。

このようにしてブックマッチングの木取りをします。

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一枚の盤からテーブルトップ一枚分と+α取れました。木味が素直な所は九州産のような気がします。

このケヤキはナチュラルにオイル仕上げの方がいいかも。

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端っこも、このままでは持ち上げるのが精一杯ですので分解します。

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噛みこんでいた石は結構デカかった。

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こんなにコンパクトになりました。

鋸代は3ミリです。2枚で8回通していますから、鋸屑になった分だけで24ミリです。ムラ取りを含めると4センチは失われました。

シラタを除けば、残った材は2/3程。それでも今回は大変効率が良い方です。

この後、倉庫に入れて様子を見ます。使えるのはまだ先。テーブルが売れるのはずっと先。

それまで、持ちこたえられるかはお客様次第です。因果な商売ですね。